工房 北極星

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2015.04.28
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カテゴリ: ニュース
1月31日、フランスの経済学者トマ・ピケティ氏は、東京大学の本郷キャンパスで、主に東大生を対象に講演しました。
 授業後、学生からの質問は英語に限定。学生たちは見事に英語で質問します。
 ピケティ氏は、公園の中で、所得格差は教育格差につながり、裕福な家庭の子は、君たちのように質の高い教育を受けることができ、それがまた格差を固定化すると話していました。
 これを受けて、学生の質問は、「質の高い教育を受けられる僕たちのようなものは、何をすべきなのでしょうか」というものでした。これには会場が沸きました。
 ピケティ氏は、「親は選べないからね」と受け、「金持ちの家に生まれたことを卑下する必要はない」と答えました。これには会場が苦笑します。
 その上でピケティ氏は、「君たちは高いレベルの教育を受けることができたのだから、それを社会のために役立てることを考えてください。」と呼びかけました。
 質の高い教育を、自分のために役立てるのでなく、社会のために役立てる。これこそ、本当の意味でのエリートの姿勢なのだということを、ピケティ氏は訴えたのです。

 日本経済新聞2015.3.2 池上彰著





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最終更新日  2015.04.28 15:17:42
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