工房 北極星

工房 北極星

2015.10.22
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カテゴリ: ニュース
発端は住人の一人がマンションの西棟と中央棟を結ぶ渡り廊下の手すりが約2センチ、西棟側が沈んでいることを三井不動産レジデンシャルに問い合わせたことからでした。1212.jpg
約2cm下がった渡り廊下の手すり(写真は横浜建築局が公表したもの)

普通に生活して、毎日の生活で「傾き」を意識しませんし、日々の生活で手すりに注目しますか?
この変化は、『下がってるよ』と言われて、写真のように垂直なモノを当ててはじめて分かるような異変です。この住民の方が『下がってる』ことに、気付き、声に出さなければこの問題が明らかになるのはさらに数年遅れたはずです。
マンションの完成は2007年ですから約7年で2センチ沈んだ訳です。この方が声を上げたのが2014年11月です。『東日本大震災が原因デス』なんて言って逃げようとする三井不動産レジデンシャルを追及し続け、ここまで漕ぎ付けるのに約1年を要しています。

瑕疵担保責任の有効期間は完成引渡しから10年、瑕疵に気付いてから1年です。
•あと少し遅ければ三井サイドに逃げ切られていた‥。
•信用の為に補償するとしても、その補償は今のものよりも薄い‥。

この功績は大きいです。なぜ、この微細な異変に気付けたか?


1、共用部分に対する関心
2、行き届いた清掃と整理整頓

まず共用部分に関心が高くなければ気付かないでしょう。ドアの内側の専有部分だけが自分のモノという意識では絶対にそこに気付けません。「なんか変だな…気のせいか?」で、オシマイです。
共用部分の廊下にゴミが落ちていても拾わず、またいで歩くような人もこの異変には気付かないでしょう。

また、共用部分の廊下に自転車やベビーカーを置いたり私物の物置きにしているようなマンションでは見た感じが雑然としてますから、こういった違和感はカモフラージュされてしまいます。











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最終更新日  2015.10.22 14:00:04コメント(0) | コメントを書く
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