PR
Calendar
Comments
Keyword Search
寒い朝が続いてますね。
布団から出るのがほんまにつらい季節です。
起きてすぐにストーブをつけると、
部屋がじんわり暖まっていくあの瞬間が好きなんです。
そんな小さな幸せを感じつつ、
いつものように通勤の準備をして家を出ました。
駅へ向かう道で、
街路樹の葉がすっかり落ちて、
枝だけが冬の空を背にして揺れているのを見ると、
いよいよ冬本番なんやなぁと思います。
今年は暖冬の影響もあってか、
まだ霜が降りるような冷え込みはないけど、
冬特有のひんやりした空気が肌に心地よく感じられる朝でした。
会社に着くと、やっぱり年末らしい忙しさ。
上司や同僚の声がオフィス中を飛び交っていて、
なんやかんやで活気があります。
今日は締め切りが迫った資料作成に追われて、
デスクの前からほとんど動けませんでした。
昼休みも、軽くランチを済ませてすぐに戻ることに。
そんなバタバタな日常やけど、
ちらっとカレンダーを見て「もうすぐクリスマスやな」と思うと、
心の中にほんの少しだけ温かい期待感が生まれるから不思議です。
ふとした瞬間、
去年の冬の記憶がよみがえることがあります。
あのときの温もりが、
今も心の中にほんのり残ってる気がして。
それを思い出しては、
なんとも言えん気持ちになります。
多分、誰にもわからん私だけの秘密やけど、
そんな思い出があるからこそ、
日常の中に小さな幸せを見つけられるのかもしれません。
仕事を終えて外に出ると、
街のイルミネーションが一段と華やかで、
寒い空気の中に温かみを感じます。
人通りの多い商店街や、
駅前の光の装飾を見ると、
冬のこの時期ならではのワクワク感が湧いてきます。
でもその一方で、
胸の奥が少しだけきゅっとするのはなんでやろうな…。
きっと、
冬の空気がいろんな感情を呼び起こすからなんやろうと思います。
帰り道、また普段とは違う道を選んでみました。
並木道に施されたイルミネーションの光が、
幻想的で、
まるで別世界に迷い込んだみたいでした。
一人で歩きながら、
心の中に浮かぶ誰かの顔を思い描くと、
なんとも言えん感覚が胸に広がります。
家に帰ってから、紅茶を淹れました。
お気に入りのマグカップを手に持つと、
その温もりがじわっと心まで染み渡る気がします。
年末の忙しさの中で、
自分を見失いそうになるときもありますが、
こうして一日を振り返る時間が私には大切です。
冬の夜長、
皆さんもどうか暖かくして、ほっとするひとときをお過ごしくださいね。
冷たい風と、あたたかいぬくもり 2024.12.18
冬空に思うこと 2024.12.17
冬の日差しと静かな思い 2024.12.16