都会の風に揺れる想い

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2024.12.09
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テーマ: 師走(28)
カテゴリ: 日記



どこか慌ただしさと温かさが混じる季節ですね。
朝の通勤時、駅に向かう途中で見かけた街路樹のイルミネーションが、
まだ消されずにひっそり輝いてるのを見て、
少しだけ立ち止まってしまいました。
冷たい風に吹かれながらも、
その光の中にどこかぬくもりを感じてしまうんです。
不思議なもんやなぁ、と思いながら、
カフェのショーウィンドウ越しにコーヒーを買って手を温めつつ、
いつもの電車に乗りました。

仕事場では今日も忙しく、
年末が近いせいか周りもそわそわした雰囲気。
締め切りに追われたり、
忘年会の予定を調整したりと、どこか慌ただしいけど、
それでもふと机の上に置いたスマホの通知に心がほころぶ瞬間があって。
「なんやろ、この感じ」と自分で自分にツッコミを入れたくなるような気持ちでした。

お昼休み、同僚たちと会社近くのレストランへ行きました。
窓際の席に座ると、外の通りを歩く人々のコート姿が目に入ります。
その中に紛れる「いつかの景色」と少し重ねてしまう自分がいて、
ほんの一瞬、心がざわつきました。
自分でも驚くほど、
この季節になると記憶の引き出しが開きやすいんやなぁって思います。

退社後、急ぎ足で帰るつもりやったけど、
なんとなくいつもとは違う道を選んでしまいました。
並木道のイルミネーションが綺麗で、
ついその光の下を歩きたくなったんです。
歩いていると、冷たい風が頬に触れるたびに、
頭の中がクリアになっていくような感覚がありました。
忙しさでバタバタしてる日常の中でも、
こういう一瞬があるだけで、なんやかんや救われる気がします。

帰り道、ふと去年の今頃を思い出しました。
同じように寒い夜、特別な誰かと過ごした時間が、
いまだに心のどこかで灯り続けているような気がして。
そんな風に感じるのは、
自分でも少しおかしいと思うんやけど、
なんやろね、冬のせいなんかな。

家に帰って、温めておいたスープをすすりながら、
今日のことをぼんやり振り返ります。
「まぁ、忙しいけど充実してたかな」と思いつつも、
心の奥でほんのり温かい何かが残っているのを感じました。
それはきっと、冬の街の光のせいかもしれへんし、
もしかしたら…。

12月も残り少なくなってきましたね。
これからさらに寒くなりますが、
どうか皆さんもぬくもりを見つけながら、
この季節を楽しんでくださいね。







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Last updated  2024.12.09 19:22:23
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