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2023.06.07
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テーマ: 読書(8290)

書名



名探偵の生まれる夜 大正謎百景 [ 青柳 碧人 ]

目次


カリーの香る探偵譚
野口英世の娘
名作の生まれる夜
都の西北、別れの歌
夫婦たちの新世界
渋谷駅の共犯者
遠野はまだ朝もやの中


引用





感想


2023年122冊目
★★★

2021.07.10  むかしむかしあるところに、死体がありました。 [ 青柳碧人 ]
2022.05.04  むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 [ 青柳碧人 ]
2023.03.31  赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。 [ 青柳碧人 ]

の青柳さんの本。
これまでのシリーズではないので、この本単体で読める。
大正時代の、著名人×著名人のかけ合わせによるミステリ短編集。

芥川龍之介、宮沢賢治、与謝野晶子、柳田国男、松下幸之助、松井須磨子、島村抱月、野口英世…
錚々たるメンバーが登場して、「あ、この人…」と思うのも楽しい。
著名人と著名人が出会っていたら?というクロスオーバーの面白さがある。

私は「夫婦たちの新世界」で与謝野晶子と与謝野鉄幹夫婦が登場し、松下幸之助と妻・むめのの話と、伝説のスリとハチ公の「渋谷駅の共犯者」が良かった。

改めて調べると、大正時代って、大正元年〜大正15年(1912年〜1926年)のたった15年しかなかったんだなあ。

綺羅星のような人の活躍の数々。

この小説を読んでいて、「じゃあ今の時代を舞台にしたら」と考えた。
令和…はさすがにまだ短いから、平成として。
さてこれほどの魅力的な話の主人公になり得る存在が、数多いるだろうか。


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最終更新日  2023.06.07 00:00:12
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