臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2013年07月11日

★東京の不動産会社が市場価格を無視した金額で競売物件を落札している。いくら活況でもそれは無謀です。★

カテゴリ：競売の達人

中古住宅市場、活況呈す　マンションは10カ月連続成約増となっている。（住宅新報の記事から）
不動産流通現場は熱い。その余波は競売市場にも及んでいる。

2ケタ台の増加率が5カ月続いている状況だ。平均成約価格は2574万円で、前月と比べてほぼ横ばいとなっている(0.1%上昇)。

中古戸建ての成約件数は、前年を6.0%上回る1119件。6カ月連続の前年比増となった。平均成約価格は、前月を3.6%上回る2908万円。2カ月ぶりに上昇した。

不動産取引が活況を呈している。不動産会社の業績は軒並み上昇カーブを描いています。
それに味を占めたのか東京の不動産会社が、横須賀の不動産を仕入れようと競売に入札をして数件落札していました。
問題は、購入価格が市場で流通されている価格よりも高い。つまり相場も売れ行き帯も慎重に検討した上での入札とは考えられない金額でした。

売れ筋金額の相場を知る地元の不動産会社は、その入札金額を聞いてびっくり。　一様に驚いて見ていました。
高値で購入した東京の不動産会社は、現在流通市場がいくら加熱していようとも再販するときに大変な苦労をする事が見え見えです。

儲けようとして購入した物件が、売れなくて損をしないことを祈るばかりです。
バブルが来ると計画性がない、危うい会社がどんどん現れて来るものです。
そんな会社は知らぬ間に消えて無くなってしまいますが・・・・・・。

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