臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2015年02月05日

★金で魂を売る？　朝鮮総連ビル問題を考える★

カテゴリ：競売の達人

朝鮮総連ビルを競落した会社が、当初の趣旨とは違い、簡単に朝鮮総連の意向に沿う形で転売を行ってしまった。
「金で魂を売るような行為」と嫌悪感を持つ日本人は多いことだろう。しかし違法ではないところに問題がある。

しかし当初は「朝鮮総連には売ることも、貸すこともしない。いまのビルから出て貰う」と豪語していたのに、購入金額の倍という買い取り金額を提示され、いとも簡単に話とは全く違う方向で転売し決着してしまった事に唖然とする。

日本人が持つ北朝鮮への悪感情は、拉致被害者の無念を思えば許すことが出来ない気持ちが先に立つ。
そんな北朝鮮の人間が使用するために便宜を図るのは、日本人としてやりきれないのだ。

２２億円が４４億円という金額で、短期に売却出来た事はマスコミで周知の事実になってしまった。
「不動産業とは、簡単に儲かる商売」と考える国民も多いに違いない。

朝鮮総連ビルの騒動はいったい何だったのか？
マスコミを賑わし、朝鮮総連を追い出す期待を日本中に持たせて、簡単に萎んでしまった。
これで不動産業界のイメージはどう変わるのか心配です。

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