臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2015年08月17日

★最近の競売市場は惚れ込む物件が無くなっている★

カテゴリ：競売の達人

どこの裁判所でも出てくる事件物は市場人気が薄い不動産ばかりだからだ。

競売物件を安く購入してリフォームを施し、市場人気を高めて再販する業者は玉不足に泣いている。
国としては大変喜ばしい限りですが、不動産業者にとっては死活問題の会社もある。

一昔前までは競売物件と言うだけで「縁起が悪い」と敬遠された物ですが、最近は価格の安さが優先して良質の物件は右から左と早く売れる。

だから競売専門業者は仕入れを競争入札で必死に行うのですが、右から左と売れる物件は競売市場に出てくる前に高値で市場で売れてしまう。（任意売却）

そこで特定の裁判所だけでは仕入れが出来ないので、県外まで手を伸ばして入札に参加している。
開札日になると、いつも同じ顔ぶれで顔見知りになったライバル不動産業者同士が挨拶を交わしています。

「先月は何本落札できました？」

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