臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

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2017年08月10日
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カテゴリ: 中古マンション
中古マンションを激安で購入し、フルリフォ-ムをして再販する不動産会社が増えています。
その結果競争激化で買い取り金額も高値になり、思惑通りに高値で再販できないマンションも増えている。



しかし分譲業となれば利益率が高い反面売れ残りリスクや赤字販売に陥るリスクはとても大きい。

建売住宅を行とする会社や土地の開発会社、競売を購入して再販する会社に、最近では中古マンションを購入してリフォ-ムをし、それを再販するリノベ-ション会社はいずれも分譲業として分類されます。

不動産は物件を一度買い取ると、登録免許税や取得税の税金がかかってきます。
それに工事費を原価計算して利益を上乗せする。
ほとんど売値は相場があるので上限は決まってしまいます。

ゆえに分譲会社は、希望する利益を出したければ仕入れ価格を安くするか、経費を削減しなければならない。コストをすべて価格に転嫁すると売れ残るからだ。

分譲業で破綻する会社が多いのは、原価計算と売れる金額がしっかり補足できていない会社に多い。

1年前に中古マンションを売りに見えたお客様に、弊社が出した上限金額は1850万円だった。

それをあろう事か2450万円で購入した県外の不動産会社は、今もって売れないまま塩漬けになっています。

綺麗にリフォ-ムされた物件も、本来の売値では2150万円程度。
それを3150万円でうりだしているが、反響は当然の事ながら1本もないらしい。

買い取り失敗の例ですが、この物件で大きい損失が出るはずです。


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最終更新日  2017年08月10日 12時49分45秒
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