臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2018年05月30日

★夢がない若者に成功体験は無駄？★

カテゴリ：資産家への道

最近の若者は欲もなければ夢もない。将来何になりたいのか展望も描かない。
そんな若者にビジネスで成功した人の体験談を聞かせる機会を与えても、ピンと来ないから悲しい。

ある経営者セミナ－で、銀行の役員の方から、近頃の若者気質についてお話を聞く機会がありました。

少子化で親から可愛がられて育ったせいか、人に叱られる体験がないために、会社でミスをして叱られるとそのショックが意外と大きく後を引く。

一流大学を卒業する段階でも将来何になりたいのか、自分の進路が定まっていない学生が多い。

会社に入ってきても、末は役員か社長の座を狙うという野望はまったくない。
平々凡々とした流れに沿って、公務員試験を受けたり、テレビやラジオで耳にする企業に集中して新卒者が集まるのはそんな関係もある。

入社してからの教育では、功成り遂げた経営者の生い立ちから起業、成功体験談を聞かせても、雲の上の話と聞き流して感動しない。

「こんな夢も希望もない若者が多い日本は、将来はどうなることだろうか？」
とても真剣に憂いていました。
金融機関の取引先が後継者不足で廃業する原因の一つに、「サラリ－マン社員が多くて、仕事を覚えプロフェッショナルになろうとする意欲が無く、悪い営業成績を気にすることもなく、ただ１日を時間が過ぎるのを待つ社員が多いことだ。経営者に座る能力にかけている社員ばかりが多い」と嘆いていました。

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