臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2021年09月18日

バブル期に億ションだったマンションが現在は８００万円を切っています

カテゴリ：リゾート

バブル期に１億円～３億円という金額で売買されていたリゾ－トマンションが、現在はわずか７８０万円で売りに出されている例がある．

いまもって玄関は立派、温泉大浴場は専門のホテル会社も真似できないほどの広さで、豪華仕様だ．プ－ルにサウナの設備もある．
占有スペ－スである個人の部屋もたっぷり３０坪平均と広いし、見晴らしもいい．

所が一般の人になかなか買えない理由がある．
管理費、修繕積立金、ガスに水道に電気というインフラ費用を入れると１ヶ月合計で８万円を超える費用がかかるからだ．

一般のサラリ－マンでは購入しても長期保有する事は負担が大きい．

リゾ－トマンションはお金持ちが住む高級マンションと、一貫の方が居住用に購入されるリゾ－トマンションとに分かれます．

メンバ－も年に数回しか利用しない豪華なリゾ－トマンションは、ほとんど持ち主は法人で購入します．
何故なら、管理費も修繕積立金も、すべて福利厚生費で落とせるため節税対策として購入されるのだ．

それに対して一般のマンションの管理費は、管理費が高くてはサラリ－マンが購入できないためリゾ－トマンションと銘打っても２５．０００円から３０．０００円以下の管理費が人気と言われています．

リゾ－トマンションはその名の通り、ホテルのような豪華温泉大浴場があって、避暑地または海に近いロケ－ションの良い場所に建っている．

バブル期にはそんなリゾ－トマンションがどんどん売れていたのですが、バブル崩壊と共にリゾ－トマンションを持ちきれなくなった所有者が次々に処分売りに出しました．

それでも湯沢に代表されるように、都心から遠くて生活の利便性が悪いところは、なかなか売れずにマンションの価格だけがどんどん下がっていきました．

売り値がたった１０万円以下に下落してくると、首都圏でアパ－トやマンションを借りるより安いとばかりに、買い手が現れ売れていきました．

しかし、高齢者で定職が無く年金暮らしの方が多く住むようになると管理費の未納が発生し、管理組合はまともな修繕も出来なくなったリ、足腰が悪い入居者が増えて老人ホ－ムのようになり、汚くなったお風呂に嫌気がさし、若い健常者は次々にマンションを離れていきます．

一方、修繕積立金が月額８万円でも苦も無く支払える高給リゾ－トマンションは、いまでも管理や修繕がこまめに行われているので綺麗です．
お金持ちの買い手が直ぐつく現象が出ています．

同じリゾ－トマンションでも管理費の高いマンションは利用頻度も少ないためいつも綺麗．
無職で高齢者が多く住むリゾ－トマンションはどんどん人気が無くなっている．

快適なリゾ－トマンションを求めるなら管理費が高くても、高所得者が多いメンバ－のマンションを買うといいでしょう．

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