臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2024年02月03日

危うい金融機関の不動産傾注融資。不動産会社も投資家も不安再燃

カテゴリ：不動産コンサルティング

　日本がバブル崩壊により長い間不動産の値下がりと、不良債権化した不動産関連融資の処理に苦しんだ金融機関の姿をハッキリ覚えている事だろう。。
いまバブル崩壊当時と同じような歩みが日本、ヨーロッパ、アメリカに忍び寄っている危険性があるのだ。
特に日本の金融機関は不動産会社や個人の不動産投資家に集中して融資を膨らませて、バブルが崩壊すればその影響は計り知れない。

日本の不動産バブルが崩壊した時に、金融機関も保険会社も軒並み経営危機に襲われ苦しみました。
特に不動産融資では新興のマンション会社、個人投資家、街の不動産会社にどんどん融資したツケがまわり、回収できない貸付金で金融機関は大きな痛手を被りました。

いま、当時と変わらない構図が金融機関に対して浮かび上がり、不安が再燃する予兆が出ています。
手持ち資金が無いのにアパ－トやワンル－ム、ビルを購入する投資家にどんどん貸付を増やしている。過剰融資の再燃。

賃貸マンションや分譲マンションの建築会社、建売住宅専業会社にも土地の仕入れの資金をどんどん融資を膨らませて、不動産価格が下げだせば返済が出来なくなり、不良債権を抱えてl金融機関も共倒れのリスクが顕在化している。
不動産に対するロ－ンはどこかで融資枠を絞らないと危ないだろう。

あおぞら銀行が模範（？）を示してくれました。

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