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延原時行歌集「命輝く」
(第768回)
「復活の家出発進行ー感謝無限の旅一歩一歩」(164-6)
しあわせ印の歌、復活二面の歌、昨夜推敲の歌、昨日仕込みの歌、御名の歌、誤訳恐ろしの歌、訪問リハビリの歌、在す方の歌、燃ゆる仕事の歌、営々苦心の歌、彫琢の歌、祝福の歌、昨日安楽の歌
(2013年11月1-8日)
11月7日
昨日安楽の歌二首
日ノ本の床屋我には医院ぞや談クラクフの内船を漕ぐ
(備考:JR新発田駅前の理髪店まるいで一か月振りに寛げり。心身に佳し。この前はポーランドの聖都クラクフに、第九回国際ホワイトヘッド学会出席のため赴ける後なりき)
昼餉終へ妻めずらしくここにいるとぞ意思表示安卓の態
11月8日
新著良寛の歌二首
燃ゆるもの内に促すありてこそ良寛新著たちまちに出ず
(備考:『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』かくて脱稿)
嬉やも考古堂さん出したしと有難き文ありし今日こそ
ホ氏一節の歌二首
恩師カブホ氏の一節読む我の機微ぞ認めし常になきとぞ
(備考:ホ氏主著『過程と実在』末尾に重要なる宇宙創造四相論有り、有名なり。殊に第二相:the temporal phase of physical originationに我目を留め、これ滝沢哲学に言う「即自存在の原事実」と酷似せること気付きたり。そこで、Concerning the second creative phase of the universeなる英文通信出したるところ、カブ先生より返書有り:No one is more observant than you of often neglected passages andideas. Congratulations! John)
ホ氏の言ふ物的創始時間相我恩師見し原事実とす
(備考:我が気付き元にして哲学論文一本書くこと面白しと只今感ずるなり)

上の歌にある延原先生の著作『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』は、いま最終校正の段階にあって、今朝の先生からいただいたメール便では、推敲済みの晴朗明晰な、素晴らしい「あとがき」が添付されていました。
延原先生の場合、若き日より次々と著作が産まれていますが、新著が完成するたびに「これが延原さんの代表作となるな」と思わせてきました。
よくもまあ、毎日毎日、歌にも詠われているように、省察・論述をかさねられて、次々とこうして、「新しいものが産まれてくるものだ」と、驚くばかりです。新しく彫琢された言葉が光っています。
新著は、間もなく考古堂さんより登場します。本書は、前著より100ページほど増えるそうで、まさしく彼の代表作となること間違いなし!です。
さて、正月の小さな旅「隠岐の島」の五回目は、漫画家「水木しげる」のふるさと「境港」の人気スポット「水木ロード」です。一時間余り、ここでぶらりぶらり散策いたしました。
冒頭の写真は、フェリーの乗船場でJR境港駅でもある大きな水木プロの作品と正月三日の「水木ロード」(商店街)です。
本名「武良茂」が戦後、神戸の「水木通」にあった「水木荘」にいたとき名付けた筆名が、この「水木しげる」ですね。ーーこの「水木通」はわたしたちのすぐご近所で、神戸新開地も近い場所ですーー
水木夫人の作品『ゲゲゲの女房』(連続テレビ放送にもなりました)には、多くの写真が収められていますが、その巻末には、水木しげるが、帽子をよこちょにかぶり、ご夫妻で「隠岐にて」撮られたものがありました。
『ゲゲゲの女房』は水木夫人の作品ですが、ほぼ同時出版の『ゲゲゲの人生ーーわが道を行く』という水木しげるの小品も、おもしろい読み物ですね。
「水木ロード」ができていま20年程になるそうですが、人の賑わいもあり、ここに足を運ぶごとに水木作品も増えています。
数多く写真に収めましたが、そのうちの数枚を次にUPいたします。









