元・占い師　ルビー

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2018年07月07日

失恋した時

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☆占い師をしていた頃、「彼に振られそうなので、私(ある女性)は自殺をしようかと思っています。」と、思い詰めているお客様がいらっしゃいました。

　まず、自死は、してはいけません。

　失恋の相手が、あなた以外の大勢の人たちから見て魅力がある人だったとしても、そこまで自分を見失ってはいけません。

　また、あなた以外の人にとって、たいして魅力は無い相手、つまり　「蓼(たで)食う虫も好き好き」と思われるくらいの相手だったとしたら、失礼ながら、ますます愚かな話です。

　そんな時こそ、女っぷりを磨いて、自分を振った男性を見返してやってほしいものです。

　人は恋愛で悩んでいる時は、好きな相手以外の人たちを見る余裕はないし、他者の助言にも素直になれないのでしょうね。

　「私には彼しかいない」
　「彼女と交際できない場合、僕はどうやって生きていったらいいのか」
　「好きな相手から愛されないのなら、私は幸せにはなれない。」

と絶望的して、悲しみのどん底に陥（おちい）るようです。

　占い師以外の人は、ご聡明でも予知能力は持っていないので、

「自分の願いが実現したら必ず幸せになれる」と幻想を抱（いだ）き易いです。

　しかし、相手と縁が有れば幸せとは限らないです。苦労が多いかもしれません。

　相手があなたに恋愛感情が無い場合は、「私は片思いだ。」と自分を卑下したり、劣等感を持たないで下さい。

　「相手とは、ご縁が無かった。」と思って下さい。

　「相手も悪くない。私も悪くない。そして、私は魅力が無いわけではない。私には、また新しい出会いがある。」

と無罰型の発想で、相手も自分も責めないで下さい。

　助言してくれた友人や占い師にも、心の中で感謝することです。

　そうすれば、行き止まりだと思っていた所から新しい道が開けます。

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