シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2006年02月09日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
 前回は、アトランティス人の亜人類のルモアハルス人について、特徴をまとめた。今回は、トラヴァトリ人について、神秘学より、簡単に書きたい。

 トラヴァトリ人になると、個人の価値を認めるようになったという。名誉欲が出てきたという。共通の思い出が、共同生活の支えとなり、自分の業績が、人々の記憶の中に生き続けることを望むようになったという。

 そして、人間集団が、業績の共同の記憶に基づいて、特定の人物を指導者として、迎えたという。王者たるにふさわしい評価は、死後に至るまでも保持され、死者への追憶が、共同で体験され、宗教的な敬慕、祖先崇拝が、各種族の内部に生じたという。

 ルモアハルス人の場合は、過去の業績は忘れられ、その都度ごとに、実績を示さねば、認められなかったが、トラヴァトリ人の場合は、過去の業績、経歴も、評価されるようになったという。

 そうして、記憶力はどんどん強化促進されていったという。レムリア人の場合、記憶力は皆無であったのが、ルモアハルス人が、記憶から、言葉、言語をつくり、このように、トラヴァトリ人が、共同の記憶から、王者を選び出し、祖先崇拝の宗教化をはかることで、記憶力が促進され強化され、共同社会を結束させていったという。

 この種の社会的共同生活は、アトランティス人第3亜人類のトルテケン人により、完成されたという。トルテケン人によって、血のつながりが濃くなり、国家という共同社会が、誕生したという。そして、この共同社会の支配、統治は、代々親から子へと世襲制により受け継がれたという。

 世襲と同時に、業績等の共同の記憶も伝承というかたちで受け継がれたという。同族の人間はけっして祖先の功績を忘れてはならなかった。祖先の功績は子々孫々の代まで語り継がれたという。

 この点で重要なのは、実際に親の天分を、子孫に伝授できたということであるという。父の能力がそのまま子に伝わったという。その教育の仕方は、理解力を促すというよりは、本能的な天分を高めるというやり方だったという。このような事情で、個人的な経験が、トルテケン人には、益々重要になったという。

 このような個人的な経験は、当時の霊的進化の法則を、神々との交信から得ていた秘儀参入者からも支持され、しばしば共同社会の支配者である国王や指導者にも、秘儀が、修行の元に、伝授されたという。



 記憶力の発達は、個人の強大な権力を可能にし、その権力を、利用して、勢力をふるおうとしたからである。

 そして、権力が大きくなればなるほど、その権力を自分個人の利益のために利用しようとするものが現れ、名誉欲がむき出しの利己心に変わり、権力の濫用がはじまったという。

 その恐ろしい自然破壊力は、次の第4亜人類の原トゥラニア人に現れたという。この原トゥラニア人は、生命力の支配に熟達すると、自分たちの利己的欲望や願望を満足させるために、この力を勝手きままに濫用し、その結果この力の働きが相互に相手を妨害し、破壊するようになったという。

 このような破壊的な作用を防ぐために、人間の魂のより高次の力を育成することが要請され、思考力が生まれたという。

 論理的な思考が、利己的な願望を押える働きをするのであるという。

 そのような論理的思考は、次の亜人類の原セム人からはじまったという。

 原セム人からの話は、また次回に譲る。 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年02月09日 19時54分32秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: