シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2006年03月22日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 我々のポストアトランティス時代と呼ばれる第5の時代の、7つの文化期が、7つの教区であり、7つの手紙で表されていることが、黙示録の筆者に意図されているところのものであることを、前回までに書いてきた。

 人間は、この7つの魂の教区、文化期によって、魂を磨くことを通して、再び、無くしてしまった霊性、精神生活を取り戻さなければならないという。

 我々が霊感を与える者(黙示録の筆者)の言葉に、耳を傾け、7つの星と神の7つの霊の意味するものを理解し、霊的な認識を未来にもたらさねばならないことを理解し、現代において、精神生活へと浮上する意志を確固のものにすることが肝要であるという。

 黙示録で述べられている7つの手紙の時代の後に、7つの封印の時代がやってくるとされる。7つの封印の時代は、もはや、人間が物質的肉体をもたず、地球も、もはや物質世界ではなく、2つに分離し、アストラル体と呼ばれる。いわば非物質性の精神世界になるといわれている。現在の月のように、地球は、進化の遅れた物質性の衛星を切り離すという。それはちょうど、かってのレムリア時代の月分離と同じような、しかし全く同じではない事象の繰り返しであるという。

 7つの封印の意味を理解するには、過去を知らねばならないといわれる。我々のポストアトランティス時代に先行する、アトランティス時代があって、我々の時代があり、そして、7つの封印で表される、第6の時代があるからだといわれる。

 アトランティス時代の住民の大部分は、未熟で、進化することができず。我々のポストアトランティス時代へと移行することはできなかったという。今日のアイルランドの近くに住んでいた少数の人々が、アトランティスの最高の文化へと進化し、東に移動していったという。アトランティスの諸民族は、つぎからつぎへと、西から東へと、移動したという。北ヨーロッパののちの諸民族は、全てこの道を通って、西から東へと移動したという。

 最も進化し、最高の文化をもたらした者たちだけが、人類の偉大な導師(ノア;別名マヌ)の指導下にあったという。中央アジアに、ごく少数の選ばれた人々の種族が定住し、そこから、古インド文化期、古ペルシャ文化期へと展開し発展していったという。

 前にも書いたように、アトランティス時代には、7つの根幹人類がいたとされる。ここでいう人種である。このうちの第5根幹人類にあたる古アーリア人のみが、ポストアトランティスの先進的な文化を形成していったとされる。

 アトランティスの人種問題に拘ると、大部分の人種が未熟で、能力を発達できずに終わり、少数の集団のみが、次の時代の文化の萌芽を、引き渡すことができたというのは、いかにも、過酷な話ではないかと思われるだろう。



 魂は個々の人種を超えていくからである。

 だから、今日、文明国に受肉していた魂も、アトランティス大陸に受肉していたとされるわけなのである。

 アトランティス大陸で、少数の魂がみずからにふさわしい方法で進化し、それらの魂は、アトランティス人の体のなかにとどまることなく、魂が進化したので、より進化した体のなかに受肉することができるようになったという。

 自分から結びつくのでなければ、いかなる魂も、進化から遅れた体には受肉しないという。

 魂は、自らのなかに、より高次の自我を求めて、より進化するに足る体に受肉するのだという。

 しかし、物質から抜け出ようとしない人種のなかに下った魂は、みずからの重さ(執着心)により、その人種のなかにとどまり、繰り返して、二度、場合によっては三度、同じ人種のなかに受肉することもあるという。

 偉大な精神的救済者である導師に従わなければ、人類の目的を示す地球の使命を果たせないという。これらの偉大な精神的指導者に、耳を傾けずに、拒否していると、同じ人種にとどまり、その人種のなかにとどまる運命にあるという。

 例えば、キリスト=イエスを拒否した当時のユダヤ人は、そのために、いつも同じ人種のなかに、転生し受肉するという。これがアハスエルスの伝説といわれる「永遠のユダヤ人」の意味であるという。

 だから、いつもある民族に固執した思想をもつ、民族主義者は、永遠に罪深き、進化から遅れた魂を意味するのである。だから、「汝の敵を愛し、汝の隣人を愛せること」ができない魂は、いまだ進化から遅れたものの余韻を内面にもつといえるのである。つまり、進化から閉じた、自ら閉ざした魂で、だからこそ、ある民族に固執した存在であるといえる。

 数学の時間が終わり、社会の時間なのにも関わらず、いまだ数学をやろうとしている愚かな行為といわざるをえないだろう。地球の時間割に沿って、満遍なく学ぶことが大切なのであろう。

 つまり、人種に拘ることなく、どの人種であっても、そのなかの人間的本質を見い出しえることが重要であるということに気がつくだろう。愛の表現形態が異なってはいても、人間としての、それを表出する、愛の本質は変わらないものであるように。






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Last updated  2006年03月22日 20時12分37秒
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