シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2006年06月07日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 昨今、自然環境がどこかおかしいと思うことが多い。また、動物による略奪事件が多いのに気がつかされるだろう。勿論、自然破壊により動物の生態系が変わることも大きな原因だが、神秘学によれば、動物は、人間の心(魂)をみているといわれているので、人心の荒みが、動物に何かを与えているその要因と考えることができる。

 よく家畜が、飼い主に似てくるといわれるが、これは、飼い主の心を、動物が読み取ることを、意味している諺だと思う。動物には、人間の言葉による嘘をつくことができないのである。動物は、人間の魂を読み取るからである。

 前回、蜂がつくる蜜のなかに、クリスタルの六角形の結晶化を起こす力があることを書いたが、蜂は、実際、人間の魂を、この六角形の結晶化の力を通して読み取ることができるという。蜂は血液のなかの六角形を結晶化する力を感じるという。

 だから、人間が、ストレスや怒りを、溜め込んでいると、それが血液を熱くし、皮膚表面に近くさせ、蜂は、人間が血液から、(蜂が持つ)六角形の結晶化の力を、蜂から奪い取ろうとしていると解釈し、蜂はその防衛反応から、刺すという。

 だから、人間がストレスや怒りを溜め込んでいる状況で、蜂に出会うと、蜂は人間を刺す傾向にあるといえる。

 このように、蜂が、自らの六角形の結晶化を起こす力で、人間を認識しているように、一般的に、動物は自らもつ、その習性に応じて、対象と捉えているといえるだろう。これは、人間にもいえ、人間は言葉を話し、論理思考を構築するので、論理的に人間を認識することができるといえる。人間は、言葉という抽象的認識ツールを開発したので、実際に体験を得ずに、物事を捉えることができるが、その分、実際のものを直接認識しているのではなしに、言語が複雑多岐になるにつれ、虚構の世界を構築している度合が高くなっていっているといえるだろう。

 言葉とは、聖書でいうバベルの塔なのである。共通体験が、論理認識の基に、個々特有の体験へと崩壊していっているといえる。

 人間が、従来の自然からの直接の体験から、人間独自の言語認識環境に置き換わっていくにつれて、人間の認識世界のなかに、生活するようになっていくといえる。この人工的な論理世界に生活するにつれて、人間は、自然から閉じた、間接的な社会体系に閉鎖して、人工的社会の奴隷のようになっていくだろう。それが、現代に現れている格差社会なのである。一部の都市社会だけに、都合のよい快適で閉鎖的な社会。そこでは、数字や統計からなるデータだけ信仰の対象とされ、人間がつくりあげた科学が信頼され、その信頼の基に、快適に論理的に支配され、手段が目的化し、手段だけをより洗練化し、お互いが閉鎖的に闘争競争社会をつくりあげていく。慢性的ストレス社会の誕生といえるだろう。

 人間は、自らつくりあげた認識の基に、その認識のみを信仰することから支配されるのである。これを偶像崇拝といい。人間の獣化という。



 人間は万物霊長類なのであるから、動物たちの霊(魂)の模範となるべきなのである。





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Last updated  2006年06月07日 23時22分45秒
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