シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年01月04日
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カテゴリ: トークドラマ
 戦国時代と幕末が好きな私は、割とその映画やドラマをみている方だと勝手に自負している。従って、自称戦国通な私は、戦国ドラマや映画には自然と五月蝿くなってしまう。

 戦国時代ドラマや映画を語る上で、重要なのは、歴史考察と配役だろう。特に、戦国ドラマや映画の質を語る上で重要なのは、脇役の細かい設定である。

 そのような意味で、年始歴史大河ドラマ「明智光秀」は、昨今のNHKの大河よりは、出来が非常によかったと思った。少し、光秀に拘りすぎの美化した面と、何より、家康が登場しない点、秀吉の副官等家臣の役が粗雑な点、光秀-秀吉の有名な天王山の戦いが、あまりに演出されたところが、気に入らなかったが、現代ドラマの観点からすれば仕方がなかったかもしれない。

 気に入った点は、光秀と秀満の関係と、織田家臣団の描き方、特に、隆大介の柴田勝家がよかった。柳葉の秀吉もよく、勿論、光秀の唐沢もよかったが、やはり少し前田利家を思い出し、信長の上川は、更に山内一豊をどうしても思い浮かべてしまう。

 大河の主人公をやると、どうしてもそのイメージがつきまとうのは仕方がないことかもしれない。古くは寅さんの渥美清のように、致命的でさえある。

 しかし、総体的にミスキャストは少なく、伝令や注進の細かい設定等、NHK大河よりは数段出来がよかったと思われた。

 戦国モノの映画やドラマでは、一番の私のお気に入りは、やはり、黒澤の「影武者」である。もし、勝新太郎と黒澤がケンカさえしなければ、勝新太郎の影武者はハマリ役だったように思えて、非常に残念である。

 「影武者」は、武田軍のみならず、徳川軍や織田軍の描き方が些細な点までよく出来ていた。やはり、巨匠の描き方は、なかなか超えられずといったところなのだろうか。巨匠までいかずとも、戦国ドラマとしては秀逸な作品だったように思われる。

 亡き黒澤を超えるような大河戦国映画やドラマがみたい今日此の頃である。「ラストサムライ」のようなただ有名俳優が出た映画の評判がいいというのは、日本人が本来の日本的な仕事場を無くす要因なのかもしれない。





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Last updated  2007年01月04日 23時16分26秒
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成りあがりの中国史  
武侯仁従  さん
信長は覇権の途中で「功臣粛正」を行っている。以上ですな。特に感じるのが「佐久間信盛」軍団長を降ろされて良いだろうが、解任されたら、高野山山中で「徒死」ような待遇は覇権途上では異常ですね。有る意味狂ってますね。

中国の歴代長期王朝・政権の開祖は、ほぼ成りあがり者であります。
がどうも生育環境と大人との関係が穏健か過激を分けるようで。

漢高祖劉邦は「農民・チンピラ」出身で功臣粛正しましたが、「韓信・ホウ越・英布」ら大物外様武将らがメインであった。
明の朱元璋は「農民」でしたが、貧しくて両親・家族を疫病で失い、僧侶で乞食して生き延びた経緯があってそのために「大人」に「不信感」が強い青少年時代を送っていて、それもあって王朝成立・中華統一後に五万人も功臣粛正と殺戮してます。

一方後漢光武帝劉秀は豪族の端っこに居たとはいえ、農民と同様な暮らしをしてました。家族関係は良好で勝気で優秀な兄や愛情深い兄弟に恵まれてました。まあそれもあって「功臣粛正」がほとんどなかった。まあ家臣も劉邦の例もあるので軍権を放棄してますから。
宋太祖趙匡胤は父は長らく「近衛小隊長」クラスを勤めてましたが、弟二人生まれると「経済難」で「武者修行」で放り出されてます。まあ親子関係はよく彼の出世もあって父も近衛将校として出世し、母も聡明で皇帝即位後も助言をしていたとか。功臣の軍権を「名利」と「談合」で回収して功臣粛正も敵国君主も保護され子孫は登用されてます。

成りあがり者も「成育環境」によって「乱暴な統治者」か「守勢も為す仁君」に分かれるようで。

再見! (2007年01月06日 09時39分54秒)

Re:成りあがりの中国史(01/04)  
武侯仁従  さん
おまけ。
毛沢東とかも見ると、どうも「成育歴・環境」もやはり大事と言うか、人間のバランスを見る一つの資料ですね。

ただ少々マニアックな事を書いて少々迷惑かな・・・。と思い手間を掛けさせていたら悪いな・・。と。

再見! (2007年01月06日 14時38分50秒)

Re:成りあがりの中国史(01/04)  
5dolphin  さん
現代孔明こと武侯仁従さま
 流石、中国の歴史にお詳しいですね。中国の場合は、やはり、陸続きに、周囲が敵に囲まれていたところが、海で囲まれている島国日本とは大きな違いだと思います。成り上がりの規模が違いますよね。

 成り上がり方でいうと、秀吉に近いですね。結局、信長は日本国王にはなれなかったのですから、成り上がりというと言い過ぎだったかもしれません。
 とくに秀吉政権も、二代は続かなかったところに、いかにも成り上がりという感が拭えませんね。
 成り上がりというのは、一種、社会の新陳代謝だと思われます。坂本竜馬がいう「洗濯」でしょうね。
 だから、成り上がり者によって、旧政権は、どんどん淘汰されなければ意味がないとはいえます。 (2007年01月06日 14時42分57秒)

Re[1]:成りあがりの中国史(01/04)  
5dolphin  さん
 成り上がりの中国史という1つの政治学ができそうですよね?
 書籍でも書かれてみたら、いかがでしょうか?
 日本の成り上がりとの比較で文化の違いもわかるでしょうし…。 (2007年01月06日 14時44分51秒)

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