シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年03月15日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
 既に述べた意識レベルを発達させるとき、それぞれのレベルにおいて、ある特別な宇宙領域への扉が開かれるという。人間が有する知覚の本性と適切な意識状態を発達させることによって到達することが可能な、様々な領域との関係を概略的に記述してみるのがよいという。これらの領域は実際にはお互いに重なり合っていて、隣接したものとしてしか描くことはできないという。月と水星の領域が、いかに我々自身の領域に浸透しているかに関しては既に記述した。

 死後数年以内の死者と関わりを可能にする意識レベルを、我々が発達させると仮定する。その世界は我々の世界と境を接しているという。

 我々の物質的世界(地球の外側)|死者との関わりを可能にする意識(地球の内側)

 次の意識レベルは、死者が(カマロカにおいて)その地上生活を逆向きに辿った後に入る、生活へと沈潜することを可能にするものであるという。それは、空なる意識と呼ばれるものであるという。しかし、それは物理世界との関係では、より目覚めた意識であるという。

 死者との関わりを可能にする意識(地球の内側)|死者の生活を感じる空の意識(月)

 その次に参入するのは、より広い領域であり、そこでは水星存在、すなわちラファエルの領域に特徴的な事象や出来事と密接な関わりを持つことになるという。特に、人間本性に生来備わっている治癒力が意識されるようになるという。

 死者の生活を感じる空の意識(月)|水星(ラファエル)の領域に特徴的な事象に関わる意識(水星)

 こうして我々は、それぞれの意識状態によって固有の宇宙領域に参入し、その時々において、これらの領域に属する存在たちを知るようになるという。もし、死後間もない人間が置かれる状態を知りたいならば、彼らが住む世界に参入するのに適した意識を発達させる必要があるという。彼らの真の姿は彼らが属する世界においてのみ我々に示されるという。

 もし水星存在を観察したいのなら、彼らの世界の意識に与る必要があるという。なので、これらの世界はある意味でそれぞれ切り離されていて、当然それぞれの世界には固有の意識状態がある、と考えることができるという。それは実際、我々人間が正しく宇宙を理解するための必要条件であるという。



 眼前に植物が、葉や花とともにあると考えてみる。既に、植物とは精神世界に存在する原型の地上における反射像である、ということを学んだ。そして、この原型の世界へと意識を上昇させ、植物世界の認識を獲得するとき、決定的に重要な事柄、すなわち、地上に見る植物の種類を、明確に区別する必要がある、ということが明らかになるという。

 適切な精神的知覚力をもって、ある特別な試料、例えばチコリを検証するとき、その外観は他の多くの植物とは異なっているという。典型的な例として通常のスミレを取り上げ、ベラドンナと比較する。今述べた方法で植物の世界を探求しながら、スミレが属する世界に参入するとき、つまり、空になった目覚めの意識(月)に参入するとき、スミレはその全く無垢の姿で精神の目に映ることが分かるという。

 ちなみにスミレの花言葉は、「純潔」「愛」「誠実」だという。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年03月15日 20時44分18秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: