シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年06月30日
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カテゴリ: 神秘体験空間
■質問:アインシュタインの理論によれば、1kgの質量の中には途方もない量のエネルギーが蓄えられていることになる。物質を破壊することによって、つまり、それを精神(霊)化することにより、新しいエネルギー源を取り出すことは可能なのか?  

 シュタイナーの答え;
 この問題は、前回議論したアインシュタインの理論には直接関係していない。物質を分裂させることにより、エネルギーを解き放つことは確かに可能である。理論的な側面は、それが特別に困難でないことを示している。問題は我々がこのエネルギーを用いるための技術を持つかどうかである。

 我々は解き放たれた巨大な力を利用することができるのか?(この討議は1920年に行われた。現在では、原子力として、原子爆弾や原子炉として、利用されている。)

 その力が、それを用いて動かそうとするモーター(動力)等を破壊するならば、それは不可能である。我々は、まずこの力を統御できる機械的システムを開発する必要がある。純粋に理論的な観点から言って、大量の放射エネルギーを、利用のために解き放つには、そのエネルギーに耐えうる物質が必要である。そのエネルギーを解き放つこと自体は全く可能で、それを解き放つのは利用より、遙かに容易である(原子爆弾の方が原子炉よりも容易ということ)。

■質問:物質をまるごと取り除いて、エネルギーと放射だけが残るようにすることは可能なのか?

 ある意味では、真空管の中で生じていることに見られるように、物質は取り除かれ、電流だけが残る。つまり、速度だけが残り、そして、速度がこの現象に関係する数学的な定式において決定的な要素となっている。式 E=mc^2 においてはエネルギーと質量が同時に現れているが、いわゆる質量とエネルギーは異なる、という事実が、十分に考慮されているかということが問題である。

 或いは、この式を書くとき、実際には同一のものを2つのものとして、究めて抽象的に分離することになるのか? 

本来、そのような記述が許されるのはポテンシャルエネルギーに関してだけだが、その場合には、アインシュタインの式(E=mc^2)はポテンシャルエネルギーに関する古い式を、新しいものであるかのように見せかけているにすぎない。





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Last updated  2007年06月30日 13時41分45秒
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