シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年09月18日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 地球進化においては、全般的にみて、地球に属するもの全てが共に進化したため、地球の上方と下方のような事柄を、秘儀参入学をもって見通す人の眼差しが最初に向かうのは、昆虫の世界の多様性である。

 単なる感情だけでも、飛び回り煌く昆虫界を、上なるもの、つまり、土星-太陽的-空気(大気)的なものと、ある意味、関係づけざるを得ないだろう。

 蝶をじっくり見るとき、蝶は空中、つまり光の流入した、光に貫かれて輝く大気のなかを、煌く色彩をみせて舞い飛ぶ。蝶は空気(大気)の波に運ばれる。蝶は本来、下方の月-地球的-液体的なものには、ほとんど触れない。蝶のエレメントは地球の上方にあるものといえる。

 本来、地球進化とは、いかなるものかを、更に研究すると、小さな昆虫の場合は特に、奇妙なことに地球進化紀の最初期(古土星紀-古太陽紀)に至る。今日、光に貫かれて輝く、大気のなかでの蝶の翅として煌いているものは、最初は古い土星紀に、原基のなかで自らを形成し、古い太陽紀に更に進化した。

 今日、なお蝶が光-空気(大気)の創造物にしている原基は、古太陽紀に生み出された。太陽が光を放射するという天分は太陽自身に帰せられる。太陽の光が物質のなかに火(熱)や、煌くものを生じさせる天分は、いまでは土星-木星-火星作用(太陽系の外惑星)に帰せられる。

 だから、蝶の本性を、地上に捜し求める人は、結局、蝶の本性を理解できない。蝶の本性のなかで働いている力は、上方に捜す必要がある、太陽、火星、木星、土星の下に探究しなければならない。この驚くべき蝶の進化の極細部に入り込んでいくと(既に一度、以前、宇宙言語の要約のなかで、この蝶の進化を人間との関連において、いわば記憶としての宇宙的体現(言語)として述べたが)、蝶は、まず光に煌きながら、空気(大気)に運ばれて、地球の上方を舞い飛ぶことがわかる。

 蝶は卵を産み。粗雑な唯物主義の人は、蝶は卵を産む、と言う。なぜなら現代科学の影響下にあっては、本質的に最も重要な事柄が研究されていないからである。その問題とは次のような点にある、

 「蝶は卵を産むとき、一体誰に卵を委ねるのか」、という点である。

 さて、蝶の卵が産みつけられる場所を、詳細に研究してみると、蝶の卵は太陽の影響から、遠ざけられることがないように産みつけられることが、至る所でわかるだろう。



 地球の表面ではジャガイモは凍りついてしまう。ジャガイモを穴に埋めて、その上に土を被せると、冬の間中、太陽の作用が地中にあるため、ジャガイモは凍りつかず、しっかりした良いジャガイモのままに止まる。冬の間は、夏の太陽の作用を地下に求めなくてはならない。例えば、12月に、ある程度の深さの地下に行くと、12月に7月の太陽の作用が得られる。

 7月には太陽は、その光と熱を地表に放射する。熱と光は徐々に深く入り込んで、7月に、地球の表面への太陽力により体験するものを、12月に捜すなら、穴を掘らなくてはならない。すると、7月には地球の表面にあったものが、12月には、ある程度の深さの地下にある。

 地中では、ジャガイモが7月の太陽のなかに埋め込まれている。このように、太陽は単に、人が粗雑な唯物論的知性で捜す場所にのみ存在するのではなく、本来太陽は多くの領域に存在する。ただ、この事は、宇宙における季節により厳密に統御されている。

 けれど、蝶は、卵が何らかの仕方で太陽との関係を保てないようなところには卵を産まない。

 だから、蝶が地球領域に卵を産みつける、と言うのは、不味い表現である。蝶は断じて、太陽と関係をもてない場所には産まず、蝶は太陽領域に卵を産みつける。

 蝶は全く地球へは降りてこない。地上的なもののなかに、太陽が存在するようなところに、蝶は卵を産みつける場所を捜す、そのため、蝶の卵は、太陽の全くの影響下にある。蝶の卵は地球の影響下には全くない。





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Last updated  2007年09月18日 20時06分06秒
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