シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2007年11月06日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 秋の味覚の代名詞の松茸がなぜ、わが国では鎌倉時代から重宝されてきたのか、神秘学で説いてみる。

 松茸を食べてみれば、実は高価なので、余り食べたことがないが、はっきりいえば、他のキノコと大して味は変わらないことに気がつくだろう。日本文化のわからない外国人なんかは、松茸ごときがなぜ、高価なのか理解に苦しむものと思われる。

 外国人の理解できない、松茸の価値に、実は日本文化の伝統を考察できるように思える。しかし、現代の日本人も、松茸を輸入して、安く食べれるという悦に浸っている点で、外国人同様の非常識さ、裏返せば、成金趣味で、大和魂の日本文化に対して、遥かに無知そのものの存在といえるだろう。

 だからといって、松茸の高価さを賛美しているわけではない。

 古代から、日本人は、作物そのものよりも、作物をつくる過程や、作物に関わる人間生活を尊重し、重んじてきたのである。米の字の八十八の手数などは、老人が古くから子孫に言い聞かせてきたことである。食するときには、必ず手を合わせ、姿勢を正し「いただきます」という作法が定着していた。

 また農業を基に、農村を形成する生活がその典型でもある。また、農村においては山神様を祭り、漁業においては、海神様を祭り、自然を愛でて来たといえる。

 つまり、松茸が取れるということは、それほど、山を敬ってきたという日本人の生活態度を尊重してきたといえるわけなのである。その態度に、感謝する意味で、松茸が代名詞として代わりに重宝されてきたといえるだろう。

 つまり、これとは逆の高価なものを貪って悦に浸る成金趣味こそ、日本文化の堕落そのものといえるだろう。

 我々が、いま松茸を食べれるというのは、何より先祖がそのような山の環境を見守り育ててきてくれたからである。


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ある年老いた男性が自宅の庭のあちこちを掘り返し木を植えていました。そこを通りかかった通行人がそれを見て尋ねました。

 「ご老人、何を植えているのですか?」

 すると、老人は答えました。

 「ナツメヤシの木を植えているのです」

 通行人はそれを聞いて首をかしげました。ナツメヤシの木が実をつけるようになるまで10年はかかります。

 「ご老人、あなたはこの若木が育って、つける実を食べようと期待されているのですか?」

 老人は笑って言いました。

 「いやいや、わしの寿命ではそれはとても間に合わない。しかし、昨夜、わしが今日まで、ナツメヤシをおいしく食べて来られたのは、先祖が木を植えてくれたからじゃと気付いたのです。それで、先祖に感謝してこうして木を植えているのです」

 自分が今食べているナツメヤシの実も、先祖が子孫たちのためを考えて植えてくれたからこそ、その実を今日食べることができることに気づいて、老人は先祖たちが自分たちにしてくれたことを自分も子孫のためにすることにしました。

 わたしたちが子どもや孫のために思ってすることを、子どもや孫や若者は笑うかも知れません。



 そして、ある日、自分も支えられて生かされていることに気づきました。

 今、恵みを受けている子どもたちや孫たちもいつか気づいて、自分たちの子どもや孫に同じことをしてくれます。

 今日はここに集い、わたしたちに数々の恵みを与えてくれた人たちを思い出しましょう。
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 我々は、子孫の幸せを願って、日々余裕をもって生活しているのでしょうか?



 松茸を輸入してまで、貪るということは、どういう意味なのか?

 いま考えるべきときに来ています。
 現代日本人は、本来の日本人の大和魂を忘れてしまいました。

 古代の日本人は、死者とも、自然を通して会話できていました。秋に松茸を食べることで、先祖への感謝を忘れはしなかったのです。

 いま日本人は、先住民を追い出し、死に追いやった、野蛮な民族になりつつあります。

 このような現状をみていると、映画「もののけ姫」の猪の親玉が嘆いていたような「わが子孫は馬鹿になった」という叫びが聞こえてくるように思われる。





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Last updated  2007年11月06日 17時18分08秒
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