シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2009年09月16日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
 今度は植物が、根を用いて、地中にどのように沈んで行くか? また、どのように根を用いて、土壌の塩と密接な関係に入るのか? を考察する。

 根で生じる過程(プロセス)は、物質界において、知っている過程(プロセス)の真逆である。塩化ナトリウムを例にとる。塩化ナトリウムが溶解すると、塩辛い味となる。さて、この過程の真逆を考察する。溶解を阻止すると、凝固が生起し、臭いと味が潜在する。

 そこに、植物の根と土壌間で起こる過程(プロセス)がある。その過程(プロセス)は、太古の医学では「塩過程(プロセス)」として知られていたものである。太古の医学は、今日の意味での「塩(しお)」という言葉を用いなかった。「塩」ではなく、太古の「塩」といえば、植物の根が下方に進むにつれ、地の様々な実質と関係する元素霊を意味したのである。その元素霊が、太古の「塩」の性質である。

 大自然の素晴らしい秘密のなかの、リズム(規則正しい秩序)に注目を向けることで、自らの医学的な知識を、実践応用可能な生命で満たすことができる。このようにして、医学的知識を、生命で満たすなら、治癒力が、先に述べたように、「助けたい」という強い衝動から生まれるように、自然と人間との霊的な関係として見直し始めるだろう。

 治癒力は、霊的な関係の基盤のみに由来する。鋭敏で、勤勉で、熱心な、顕教的な学習によって、その関係を促進しなければならない。でなければ、曖昧な結果となるだろう。とはいえ、医学的知識の真の基盤は、人間の自然環境へのリズム(規則正しい秩序)に注目し、その関係のなかに、瞑想的に参入することにあるのを知るのは肝要である。医学的知職の真の基盤は、理論的な研究にはない。

 (瞑想的な参入というのは、何も似非オカルティストが唱えるような特殊な瞑想ではない。あえていうなら、仏教の黙想や禅のような内観に近いもの、様々な関係に対する感謝や生命に対するお礼のようなもののようである。日本文化には、自然と、このような瞑想が、礼儀として取り込まれている。
 生かされているのが当たり前と思うのではなく、自分が生かされている背景に、多くの存在の恩恵を思う思いやりのようなものでしょう。
 以下などを参照に
http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/d/20090915

 今から書くことは、「学習する」ためではなく、医学的な思念に生命を促進するためである。

 あなたがたは、治癒の霊である
 エーテルの芳香において
 硫黄の恵みと結合しなさい。

 あなたがたは、生を得なさい
 上へと撥ねる水銀において
 成長し生成する
 玉露において。

 あなたがたは、足を止めなさい
 根を養う
 地の塩において。



 私は結合しよう
 私の魂の知識を
 花の芳香の火と。

 私は揺り動かそう
 私の魂の生命を


 私は強くなろう
 私の魂の存在を
 固化する塩によって、大地は愛ある保護で
 根を養っているのだから。

 もし何度も何度も、敬虔なる者が祈るように、この言葉を唱えることで内的に生きるなら、それは魂において、医療の力を促進するだろう。医学部で教育される力では、真実の医学的知識を目覚めさせることができない。というのも、真実の医学的知識は土壌から引き出す必要があるからである。だから人智学徒が追求すべき秘教的研究の絶頂には、常に次の思念を置くべきである。

 魂において真実の医学的知識へと導きうる能力を誕生させるためには、魂の力をはじめに促進すべきである。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年09月16日 16時55分54秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: