シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2009年09月17日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 前回で、若い医者に対するシュタイナーの人智学的医術の講座は終わったが、続けて、シュタイナーの人智学的医術に関わりのあることを、抜書きのような形で、書いていきたい。

 シュタイナーが言っているように、知っているというだけでは何の意味ももたず、何度も祈りのように、繰り返し魂の前に提示し、まるで牛のように、反芻、咀嚼することが肝要なので、繰り返し続けたい。

 さて、神秘学では、霊や魂が常に主題となるが、その準備事項として、松果体についての言及を、あるホームページから抜書きしたい。

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 西川隆範著の「シュタイナー用語辞典」には、松果腺について次のような記述がある。

 「地上の人間の最初の感覚器官。レムリア時代には、熱を知覚する器官であり、受精器官であった。レムリア時代には照明器官でもあり、一眼巨人の伝説の元にもなった。太陽の力に刺激された器官で、月が地球から分離したころは、寒暖を知覚する感覚器官であった。アトランティス時代に、エーテル体頭部にあった知覚の中心点が、今では松果腺であり、これが発展すると人類は霊視力を取り戻す(幼児の頭の柔らかい部分が、その名残である。)松果腺は、心臓から流れてくる精妙なエーテルの流れに取り巻かれており、脳に認識の可能性を与えている。松果腺という回り道をして、エーテル化された血液は脳に作用するのである。松果腺は目の平行器官として発達し、目が作るイメージに現実性を与える(熱器官である松果腺が退化したことによって、目が発達できた)。将来、松果腺は使用された血液を新鮮な血液に変える内的器官になる。死後、心臓は松果腺に変わる。」

 シュタイナーは、人体のどの物質的器官(肉体)も、超感覚的な器官(エーテル体、アストラル体、自我)に浸透されていると考えていたが、超感覚的な器官が受け取った外界の作用は、松果腺を通して、エーテル体に刻印されるようである。

 どの器官も、程度の差こそあれ、物質と超感覚的存在との四重の存在ということだが、脳の中では、超感覚的側なのが松果腺、物質側なのが脳下垂体で、その間で、超感覚的なものが物質化されるようである。

 感覚的なものと超感覚的なものは、単に振動数の違いで、その間、連続しているとすると、松果腺と脳下垂体は、変換器みたいな役割をしているようである。



 シュタイナーの「神智学」には、松果腺は、霊と肉体を結びつけ、その間に、魂としての状態がある、とも書いている。中世の思想家が、「松果腺に魂がある」と言ったのはこの事なのか。
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 脳における、この松果腺と下垂体の仕組みを理解できないと、神秘学は理解できないともいえる。端的にいえば、宇宙の波動から、自らを分離しているかのようにみえる、つまり自分という存在を認識できているのは、この松果腺と下垂体とのやり取りにあるといえるだろう。

 本能と呼んでいるものは、実は、松果腺のエーテルに対する刻印なので、刻印されたエーテルが下垂体に捉われ、物質化されることで、自分のものと錯覚しているようである。

 つまり、本来、自分のものではないのに、自分と認識しているのが、人間の性で、シュタイナーは、このことをよく目の入り江や湾の構造で表現している。

 そこで自分という境界を認識すると、外から押し寄せるエーテルに対して、湾や入り江の境界を設置することになり、侵食されると、炎症を生じたような感覚になるわけである。対照的に、干拓や開発をして、自分という境界を広げ、境界領域を広げると、外界のエーテルとの交流がなくなり、自然との対流や浄化作用が乏しくなり、干拓や開発地帯が腐敗し、腫瘍や癌のような機能障害を生じた感覚になるわけである。

 つまり、自分という境界を何処に設置するかが健康と病気の境を設置するのと同じように肝要である。





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Last updated  2009年09月18日 08時59分01秒
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