シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2009年10月08日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
講義終了時の質疑へのルドルフ・シュタイナーの回答

質問:「異言を話す」(コリント書第1章第12節)という聖パウロの言葉はどう理解すればよいのか?

回答:例外的な人間においては、覚醒状態で話す現象だけでなく、潜在(睡眠)意識だけに存在するものが流れ込み、発話する現象がある。その現象について聖パウロは触れている。ゲーテも同じ意味で語り、この現象に関して、究めて興味深い論文を2つ書いている。

(人間の潜在意識は、高次の存在の領域とつながっているので、高次の存在が、人間の潜在意識を通して話すことを、パウロは「異言を話す」と呼んでいるようだ!)

質問:キリストの慰めの言葉をどのように理解するのか?

回答:あたかも自分の心で生じたかのように、人間はこの慰めの言葉を感じるだろう。肉体的聴覚を通しても受け取ることもできる。

(「良心の声」として聞こえるものだろう。逆に悪魔の誘惑の囁きもある。)

質問:化学的諸力と実質は、霊界に対してどんな関係にあるのか?

回答:相互に化合したり、分離したりできる幾多の実質が世界には存在している。人間が化学的な行動と呼ぶものは、あの世(天球の調和領域)から物質世界に投射されている。原子量に応じた2つの物質の結合においては、天球の2つの音の調和の影響をうける。

物質世界における2つの物質の化学的な親和性は、天球の調和の世界からの影絵のようなものである。化学における数比は、実際、物質の濃密化のために隠された天球の音の調和の数比の表出でもある。物質的な実質を、エーテル的な希釈領域にもちこみ、原子数を、内的な形成原理として実際に知覚できるなら、天球の調和音が聴こえるだろう。

 (天界を、ピタゴラスは、天球の音楽と称しているが、ピタゴラスは天球の音楽を元に数学を表出したわけで、その数的比率が、化学合成にも深く関わっていることをシュタイナーは回答している。また、いま名前が出てこないがフランスの物理学者は、素粒子と音階が対応することを発表しているし、タンパク質組成と音階の関係や、植物と音楽との関係なども、最近の研究では盛んである。また超弦理論は、音楽の弦と関係が深い。)


人間は、物質世界、アストラル世界、低次の神界、高次の神界をもっている。人間の体を物質世界より更に下降させるなら、潜在物質世界、低次のアストラル世界、低次の、正確には邪悪な低次の魔界、低次の、正確には邪悪な高次の魔界に入り込む。

邪悪なアストラル世界はアーリマンの領分である。邪悪な高次の魔界はアスラの領分である。化学的行動を物質界より、邪悪な魔界に下降させるなら、磁気が生じる。光を、潜在物質界に投げ込むなら、電気が生じる。



(この力とは原子力のことだろう。運悪く、原子爆弾が開発され、戦争で使用されてしまった。ちなみに、ある霊能者によると、原爆投下を命じたトルーマンの魂はバラバラにされ魔界に凍結されているという。)


質問:電気は何か?

回答:電気は潜在物質状態における光である。そこで光は極度に圧縮されている。光の内的な性質も、光に帰すべきである。光はあらゆる点で光自身に帰する。熱は空間の3次元に自らを拡張できるが、光に関しては、第4次元について語る必要がある。光は4重に自らを拡張できるからで、第4次元として内面的な性質をもっている。

(特殊相対論の発表が1905年なので、この質疑が行われたのが1911年とあるので、シュタイナーが充分に相対論を知る状況にあるが、別の機会で、シュタイナーは相対論を批判しているので、相対論とは違う形で光の第4次元について捉えていたようである。

 光は光に帰するといっているように、進んだら返ってくるような歪んだ次元を想定していたようである。シュタイナーは、次元の講義のときに、4次元とは曲がった空間だと言及していて、一般相対論の概念を先取りしているように思える。一般相対論のアインシュタインの発表が1915年だから、この質疑の方が先になる。

 また、シュタイナーは、電気は潜在物質状態における光だといっている。私流に解釈すると、ディラックの電子の海のようなものを想定していた感じにみえる。ディラックは、量子力学に相対論を持ち込むアイディアに、この電子の海を持ち出している。ディラックがこれを発表するのが1928年だから、17年も前に、シュタイナーは、真相を披露していることになる。少し、シュタイナーに贔屓目ではあるが…。)

質問:地球の死骸に何が起こるか?

回答:太古の月進化の名残として、地球をまわる衛星の現在の月がある。それと同様に、木星をまわる地球の残存(死骸)が存在するようになるだろう。それから、これらの名残は徐々に宇宙のエーテルに溶けるだろう。そして、金星紀への移行後には地球の名残はなくなるだろう。

金星は、はじめに純粋な熱の存在として開示する。それから光になり、そして霊界へ移行する。地球の残した名残は死骸に似たものになるだろう。しかし、その道(過程)は、人間が地球に同伴してはならない道(過程)である。なぜなら、同伴することにより、人間は恐ろしい拷問にさらされるからである。しかし、この死骸について行く多くの存在たちがあるだろう。なぜなら、この地球の死骸について行くことによって、高次の段階へと発達するからである。




アストラル世界・・・・・ルシファーの領分

低次の魔界・・・・アーリマンの領分

高次の魔界・・・・アスラの領分

光エーテル→潜在物質アストラル界:電気

化学エーテル→潜在物質低次の魔界:磁気

生命エーテル→潜在物質高次の魔界:恐ろしい破壊力(原子力?)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009年10月09日 09時47分26秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: