シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年02月18日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 それでは、東洋文明が、西洋文明を凌駕するとき一体何が起こるのか?

 このとき起こることは以下のようなことである。

 前世紀(19~20世紀)の経過に伴い、人類は、地上において、外(唯物)的科学の影響下にある技術や、外(物質)的技術の生活を獲得した。実際、あらゆる分野における技術は驚異的である。

 自然力は、技術においては、生命のない形態で作用し、そして、人類は、この自然力を担ぎ出して、いわば徹底的に地球上に文明の層を形成するために役立たせ、これらは秤、標尺、数という権力となった。

 (権力の「権」という字の意味は、測るという意味で、秤、標尺、数を意味する。)

 秤、物差し、量る、数える、測定する。これらの行為が、今日、外(物質)的科学を本職とする現代の科学者、現代の技術者の理想である。

「存在を証明するものとは何か?」

 と問われた著名な物理学者(数学者でもある)が以下のように答える、という事態にまで、現在、人類は達している。

 あらゆる時代の哲学者たちは、「そもそも現実とは何か?」という問いに答えようとしてきたが、この著名な物理学者は、次のように答える。

「測定可能なものが現実である、測定不可能なものは現実ではない。」(1)

1)(誰のことを指すのか)確定できない。可能性としては、物理学者エルンスト・マッハ(1838-1916)か、シュタイナーが言及することの多い数学者・物理学者アンリ・ポワンカレ(1854-1912)のことと思われる。

 この答えはいわば、あらゆる存在を次のようにみなす理念といえる。

 あらゆる存在は実験室に持ち込んで、重さを量り、測定でき、このような測定を前提にした科学が技術のなかに流入するのだが、この科学とみなされている理念とは、この量り、測定し、数えた行為により現実となった観測量(基準値)から組み立てられる、とする理念である。

 いわば、数、寸法、重さが、文明全体の方向づけを行うように作用すべき存在となった。

 (権力が、人類を規定する要因となったのである。これは非常に恐ろしいことである。人類は、権力という概念の奴隷と化したわけである。従って、人類の進化は、ダーウィンの唯物的進化論の権威化に置かれる。なにしろ、この論理下では、測定できないものは存在しないのである。だから、権力のないものは、存在するに値しない、とされる。)

 さて人間がただ単に悟性をもって、測定し、数え、重さを量る限りは、とりたてて不都合はない。確かに人間は利口だが、宇宙万有の賢さには遥かに及ばない。

 従って、測定し、重さを量り、数えるという観測行為に関して、いわば宇宙万有に対してディレッタント(趣味、遊び)的に行う限りは、特に不都合にはなり得ない。

 (机上の空論は、机上でやっている分には害は及ばないということだろう。学者は研究室に閉じ込めておくに限る。)

 しかし、今日の文明が秘儀参入に変貌するなら、もし、実験室での観測行為が、秘儀参入の心情に進展するなら、不味いことになる。

 この危険が起こり得るのは、秤、物差し、数という記号のなかに成立している西洋文明が、何と言っても東洋で起こり、つまり本質的に、雌牛の霊的な生体機構のなかに生きている言語が、秘儀参入学を通じて究明され、溢れるときである。

 なぜなら、雌牛の生体機構に参入し、体重の八分の一の栄養分が、地上における重力(量り、測定し、数える、というような全観測行為により理解される)の負荷に負っていることや、この大地の重力を、雌牛のなかで霊的に組織する言語を学べるからである。

 そして、また、雌牛が牧場に横たわり食物を消化するなかに、宇宙からもたらされた驚異をアストラル的に顕現させている生体機構を知れば、量り、測定し、数えた観測行為により基準量を1つの体系に組織化する方法を体得できる。



 (全てが、工場のオートメーションの如く機械化され、一部の人間が支配者となり、その他大勢の人間が奴隷化するような物質文明の地球家畜化計画を述べているのだろう。

 一部の支配者とは悪魔に他ならず、悪魔は、人間を使ってこの計画を達成しようと目論んでいるようである。ジョージオーウェルの小説や、シオンの議定書で、オカルト愛好家には有名な話である。

 そういえば、UFO絡みの話で、キャトルミーティレイションという牛の生殖器や血が盗まれる事件が、米国で多発して話題になったが、このシュタイナーの雌牛の消化と関係しているのなら、ゾッとする話でもある。

 UFO絡みの話では、グレイという目の大きな宇宙人が話題になるが、私の個人的意見では、土の精霊のグノームを霊視したイメージと思える。グノームは、夢のなかに出てきたり、死後、肉体からエーテル体を切り離し、エーテル体のエキスを抽出する仕事を行うという。

 だから、死神や地底人と間違われる。グノームは満月が嫌いで、満月になると鎧のような毛を被るというので、狼男のモデルではないか、とも思う。)





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Last updated  2010年02月26日 16時58分32秒
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