シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年02月18日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 では、一体、雌牛の生体機構の秘儀参入(イニシエーション)は何をもたらすのか?

 この問いは非常に奥深く、途方もなく意味深い。雌牛の秘儀参入は何をもたらすのか?

 例えば、機械を組織化(構成)する方法は、個々の機械に応じて非常に異なる。しかし、まだ不完全で、原始的な機械が、徐々に、その基本作用の振動に基づく形で発展すると、つまり、機械のなかの振動を利用し、この振動、発振に基いて、周期的に経過する運動を通じて、その機械の効果が得られるようになると、全てはそのような共鳴振動装置になっていく傾向となる。

 (元々固有の振動が異なる個々が、次第に共鳴し、集団化し、振動を合わせるようになる共鳴現象は、ホタルの求愛の集団点灯や、心筋細胞の鼓動の集団振動のなかに見つかり、複雑系やカオス工学で研究され、機械化に応用されつつある。)

 全ての機械は、このような共鳴的な機械に収束していく。

 ところが、一端、このような相互作用を行う機械を、雌牛の生体機構のなかでの栄養分の割合から学べる方法で構成すると、その機械によって、地球上に創り出された小さな地球の振動が、地上で生起する振動や、地球の上部(大気)にある振動と共鳴し、共振して経過するようになる。

 すると、この太陽系において、適度に秩序を保つべく調律された、いわば天空の音楽たる弦が、その振動において、同じ空間の別の弦が鳴らされると共鳴するように、この地球系と共振しなければならないようになる。

 (シュタイナーによると、太陽系の天体の軌道から、天空の音楽がつくられるという。つまり、天体の軌道は、宇宙の弦であるわけで、超弦理論の発想とダブルところがある。超弦理論は重力統一理論なので、重力は、雌牛の消化機構を研究するとわかるのかもしれない。)

 これが、この雌牛の呼び声が東洋を誘惑する場合、実現する共鳴振動の恐ろしい法則である。



 同時に、空気(大気)の作用や、循環の作用、そして星々の作用等の全てが、人類の文明のなかで根絶されてしまう。

 例えば、四季の移り変わりを通じて人間が学ぶもの、つまり春に芽生え、萌え出る生命や、秋に死滅し、衰えていく生命に、人間が参加することで体験する経験等は、人間にとって意味をなくしてしまう。

 ガタガタと振動する機械の音や、その反響(エコー)等が、地球のメカニズムに対する反応として、今度は宇宙から地球へと流れ込んで来るようになり、この機械音の振動による反響が、人間の文明を貫いて鳴り響くようになるだろう。

 現在作用している一部を考察すれば、次のように自ら結論できる。

「現在の人類の文明の一部は、この恐ろしく没落的な目標に通じる道の途上にある。」

 (つまり、天からの恵みである自然の作用が、人間の大地からの自然破壊の作用により、妨げられ、地球の循環体系を変化させてしまう。すると、四季がなくなり、冬に暑かったり、夏に寒かったりするようになるという。

 自然破壊による温暖化理論が20世紀からあるが、最近になって寒冷化理論が議論されてきている。つまり、全体として温暖化、寒冷化するのではなく、温暖であるべきときに、寒冷であったり、逆に寒冷であるべきときに、温暖になったりする、極端な現象が頻発していくものと思われる。

 だから、大まかに平均的にみれば、季節感が次第に失われていくわけである。これは神々が描いた人類の進化構想から外れることを意味する。神々の進化構想から外れるのは、人類が悪魔の闇の領域に入ることになる。つまり、悪魔という堕天使の存在に堕落するのである。)

 さて、もし、中部ヨーロッパが獅子(ライオン)の語る言葉に誘惑されるなら、確かに、これまで描写したような危険はなくなる。

 (獅子により雌牛が食われるから。以前、述べたアフリカの、ある部族の話だと、ライオンが、狼を食うことを意味する。)

 そして、機械文明は次第に、また大地から消えていくだろう。



 人間は、その不随意(不自由)な生活が与える経験を自らのうちに育てていくだろう。いわば人間は胸の性質を特に発達させるだろう。

 しかし、胸部を発達させることで、人間は、実に誰もが自分自身だけ(の力)で生きようとし、誰も現在の幸せ以外の他の誰かを気にかけることがなくなる、といったような利己主義が地球文明に到来する。

 この獅子の誘惑の言葉に曝されているのは、中部ヨーロッパの文明である。中部ヨーロッパの文明は、利己主義的な生活を、地球文明に課すようになるだろう。

 (19世紀の植民地支配が始まったのは、まさに西ヨーロッパである。ポルトガル、スペイン、フランス、イギリスといった植民地支配体制が広まったのは、この獅子の誘惑の言葉を象徴する出来事といえる。

 植民地支配体制の人間は、非常に利己主義的であることがわかる。ある意味、インドの独立は、獅子と雌牛の戦いともいえる。また、昨今のヨーロッパでの炭素税なる概念も、獅子の利己主義的性格を意味しているともいえる。)





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Last updated  2010年03月03日 15時02分16秒
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