シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年03月26日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 従って、人間の頭部や蝶の宇宙言語のような関連事項を、霊視者として観察するなら、実際、途方もない真実を学び、次のような結論に到達する。

「秘密、つまり人間の頭部の土星の秘密、最古の秘密を徹底的に究明するなら、この頭蓋内部において、原始、力をもって、宇宙を統べていた宇宙言語(神、ロゴス)が、今度は人間に知識を与える能力となっている。」

 (哲学とは、「知を愛する」という意味ももつが、原始に、宇宙を統べていた、いわゆる愛の言語のロゴスが、地球の進化とともに、部分的に、下降して、人間の頭部を形成したので、いわば、宇宙の翻訳者である人間という知性体となった。

 人間が自然「神秘性」を感じ、知職をもてるのは、神の働きからであり、人間が思考できるのは、神の恩寵といえる。このような一連の進化事項を、聖書では、エデンの園から追放されたアダムとイブの話で暗示している。)

 そのような人間は、外界の至る処に見られ、照射される存在に、注目し、蝶を、研究すべきである。

 「人間よ、汝自身の頭部の奇跡を学び知るには、外なる自然において、蝶が宇宙から発生する奇跡を探究するがよい。これが霊視的宇宙観察が与えてくれる偉大な教えである。

 (古)土星紀から(古)太陽紀へと進化が更に進むと、更なる形成、熱が大気(空気)へと変形(進化)し、つまり頭部が空気変容した存在が生じ、これは後になって、人間の胸部という形成物となり、いわゆる将来、人間の呼吸-心臓の形成物となる精妙な実質に組み込まれた。

 つまり、(古;以下、「古」は省略)土星紀に存在するのは、まだ根本的に人間の頭部を示す変容(進化段階)である。勿論、頭部とは後にとる形姿である(当時はまだ熱だけの存在)。

 (風邪をひいたり、体調が悪いと、熱が出るのは、土星紀の人間が再生しているともいえる。人体の再生が、頭の熱人間からはじまるからだろう。熱が出て、眠ると、意識状態も、太古の土星状態に戻るので、コンピュータでいうリセットがはじまるのだろう。)



 しかし、既に土星紀の最後と太陽紀の最初期において同時に、鷲を代表とする存在(鳥類)に発見すべき宇宙言語が既に出現している。

 鳥類は太陽紀の前半に生じ、太陽紀の後半には、本質的な胸動物、例えば獅子(ライオン)のような(代表的には獅子「ライオン」だが、その他の胸動物も含まれる)胸動物の最初の原基が生じる。従って、これらの動物の最初の原基は太陽紀まで遡る。

 このような事実から、高等動物と人間の形成そのものに、いかに著しい違いがあるかがわかる。猿類も含む過渡的な動物についても、後に少し述べるが、いまのところは包括的な概念を与えておくだけにとどめる。ここから、人間形成と高等動物形成にも、著しい違いがあることがわかる。

 人間では第一に、進化においては頭が形成され、その他のもの(胸部や腹部や四肢等)は、いわば頭部形成に付属する付属器官となる。人間は宇宙進化においては、頭から下方へと成長(進化)していく。

 これに対して、獅子(ライオン)は、例えば太陽紀の後半に、まず胸動物として出現した動物で、当時はまだ非常に小さな萎縮した頭部を持つ力強い呼吸動物であった。太陽が後になって、地球から分離し、外から作用するようになるときになってようやく胸から頭が生じた。

 (シュタイナーは、このような事実は、アカシャ年代記を読み解くことでわかるといっている。アカシャ年代記とは、宇宙のあらゆる出来事がそっくりそのまま消滅せずに書き込まれた歴史書といえるもので、宇宙のいかなる出来事も、形跡として、いわば年輪の如く残り、有能な霊能者なら、それを辿ることができるという。

 ニュートン力学の作用反作用の法則と似て、宇宙にある作用を与えると、その反作用として記録され、残るわけである。だから、自分が行ったことは、必ず、巡り巡って、その反作用として、戻ってくる。この事を自業自得といい、4次元空間では、左に行けば、右から返ってくるので、自明のことである。

 我々の3次元空間は、4次元空間の一部であり、作用反作用の法則が、3次元空間では、時間の経過として現れているが、4次元では、ニュートン力学のように同時に現れる。だから、4次元的思考から、いわば予言ができる。)

 つまり獅子(ライオン)は、胸から上に向かって発達していくという成長をし、人間は頭から下へ向かって発達していくことで成長する。これは全進化における著しい違いである。

 地球の月変容(月紀)へと更に進むことにより、無論、後の時代になって角質状になるとしても、当時、月は水変容(状態)を示し、月は水(液)性であるが故に、はじめて人間は、下へと向かう更なる成長の継続を、この時点から必要とするようになった。つまり、消化組織(システム)の原基が形成された。

 太陽紀、光を透して波打ち、輝く空気(大気)状のものしかない間は、人間も栄養摂取のためには下に向かって閉じた呼吸器官さえあればよく、人間は頭部-呼吸器官存在であった。



 (クラゲ人間という感じか?)

 腕や脚に関して述べることができるようになるのは、地球紀になって重力が作用し、特に重力の方向に置かれた、いわゆる四肢が形成されてからのことである。つまり、腕や脚は、地球紀になってから生じた。

 けれども人間は、月紀には、後の時代とは、まだ全く別様に作られていたとはいえ、消化器官が形成され、この消化器官は、まだ(後に発生する)四肢の自由による恣意的な動きの処理に仕える必要がないように作られていた。

 このときの消化器官はまだ根本的に、いまとは別の消化器官であり、これが後に、地球紀の消化器官である現在に似た消化器官に変容した。とはいっても、人間は月紀の間に消化器官を自らに組み込んだ。





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Last updated  2010年03月31日 16時57分25秒
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