シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年04月01日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 魚の感覚に関連して、ヴァックスムート博士(4)が、地球の呼吸に関する非常に素晴らしい説明を行った。魚が、もし講演術を学んだなら、自らの経験から、この説明と同じ内容を講演するだろう。なぜなら、これまで述べてきた事実全てに属する現象の探求から、魚の実際の感覚がわかるからである。



 魚は、四季の経過を、地球の呼吸生活として特異な形で経験している動物である。なぜなら魚にとって重要なのは、いわゆる波打ちながら、出たり入ったりして、他の呼吸を行う存在を巻き込んでいくエーテル的な生命要素だからである。

 爬虫類と両生類では、例えば、この点で極めて特徴ある蛙の場合、事情は異なる。蛙は宇宙のエーテル要素とは、あまり関係せず、むしろ宇宙のアストラル的要素と関係している。

 魚に、「お前の本質は一体どうなっているのか?」、と尋ねれば、魚は次のように応えるだろう。

 「そうですねえ、この地球上では、私は土(固体)の被造物で、土と水(液体)の要素(元素)から出来ている。でも、私の真の生命は、宇宙の呼吸と共にあり、地球全体の生命なのです。」

 (魚は、地球の循環のなかに、生きているので、魚自身の生命を、自分のものとはみていない。)

 蛙の場合は違い、魚とは事情は全く異なり、蛙は普遍的に拡がったアストラル性に参加している。

 アストラルへの参加については、植物の場合を既に述べた、更にもう少し述べる。宇宙のアストラル性が花の上部にいかに触れているか、ということについて述べる。

 丁度、魚が地球のエーテル体に関係しているのと同じように、蛙は、いわば地球のアストラル体と関係している。



 唯物論的思考の人は、当然次のように言うだろう。

 「私の知見によれば、水は何らかの大気動力学、或いは気候力学で定義された力により蒸発し、蒸気を含んだ大気が上昇し、水滴が形成され、充分に重くなると、落下する。」

 しかし、この知見は、例えば、人間の血液の循環に関して、血液の循環のなかでは、生命体として、全てが生きていることを考慮することなく、(物質的要素から)同様の理論を立てるのとほぼ同じ知見である。

 上昇し、また下降しながら迸る地球の水の循環のなかには、地球のアストラル的な気圏、いわゆる地球のアストラル性が生きている。

 このような話は、御伽話ではない。実際、蛙は(他の両生類も、アストラルと関係するが、蛙よりも退化している)気象のなかに発達(進化)し、アストラルの戯れと共に生きている。

 蛙は、既知のように、天気予報にも、単純な形で利用される。天気予報に利用されるのは、蛙が、自らのアストラル性をもって、地球のアストラルに混合されることで、不思議にも、地球のアストラルを、戯れとして共に体験するからである。

 (もし、蛙が言葉を話せるなら)蛙は、「自分は感情などは持っていない、ただ、雨期、乾期などに、地球が持つ感情の担い手になっているにすぎない」、と話すだろう。

 従って、ある気象状態下で、多少とも、素晴らしいか、もしくは酷い蛙の音楽会を経験したなら、本質的に言って、この蛙の音楽会は、蛙が地球のアストラル体のなかの共体験の表現である。

 蛙は、宇宙から、音楽を奏でる切欠を与えられ、鳴くのである。蛙は地球のアストラル体と共に生きている。

 従って、次のような結論に到達できる。

「土-水的な要素(元素)のなかに生きる存在は、実際、地球を共に体験する。」





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Last updated  2010年04月13日 15時09分34秒
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