シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2010年09月03日
XML
カテゴリ: 神秘体験空間
 人生の第2期、いわゆる歯の生え変わりから思春期までの経験を、インスピレーション(霊)的な視覚に変化させるとき、第2の領域である水星(現在では金星)領域を経験する。

 参入者は、地球と同時に水星の領域にも生きる。地上での7歳から14歳までの人生の経験から、自身でつくりあげた精神(霊)的な視覚器官を用いて、意識的で明確な知覚力から、人生を振り返るときに、水星領域での経験を見ることができる。

 また思春期から21歳までの期間から導かれるインスピレーション(霊)的な視覚力をもって、参入者は、金星(現在では水星)領域を経験できる。

 古代人は、現代人が想像するほど無知ではなかった。現代人の夢に相当するような古代人の認識力により、上述した事実について多くのことを知っていた。

 古代人は、思春期の後に経験する、この惑星(金星)領域に、この年代(思春期~21歳)特有の性的な覚醒に関連した「ヴィーナス」という名前を付与した。

 そして、21歳から42歳までの期間の経験を、意識的に振り返るとき、参入者は、太陽領域にいることを知る。

 人生の各7年毎の期間を、内(精神)的な生活のための(霊的)感覚器官に変化させるとき、参入者に宇宙的な意識を1歩1歩拡大させる(洞察)力を付与する。

 しかし、42歳になるまでは、太陽領域について全く知ることができない、というわけではない。金星(現在では水星)の存在たちからも、太陽領域について学ぶことができる。何故なら、金星(水星)の存在たちは、太陽領域について熟知しているからである。

 (仏陀が水星人と呼ばれるのは、仏陀が水星の存在だからであるという。ちなみに、現代では、占星術等で水星と金星が置き換わっているが、秘教がむやみに暴かれないように配慮した転置であるという。だから、古代でいえば、仏陀は金星人になる。



 つまり、いわゆる太陽系の宇宙人に会うには、何も宇宙船など必要なく、睡眠中に気づかないだけで、会っていることになる。要するに、人間は、魂を進化させるべく、地球に肉体をかりて経験を積みに修行しにきているわけである。

 人生も、自分の向上心とともに出会う人物が現れるともいえるだろう。自分の経験に必要な人物が現れるというのは、正に一期一会である。

 未知との遭遇は、覚醒意識を発達させ、夢をみることなく、眠らなければよい。宇宙人というと、グレイと呼ばれる容姿が代表的だが、シュタイナーの書籍を読むと、古代人の容姿に似ているようである。

 つまり、睡眠中に地球以外の天体の存在に出会うことで、過去の古代人だったときの潜在意識の記憶が甦っているのではないかと思われる。シュタイナーにいわせると、宇宙人が人型をしていると考える方がおかしいという。)

 けれども、金星(水星)の存在から教わる場合、超感覚的な教えを通じて、間接的に経験が与えられる。自身の意識で、太陽領域を直接経験するためには、つまり、その中に参入するには、21歳から42歳までの期間を生きただけでなく、42歳を越えていなければならない。

 従って、秘儀参入者は過去を振り返ることができなければならない。というのも、秘儀が開示されるのは回顧的探求の中だけだからである。

 そして、49歳までの人生を振り返ることができると、火星の秘儀が開示される。もし、56歳までの人生を振り返ることができるなら、木星の秘儀が明かされる。

 更に、深いベールに包まれ、驚くべき輝きを発する土星の秘儀(土星の秘儀には、次の講義で見ていくように、宇宙の深い秘密が隠されている)が開示されるのは、56歳から63歳までに起こった出来事を振り返るときである。

 (生年が、高齢まで達しないのは、魂が、秘儀の開示に相応しくないからだろう。つまり、例えば、まだ、太陽の秘儀を開示するには、早いと思われる魂は、21歳以前で死を迎えるわけなのだろう。)

 従って、人間とは実際、小宇宙なのである。人間は、通常の覚醒意識では知覚困難な上述の事実に関連している。

 もし、月の力が誕生から7歳までの間、人間の中で活動していなかったなら、人生を形づくり、秩序づけることができないだろう。参入者は、後になってその影響を知覚できる。



 同様に、もし、人間が、金星(水星)領域に内(精神)的に関連づけられていなかったなら、14歳から21歳までの期間(もし、カルマによって、金星の創造力を受け取るように予め配慮されていたなら、強力な創造力が注ぎ込まれる期間である)における経験を創造(再構築)できなかっただろう。

 そして、もし、人間が、太陽領域に統合されていなかったなら、21歳から42歳までの年代、つまり、若年から熟年へと通過していく年代に関して、成熟した理解や経験を発達できなかっただろう。

 昔の社会体系は、非常に異なっていた。職人は21歳になるまで徒弟として働き。次に(独立した)「職人(旅人)」になり、最終的に「親方」になった。

 (21歳から28歳までが「徒弟」、28歳から35歳までが「職人」、35歳から42歳までが「親方」という精神鍛錬による心の感覚器官の養成期といえる。)

 上記のように21歳から42歳までの年代の内(精神)的な発達は全て太陽領域に関係づけられていた。そして、56歳から63歳までの衰退期での経験全ては土星領域の影響に帰属する。

 人間は、地球と同時に互いに交流しあう7つの領域の中に存在し、人生の経過に従って、相互交流の中で成長すると同時に、相互交流のなかに関連づけられる。

 誕生から死までの人生は、人間を形づくる天体(星)の領域からの影響によって、当初(誕生前)のパターン(カルマ)からの変化を被る。

 土星の領域に達するとき、天体領域の存在たちが、慈悲によって、人間のために成し遂げた全てを経験したことになる。

 (人間が、7つの天体の恩恵に与かっているというのは、聖書に記述されている、「神はこの世を7日でつくった」の意味である。

 7日の「日」は、古代では「デウス」と呼ばれ、日ではなく、天体や神を意味する。つまり、7つの天体を司る神のことで、7柱のことである。

 この世とは、人間のことでもあり、人間の能力、つまり「人生」は、7つの神々で7柱、つまり7つの天体の恩恵に与っている、という意味でもある。)

 そのとき、秘教的な意味において、秘儀に参入した立場から、惑星生活を振り返り、自由で独立した宇宙存在、つまり、ある意味で、もはや63歳までの人生経験からの強制(カルマ)に左右されない存在として船出する。このような事柄については、次の第7講で更に述べる。

 (還暦は、干支を基にしているので61歳だが、易経は64掛なので、本当は64歳といえるだろう。つまり、64歳以降は、7つの天体の支援のない、本人の魂の能力だけで生きていくことになるのだろう。64歳に達したら、真の自由人となるわけである。)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010年09月15日 16時51分05秒
コメント(0) | コメントを書く
[神秘体験空間] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: