シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2011年02月23日
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カテゴリ: 神秘体験空間


 エーテル体


 人間は、この世においては、肉体を通して地上の事物と結びついているが、光や音や生命が織りなす「エーテル体」は地上の事物だけでなく、宇宙の事象とも結びついている。

 人間の魂が霊界から、この世に生まれてくるとき、予め既に地球外の宇宙の中で、その人間のために、エーテル体を合成する様々な力が用意されている。

 特に唯物論時代には、高慢と思い上がりから、親は、自分たちだけの力で子供が産まれるものと、信じている。唯物論が普及するにつれて、親だけで子供が産まれるものと信じる人が益々増加するだろう。

 しかし、地上の人間は、霊的存在が降りてくることのできる切欠(空間)だけを用意する。親がやれることは、果てしない宇宙の彼方から、エーテル体が地上に降りて来れるような場所を提供することだけである。

 上記のエーテル体は、肉体と同じように合成された存在である。人間の肉体を、頭、腕、手、胴他というように、解剖学者や生理学者が教える全ての知識の中に見ている。しかし霊的に見ると、この肉体はエーテル体に貫かれて、輝いている。

 肉体は空気を呼吸するが、エーテル体は光を呼吸する。光を吐き、その光を人間(自我)に分け与えると、人間は、その光を受容し、生きていく。エーテル体が光を吸うと、自分の中で光を消化し、その光は失われ、暗くなる。

 そして、その暗さの中へと、宇宙の音階を奏でる宇宙音響を取り込み、更に宇宙生命を取り込む。肉体が、空気中の酸素を吸収し、炭酸ガスに変えるように、エーテル体が光を吸収し、闇に織り込むと、光は色彩となって輝き出る。



 (エーテル体のオーラ)

 エーテル体は光の軌道を通って人間の肉体に結びついてくる。この光の軌道を作っているのは、星々の位相(配位)である。

 しかし、上記について詳しく述べることは、今はまだ不可能である。光の軌道について述べるには、人間の道徳水準をもっと高くしなければならない。なぜなら、光の軌道と宇宙の音階を通って、エーテル体が人間の肉体に入ってくる秘密を、もし現代人が知ったなら、恐ろしい方法で悪用しようとするからである。

 この秘密を人間の低次の衝動が、自分のものにするとき、子孫全体に対する無制限の権力が親に与えられる、という可能性が潜んでいる。従って、光の軌道と宇宙音階の軌道の秘密は、これからも長い間封印され続けるだろう。

 ただ特別の条件下でなければ、この秘密について少しでも知ることは許されない。人間のエーテル体は肉体とは異なった道を歩む。

 死の門を通過した後もなお、数日間、人間はエーテル体を保持するが、再びエーテル体を宇宙へ返さなければならない。エーテル体はただ、宇宙の中で像(イメージ)のような存在となり、死後から新しい誕生にいたるまで、人間の人生のために存在し続ける。

 死後も存在し続けるだけでなく、エーテル体は、様々な条件下に、様々な形で、宇宙に組み込まれる。

 不慮の災難で夭折した人と、高齢まで生きた人とでは、組み込まれ方も異なる。しかし、境界域の彼方の霊界に眼を向けるなら、若い死も、老いた死も、宇宙的な関連全体の中では、共に各々大きな意味をもっている。

 なぜなら、エーテル体は、死後もなお生き続け、各々の形で霊として働き続けるからである。エーテル体に関する考察を深めていけば分かるように、人間は誰でも、基本的には皆同じ年齢である。

 肉体的には早くに死去する者もいるし、長く生き続ける者もいる。しかし霊的に見ると、基本的には皆一様に歳をとる。

 (昔の数え年は、エーテル体を基本にしていたようなので、皆一様に歳をとった。エーテル体が、時間を生み出しているようで、いわばタイムマシンといえる。



 アインシュタインは、相対論をわかりやすく解説する喩えとして、ある人、例えば、熱いストーブの上にいる場合には時間が長く感じられ、他の人、恋人といる場合には、時間が短く感じる、という発言をしているが、これはまさしくエーテル体の記憶について述べている発言ともいえる。

 アインシュタイン本人は、エーテル体を否定するために、相対論を提唱したのだが、代わりに、相対論そのものの特性が、エーテル体の性質を示すことになるわけである。

 一時期、タイムパラドックスを使ったドラマなどが流行したが、物質的には、不可能で、なぜなら、物質的には、過去は存在しないからであるが、エーテル的、つまり、光の映像的には可能なので、人間は夢のなかで四六時中タイムスリップをしているわけでもある。

 亡くなった故人や伝説の英雄とも会えるわけだ! 恐らく、将来の自分にも会っているはずだが、自分とはわからないだけだろう。)

 早く死ぬと、肉体は早く崩壊するが、逆に、エーテル体は宇宙のために生き続ける。そして正に若くして死んだことで、そのエーテル体は、遅く死ぬときとは異なる機能を宇宙のためにもつ。人間として肉体とエーテル体の中で生きる年月を全て数え上げれば、全ての人間は皆ほぼ同年齢となる。






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Last updated  2011年02月24日 10時10分00秒
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