シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2011年03月08日
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カテゴリ: 神秘体験空間


 四大元素霊について(前半)


 秘教学的な立場から考察すると、現代人の眼からは隠されているが、宇宙の進化の中で一定の役割を演じている存在がいる。霊眼で眺めても、その存在の中には、人間における「霊」のようなものを見つけることができない。その存在は、本質的に肉体と魂からなる存在である。

 これまでの考察から、上記のような存在の一大集合体を、人智学徒は知っている。すなわち動物である。動物も肉体と魂の存在である。しかし、上方へ向けて、集合魂もしくは集合自我と関わりをもち、その集合自我は既に霊的性質をもった存在である。

 個々の動物は肉体と魂の存在だが、高次世界にも、動物という存在が継続し、霊性と結びついている。

 その様子は、今までにも、よく挙げた例だが、例えば、ここに、壁があるとする。壁に10箇の穴をあけ、10本の指を、その中から出す。

 壁の外の人には、壁のうちの人が見えなくても、壁からでる10本の指を見れば、その指の振る舞いが、壁の背後の人により、生じていることがわかる。個々の動物と集合自我との関係も、以上の例と同じである。

 集合自我は霊界に存在し、個々の動物は、次第に、この霊界の集合自我の中へ移っていく。同じ形態をもつ様々な動物は、同じ集合自我と関係する。

 従って、物質界では個々の動物となっている部分が、すなわち肉体と魂の存在で、この存在がアストラル界へと継続している霊的な存在は、度外視されている。

 しかし、物質界での動物と同じ肉体と魂だけの存在ながら、物質界では不可視の存在もいる。



 本当は、霊をもたぬ魂だけの存在なので、むしろ「四大元素存在(エレメンタルヴェーゼン)」と呼んだ方がいい。

 では、なぜ、その肉体が見えないのかは、後で述べる。とりあえずは、人間の下位に立つ肉体と魂の存在である、とだけ述べておきたい。

 勿論、上記の四大元素存在は、現代のような啓蒙の時代には否定されている。現在のような進化段階に立つ人間には知覚できない存在だからである。上記の存在を知覚するには、見霊意識を一定の水準にまで進めなければならない。

 知覚できないからといって、上記の存在の働きがないわけではない。むしろ、上記の存在の働きは非常によく知覚できる。存在自体が知覚できないだけである。

 さて、この四大元素存在は、霊的な空間の中では様々な姿をとっている。「自然霊」とも呼ばれているが、他にも実に様々な名前がつけられている。名前はどうでもいい。

 先ずは、ありのままに、見霊者の眼には、どう映るかを述べる。

 四大元素存在は、実に様々な場所に、異なる姿で存在している。例えば、植物がなにも生えず、生物も棲まないような地下、例えば、資源が埋蔵されている鉱山の奥深くへ行くと、そのような存在たちに遭遇する。

 そのような場所に行き、金属や岩石を持ち上げてみると、まるで蜘蛛の子を散らすように四散する四大元素存在の奇妙な様子が眼に入る。

 (宮崎アニメに出てくるようなイガイガの虫のような存在か?)

 もの凄い数でかたまりうずくまっていたのが、地面を取り除かれると、一気にはじけ散る。面白いことに、はじけ散るだけでなく、次第に体が大きくなっていく。とはいえ常に人間以下の大きさである。

 コボルト、グノームなど、色々な名前がつけられているが、この存在の特徴は 姿が見えないだけでなく、道徳的責任をとらせることもできない。この存在たちの行為は、自動的(オートマティック)なのである。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88

 とはいえ、例えば、人間の知性と似ていなくはないが、それどころか人間よりも「機智」に富んでいるので、四大元素存在と遭遇する人は、色々な悪ふざけをやりたがる四大元素存在の機智の特徴を知ることができる。

 鉱夫は一般的に良い自然感覚をもっているが、炭鉱夫というよりも金属採掘の鉱夫には、上記のような経験をもつことがよくある。





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Last updated  2011年03月08日 16時55分38秒
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