シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年03月05日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
つづき
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これからの道

 戦後処理を神の意志に沿って行えば、日本は栄える。反すれば没落する。これからの日本が抱くビジョンは、神が示している。真摯な政治家がこの反省の道を通り、周辺の国と共に栄える事こそがこれからの日本の道だ。

 原爆という、人類最大の苦しみを味わった日本は、平和の使者として正しい生き方を選ぶべきだろう。日本の神は、鞭打ったわが子を慈しむように、戦後の日本を陰から支えている。その神を、失望させてはならない。これからの日本が進むべき道は、哀れみと善良さの神が示す、明るいまっすぐな道なのである。

ゼカリヤ書 8:6
 万軍のヤーはこう仰せられる。「もし、これが、その日、この民の残りの者の目に不思議に見えても、わたしの目に、これが不思議に見えるだろうか。――万軍のヤーの御告げ。――」

ゼカリヤ書 8:7
 万軍のヤーはこう仰せられる。「見よ。わたしは、わたしの民を日の出る地と日の入る地から救い、

ゼカリヤ書 8:8


ゼカリヤ書 8:9
 万軍のヤーはこう仰せられる。「勇気を出せ。あなたがたは、万軍のヤーの家である神殿を建てるための礎が据えられた日以来、預言者たちの口から、これらのことばを日ごろ聞いているではないか。

ゼカリヤ書 8:10
 その日以前は、人がかせいでも報酬がなく、家畜がかせいでも報酬がなかった。出て行く者にも、帰って来る者にも、敵がいるために平安はなかった。わたしがすべての人を互いに争わせたからだ。

ゼカリヤ書 8:11
 しかし、今は、わたしはこの民の残りの者に対して、先の日のようではない。――万軍のヤーの御告げ。――

ゼカリヤ書 8:12
 それは、平安の種が蒔かれ、ぶどうの木は実を結び、地は産物を出し、天は露を降らすからだ。わたしはこの民の残りの者に、これらすべてを継がせよう。

ゼカリヤ書 8:13
 ユダの家よ。イスラエルの家よ。あなたがたは諸国の民の間でのろいとなったが、そのように、わたしはあなたがたを救って、祝福とならせる。恐れるな。勇気を出せ。」

ゼカリヤ書 8:14


ゼカリヤ書 8:15
 しかし、このごろ、わたしはエルサレムとユダの家とに幸いを下そうと考えている。恐れるな。

ゼカリヤ書 8:16
 これがあなたがたのしなければならないことだ。互いに真実を語り、あなたがたの町囲みのうちで、真実と平和のさばきを行なえ。

ゼカリヤ書 8:17


極端主義とスポーツ

 勇ましいせりふを口から出せば、人々はそれに酔わされる。この現象はスポーツの世界によく見られるはずだ。

 「絶対に勝ってみせます」

 「優勝を固く誓います」

 「我々に不可能はありません」

 これは実に無責任なせりふである。その誓いは後で破棄され、観客は失望する。しかしそうした結果が見えていたとしても、極端な発言は大胆に見え、当初は勇ましく感じるのだ。

 体育系の出身者は、極論を好み、勇ましさで人々の歓心を得ようとする。そして、人間社会の極限状態では、そうした発言が真実に聞こえてしまう。

 「たとい玉砕してでも、この国は明け渡さない」

 しかし、玉砕したら明け渡すしかないのだ。支離滅裂なこうした発言も、国中がパニックに陥っている場合はすんなり通ってしまう。

 政治に必要なのは、勇ましい発言でも、血が上った頭でもなく、冷静に物事を見通す目である。適切なだけ梶を切り、全ての発言を考慮し、あらゆる可能性や方法を模索して歩んで行かねばならない。そこに不可欠なのは、「フィードバック」である。

民の声は重要

 人間の体には、無理をして破滅に至らないようなシステムが備わっている。それが「神経組織」である。足の先の先であっても、トゲが刺されば痛みを感じる。人は作業を止めて、そのトゲ抜きに没頭する。こうして体全体の健康は保たれる。

 一国のフィードバックシステムが拾うべき信号が、「民の声」である。昔は、目安箱という「声」の収集装置が設けられた事もあった。また、水戸光圀の諸国行脚(あんぎゃ)のように、直に民の声を聞く人々も存在した。このようなシステムは現在機能しているだろうか?少し前までそれは無かったのだ。

 官僚は、庶民の声をフィードバックする末端神経のはずだが、それはまるで腐ったように、機能停止を起こしている。車の流れは、列島の血の巡りに相当する。この交通システムの面倒を見る交通警察は、死んだ神経の代表だろう。彼らは庶民の意向を汲む事無く、組み伏せる事ばかり考えて、庶民から憎まれている。

 選挙が時々行われる。これは、貧弱なフィードバックのシステムだが、それでさえ金や人脈や様々なトリックで油が塗られ、空回りしている。大切なのは、選挙後の政策モニターの方である。しかし、選挙後の民の声はほとんど聞かれることなく、世の中の強者だけが国民の権利を牛耳ってしまう。

 フィードバックの途絶えた国は、トゲのいっぱい刺さった体で働き続ける人に似ている。脳は痛みも感じず、傷の手当てもしない。そして体は、破傷風の毒素によって、やがてはひっくり返るだろう。どんな小さな傷でも、それを放置すれば、化膿して全体に影響するのだ。

 過去の日本の失敗は、弱者の痛みを脳が無視したところにある。この点で小泉内閣の場合は、インターネットの活用によって庶民の声を汲み上げようとしている。積極的な点は評価できるのだが、老人は、パソコンなど触れない。ゆえに、老人宅を巡回する公務員が、神経の末端として働く方がより現実的だろう。

 (小泉内閣も、森内閣と同じで、庶民を操作するために、汲み上げただけだったと後に判明している。)

社会の上層には浮き粕が浮かぶ

 世の中の目立ったところに、人を掻き分けて登ってくるのは、特別な人々である。こうした人々は、決まって自己顕示欲が強く、数多く発言し、強い要求を投げかける。しかし「彼らの声が庶民を代表している」と考えるのは早計である。本当の庶民の声は、底に沈んでいるからだ。社会に充満し漂っているのは、発言を求めて手を挙げる優等生の意見ばかりである。

 しかし、実際にトゲが刺さって痛みを感じているのは、手を挙げない人々だろう。彼らは、その痛みでうずくまり声を挙げる事さえできない。腐った神経は、いったい何をしているのだろうか?

弱者の視点に立てば問題を回避できる

 世界中で起きてきたクーデターの原動力は何だろうか?それは、最低の生活に甘んじている貧しい人々の嘆きである。満ち足りた国がクーデターを引き起こす話は聞いたことが無い。もしそれを起こそうとしても、成功する確率は非常に低い。暴徒として鎮圧されるのが落ちである。よって、社会弱者の嘆きこそ、政情不安定の要素となっている。

 ロシア共産主義革命が起きたのも、その一因はロマノフ王朝の政策にあった。ニコライ二世が弱者の訴えを無視し続けたからである。民の不満は、共産主義の仕掛け人を引き寄せ、後押しした。

 このように、大切なのは主義主張ではなくむしろ政策である。それに伴って、弱者の心こそ最優先でモニターすべきものだ。政治家は常に、彼らの視点に立って物事を考えねばならない。また、共産主義は平等を謳っているため、結果はどうあれ「弱者の視点に立つ」という構えである。今まで存続できたのは、弱者からの精神的な支えがあったという部分が大きい。

 資本主義においても、弱者が満たされた社会は住みやすくなる。これは、やって見なければ実感できない法則のようなものである。社会型の生物である人間には、「弱肉強食」という言葉は通用しない。人間には潜在意識という目に見えない強力な力があり、それは思っている以上に社会に影響を与えているからである。

 弱者の潜在意識は強く、強者の築いた社会をなぎ倒してしまう。一時期うまく行っても、すぐに予期せぬ問題が頻発する。ゆえに、「淘汰」に任せて弱者を嘆かせる政治家は、国を治めることはできても真の繁栄を実現することはできない。





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Last updated  2012年03月06日 10時20分21秒
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