シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年09月04日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 しばらく、太平洋戦争を調べることに夢中になってしまい、シュタイナーの講義の要約を休止していたが、再開します。

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 物質体において、エーテル体の化学的作用を促進可能にする器官は、甲状腺、胸腺、副腎のような腺器官である。これらの腺器官は、化学的作用と結びついているために、人間の肌色(薄紅色)は、これらの腺器官の背後のエーテルの活動と、ある意味で密接に関わっている。

 例えば、副腎の機能のなかには、肌を青白く、もしくは血色良くするなどの働きがある。副腎が退化すると、皮膚の色合いとして現われてくる。副腎の退化による、いわゆるアジソン病[Addisonsche Krankheit]に罹ると、褐色になることをみれば、このような関係の奥深くまで洞察できる。

慢性原発性副腎皮質機能低下症
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%A2%E6%80%A7%E5%8E%9F%E7%99%BA%E6%80%A7%E5%89%AF%E8%85%8E%E7%9A%AE%E8%B3%AA%E6%A9%9F%E8%83%BD%E4%BD%8E%E4%B8%8B%E7%97%87

 肌色等は、生体組織の、ある種の化学作用を示唆している。化学作用は、特に胎児の成長に重要だが、他方、光の作用は、14歳以上の成長にとって問題となる。更に、28歳以上の成長にとっては、熱の作用から、重要な活動が盛んに現われてくるようになる。

 これらの作用変化のなかに、全体の人生に対する、重要で、極めて重要なヒントがある。それは次のようなことである。



 上記のような人体組織の三重性、つまり化学作用による組織化、光作用による組織化、熱作用による組織化、いわゆる塩過程(プロセス)、水銀過程(プロセス)、硫黄過程(プロセス)の組織化からなる三重性に注目すれば、生命全体が、組織化しながら、人間に作用するのを、はっきりと思い浮かべることができる。

 いま生活全般、例えば、栄養摂取だけでなく、人間の行為全般を述べているが、子どもの場合には化学作用が、生体組織の隅々まで介入しながら作用する。化学作用よりも強い光作用と呼ばれるプロセスは、青年期に、生体組織全体に介入しながら作用し、魂的な障害をも引き起こす萌芽を生じさせる。

 人間は、青少年期には、外界の印象に対して最も敏感になる。この時期に、非論理的に構築された外界に向き合うか、論理的に構築された世界に向き合うか、の違いは、後の人生行路における魂の素質全体にとって大きな意味を持つ。特に、これまで述べてきた病理学に関する人智学的な知見については、次回以降も再度、述べ、それから、更に治療上の知見に移る。





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Last updated  2012年09月04日 11時20分40秒
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