シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2012年11月28日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回の続き

 ☆  ☆  ☆

 ヨーロッパのどの国においても平和が続いていた。近隣諸国と争っている国はなく、モスクワにいる彼らの傀儡どもも戦争を始めるつもりはなかった。スターリンですら、いわゆる「愛国主義」によってロシア人を団結させない限り、新しい戦争は体制の転覆を意味することを理解していた。

 しかし、それでも陰謀家たちは戦争を作り出さねばならなかった。戦争を開始するためになんらかの事件を見つけるか、作り出す必要があった。そのような時に、彼らは一人の小柄な、目立たない、冷淡な男を見出した。その名はアドルフ・ヒトラー。

 ヒトラーは、オーストリアでペンキ職人になる前に、伍長としてドイツ軍に従軍した。ドイツの敗戦に個人的な恨みを抱き、ドイツ領ミュンヘンにおいて民衆の煽動家として活動を開始した。「ドイツ帝国の栄光とドイツ人の団結力を取り戻し、全世界征服のためにドイツ軍を立て直せ」と訴えた。奇妙なことだが、安っぽい道化師ヒトラーは、民衆を煽動する術をわきまえ、人をひきつける魅力を持っていた。しかし、ドイツの新政権はもはや戦争を望まず、この忌まわしいオーストリアのペンキ職人を牢獄にぶちこんだ。

 陰謀家たちは、この男を正しく指導し、資金を与えるなら、新たな世界大戦を引き起こすことができると踏み、彼の収監中に、ルドルフ・ヘスとヘルマン・ゲーリングに命じて一冊の本『我が闘争』を書かせ、それをヒトラーの作として出版した。

 それは、リプデノフが著した”Mission to Moscow”をジョセフ・デイヴィーズ(当時の米国モスクワ大使でありCFRの傀儡)の作としたのと同様である。『我が闘争』において、このゴーストライターたちは、ヒトラーの恨みと、ドイツ国民の栄光を回復する方法の概略を記した。

 陰謀家たちは、ヒトラーの熱狂的な支持者を集めるべく、ドイツ人の間に、この著書を広く普及させるための方策を練った。(陰謀家たちの手配によって)ヒトラーが出獄すると、陰謀家たちは、すぐに彼に身支度をさせ、軍資金を与えて、ドイツの他の地方に向かわせた。

 そこで彼に人々を煽動するメッセージを語らせるためだ。ヒトラーは、退役軍人の間で急速に支持者を集めはじめた。大衆は彼を愛するドイツのために立ち上がった救世主とみなすようになった。



 しかし、これでも戦争を始める十分な理由ではなかった。全世界はヒトラーの登場を注視していたが、あくまでもドイツの国内事情として不介入を決め込んでいた。ドイツに対抗し、戦争を起こす理由を見出た者は皆無であった。

 ドイツ国民も隣国に侵略するほどの狂乱の中にはまだ放り込まれておらず、後に戦争に発展することになるフランスとの関係も悪化していなかった。陰謀家たちには、このような狂乱が必要であった。

 つまり、ドイツ人に思い切った行動に移らせ、同時に全世界を恐怖のどん底に突き落とすほどの狂乱が。ちなみに、『我が闘争』の内容は、事実上、カール・マルクスの『ユダヤ人のいない世界』の補足でしかない。

 陰謀家らは、突然、シフ=ロスチャイルドのギャングがロシアにおいてポグロムを作り出し、おびただしい数のユダヤ人を虐殺させ、世界の世論をロシアへの憎悪に導いたことを思い出した。彼らは、これと同じ不条理な戦略を用いて、ヒトラーに率いられていたドイツ国民をユダヤ人憎悪に駆り立てることを決意した。

 たしかにこれまでドイツ人がユダヤ人に対して特別な好意を抱いたことは一度もなかったが、しかし、彼らに対して根深い憎悪を抱いていたというわけでもなかった。そのため、陰謀家たちは、そのような憎しみを醸成する必要性を感じていた。

 ヒトラーにその務めが委ねられた。この戦略は、ヒトラーの目に魅力的に映った。なぜならば、自分をドイツ人の「現人神」として祭り上げようとする、おぞましい計略をその中に見たからだ。

 資金面での助言者であるウォーバーグ家やロスチャイルド家、すべてのイルミナティのリーダーたちによる巧みな誘導と指導のもとに、ヒトラーは、憎むべきベルサイユ条約と戦後の経済破綻の責任をユダヤ人に押し付け、彼らを非難しはじめた。その後の事情は歴史が示すとおりである。ヒトラーは収容所を作り、幾十万人ものユダヤ人を焼却炉で処分した。

 陰謀家たちが主張する6百万人や60万人という被害者数は事実と異なる。しかし、今数字について論じるのをやめよう。

 繰り返すが、国際銀行家たち、すなわち、ロスチャイルド家、シフ、レーマン家、ウォーバーグ家、バルーチ家は、自らの邪悪な計画によっていかに多くの同胞が犠牲になろうとお構いなしなのだ。ヒトラーが虐殺した数十万のユダヤ人の命など彼らにとっては屁にも値しない。

 彼らは、以後の戦争における虐殺された幾百万もの人々の命と同様に、それをイルミナティの世界統一計画を推進するための必要な犠牲と考えていた。ここにもう一つの、強制収容所に関する身の毛もよだつ詳細な記録がある。



 これにより、世界の世論はドイツ人憎悪に傾いたが、それでも戦争の理由にはならなかった。そのため、彼らはヒトラーをけしかけて「ズデーテン地方」を要求させた。チェンバレンと当時のチェコスロバキア外交官、及び、フランスは、その要求に屈した。波に乗ったヒトラーはさらにポーランドの領土とフランスの皇帝領をも要求したが、拒絶された。

 そこで彼は、スターリンと不可侵条約を締結した。ヒトラーは、共産主義に対して憎悪を露にしていたが、実際のところ、ナチズムは社会主義にほかならず、共産主義とは実際上社会主義なのだ。しかしヒトラーは、これらすべてを軽視した。

 ヒトラーがスターリンと条約を結んだのは、ポーランドを攻撃し、両国の間で分割するためだった。スターリンは、ポーランドの一部に侵攻し(この侵攻を非難されたことは一度もなかった[イルミナティの指導者たちが裏で手を回したからだ])、ヒトラーはドイツ側からポーランドに「電撃」侵攻を開始した。陰謀家たちは、ついに世界戦争を起こすことに成功した。この戦争はきわめて恐ろしいものだった。

 1945年に、陰謀家たちは、ついに世界統一政府の土台となる国連を設立した。驚くべきことに、アメリカ人はみな、この汚れた組織を至聖所のように崇め奉った。

 国連の創設に関する事実が明らかになった後ですら、アメリカ人はこの邪悪な組織を崇拝し続けた。アルジャー・ヒスがソ連のスパイであり、裏切り者であると分かっても、アメリカ人は国連に信頼を寄せ続けた。



 初代国連事務総長トリグ・D・リーが自著For The Cause of Peaceの中でヒスとムラトフの、この秘密協定を確認した後、国連はヴァシャリアを休職させた。休職により、ヴァシャリアは、マッカーサー将軍の指揮のもとにあった、いわゆる国連警察活動隊と戦っていた北朝鮮軍と共産中国軍を指揮することが可能になった。

 国連軍を勝たせないために、小心な大統領トルーマンは、国連による指令のもとでマッカーサーを解任した。

 アメリカ人は、あの戦争で15万人もの息子たちを殺されたり、不具にされたりしたにもかかわらず、なおも国連を信じつづけた。アメリカの完全支配を実現するために国連がカリフォルニアとテキサスの多くの都市を(国連の指揮下にあるアメリカ人兵士を使って、国連の旗のもと、アメリカの背信的な国務省と国防総省との共謀により)侵略していたということが1951年に暴露された後でもなお、アメリカ人は、国連こそ平和を達成するための確実な方法であると信じ続けた。彼らのほとんどは、以上の事実を無視し、国連こそ至聖所であるとの信念を保った。

 読者は、国連憲章が、裏切り者アルジャー・ヒスとムラトフ、ヴィシンスキーによって書かれたということをご存知だろうか。ヒスとムラトフは、あの秘密協定の中で「国連軍のトップは常に、モスクワが決めたロシア人でなければならない」と決定した。

 読者は、ヤルタでの秘密会談において、ルーズベルトとスターリンが、イルミナティの組織であるCFRの指令により、国連をアメリカに設置すると決定したことをご存知だろうか。

 国連憲章の大部分がマルクスの『共産党宣言』とロシアのいわゆる憲法からの丸写しだということをご存知だろうか。

 上院議員のうちで、国連憲章に反対票を投じた2人しかそれを読んでいなかったということをご存知だろうか。

 国連が設立されてから共産主義により奴隷に貶められた人々の数が25万人から10億人に膨れ上がったことをご存知だろうか。

 平和を目的とする国連が創設されてから、少なくとも国連が煽動して起きた大戦争が20もあるということをご存知だろうか。国連は、ローデシアやクウェートといった小国に対する戦争を煽動した。

 国連体制のもと、ロシアの分担金支払い拒否のために生じた国連の財政赤字の穴埋めに、米国国民の税金から国連に対して数百万ドルが強制的に支払われたことをご存知だろうか。国連は、ロシアやその衛星国に対して非難決議を一度も下したことがなく、非難されるのはいつも米国の同盟国であったということをご存知だろうか。

 エドガー・フーバーが「国連への共産主義国の代表者たちの圧倒的大多数はスパイだ」という発言をしたことをご存知だろうか。66人の上院議員が「領事館契約」に賛成票を投じたために、ロシアのスパイと破壊活動家たちに米国への門戸がすべて開け放たれたことをご存知だろうか。国連は、総会において新たな脅威について議論する以外の自由世界側のあらゆる活動を妨害することによって、ソ連の世界征服を助けていることをご存知だろうか。

 朝鮮戦争の際に、国連加盟国は60カ国であったが、国連軍の95%がアメリカ人によって構成され、戦費のほぼ100%がアメリカ人納税者によって支払われていたことをご存知だろうか。

 朝鮮戦争とベトナム戦争において、国連がアメリカの勝利を妨害する政策を取ったことをご存知だろうか。マッカーサー将軍は、そのすべての戦略について、まず国連に報告してなければならず、そして、国連はそれを北朝鮮軍と共産中国軍の司令官ヴァシャリアに伝えたことをご存知だろうか。将来国連の旗のもとでアメリカ兵が戦うすべての戦争は、国連安全保障委員会の指令のもとで実行される規則となっていることをご存知だろうか。

 ハンガリー動乱の際に、国連が約8万のロシア及びモンゴル占領軍に対して無為を決め込んだことをご存知だろうか。

 ハンガリーの自由の闘士たちがロシア人によって虐殺されたとき[1956年]に、国連は何をしていたのだろうか。読者は、国連とその平和維持軍がコンゴを共産主義者の手に引き渡したことをご存知だろうか。国連のいわゆる平和維持軍が、カタンガの白人反共産主義者たちを踏み潰し、レイプし、殺害するために利用されたことをご存知だろうか。

 共産中国軍がラオスとベトナムを侵略し、ネロがゴアや他のポルトガル領を侵略した時に、国連がただ傍観するだけで、無為無策に徹したことを存知だろうか。国連がカストロ支援の直接の責任者であり、幾千人ものキューバの若者が共産主義教育のためにソ連に送り込まれたことに関していかなる行動も起こさなかったことをご存知だろうか。

 ☆  ☆  ☆

 次回に続く。





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Last updated  2012年11月28日 22時36分29秒
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