シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年08月20日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 (神秘的な)瞑想をはじめて学ぶ人や、霊視力を発達させようとする人にとって、例えば、次のような修行は非常によい。

 真っ暗な部屋に身を置き、外からの光を完全に遮断して(夜の暗闇、もしくは両目を閉じることでもよいが)、自身の内的な(精神)力によって、徐々に、光のイメージを形成すること。

 光のイメージを十分に形成できるようになると、次第に明敏になり、ついには光を感得するようになるが、それは物質光(電磁波)ではなく、当人の内的な(精神)力により、自ら生み出した力(エネルギー)なのである。

 これは叡智に浸透された光であり、この光の中に創造する叡智が現われる。この光がアストラル光と呼ばれる光なのである。

 (仏教では霊光というようである。精神「忍耐」力によりつくられる光。)

 瞑想を通じて内(精神)的な光を生み出すことができるようになる。この光は、人間がいつの日か(物質的な視覚ではなく、もっと精妙で霊的な感覚器官によって)見えるようになる霊的な存在の先触れである。その光は、実在する、エロヒムのような霊たちの衣装である。

 正しい方法で修行すれば、高次の存在たちとの関係を結ぶ手段となる。自らの経験から霊界について知る人たちは、このような正しい瞑想を行なってきた。

 (釈迦の八正道など。)

 後で述べる別の方法でも、自らの内(精神)的な力により、周囲を光で照らし、叡智に囲まれるだけでなく、周囲から音楽が聞こえてくる、という境地にまで到達できる。古代ピタゴラス哲学では、天球の音楽について伝承されていた。



 秘教の導師の指示に従って十分に修行を積むと、明澄な、光輝に満たされた空間や、叡智が顕現した光の空間を内的に観るだけでなく、宇宙空間に漲る天球の音楽を聞き取ることを学ぶ。空間が鳴り響き始めると、当人は天国、いわゆる神界(Devachan)にいる、と言われる。

 天国では、空間が音楽を奏でるが、この音は空気中で生じる物質音ではなく、霊の音で、ずっと高次の精妙な実(媒)質のアーカーシャの中で生じる音なのである。空間は絶え間なく、このような音楽に満たされ、この天球の中に、ある種の基調音がある。

 (アーカーシャとは真空のゼロ点振動エネルギーのことに思われる。)

 さて、再び、「天球の音楽」という言葉から考えてみる。今日の数学者、天文学者たちが、神秘学のなかの惑星について伝承されていることを、妄想と見なすことは明白だが、このことは揺るぎ無い真実なので、問題ではない。

 これまで述べてきたように、この地球は繰り返し段々と進化してきた。地球のこれまでの受肉についても述べたが、地球は最初、土星、それから太陽、更に月、そして現在は地球となったが、その後には、木星、金星、バルカン(ウルカヌス)星となっていくだろう。

 さて、次のような疑問が生じる。今も空には土星があるが、今日のこの土星は、地球の最初の受肉状態の(原始)土星と一体どういう関係にあるのか?

 今日、星空を観察すると、公によく知られている諸惑星が見える。これらの惑星の名称は、恣意的に選ばれたような、つまり近年の慣例になっているような、例えば、その星の発見者の名前などの特定の人物にちなんでつけられたものではなく、その天体の本質についての深遠な叡智から授けられた意味深い名称なのである。

 今日の人々はもはや、そのような叡智による命名とは無関係に、例えばウラヌス(天王星)は近年発見されたため、正しい名ではない。今日、天に「土星」として観ている天体は、地球がまだ土星状態にあったときと同じ段階にある。

 公の「土星」は、地球を、いわば老人とすれば、少年のような関係にある。老人が、傍らに立つ少年から育ったのではないように(老人もかつては少年だったわけだが)、この地球も、傍らにある今日の土星から進化したわけではない。

 今日の空にある土星も、またいつかは《地球》となってゆき、いまは一種の青年期の段階にある。他の天体も同様で、太陽は、かつての地球の「太陽紀」のような天体だが、ただその状態がいわば《進化した》[avanciert]状態なのである。

 人間の世界も、老人の横に少年がいる、といった具合に、様々な年齢層が共存するように、天界においても様々な天体が様々な進化段階にあって共存している。その一部(土星、太陽、月)は、いま第4の受肉状態にある地球が既に完了した進化段階であり、また他(木星、金星、バルカン星)は、これからとることになる進化段階である。



 これら7つの天体は、互いに正確に一定の関係にあり、神秘学者は、この関係を今日の天文学者が行なうのとは別の形で表現する。

 既知のごとく、太陽系の惑星は一定の速度で太陽の周りを運動している。しかし、これらの惑星は神秘学者たちによって正確に探求された、また別の惑星運動も行なっている。その探求により明らかにされた事実は、太陽は、ある霊的な中心点の周りを運動し、従って各惑星の軌道は、太陽の軌道を正中線とする螺旋を描く、ということである。

 (DNAの螺旋構造と似ている。)

 各惑星の軌道を運行する速度は、互いに全く一定の調和した比例関係にあり、この比例関係が、聞く者にとって、音響として、1つのシンフォニーを構成する。これがピタゴラス学徒によって天球の音楽とみなされた。

 この共鳴、この音楽は、宇宙的な出来事の模像であり、ピタゴラスの学院で教授されたものは、想像上の創作ではない。古代の神秘学者たちは次のように述べた。



 (以下の本はお勧め。

タンパク質の音楽
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA%E3%81%AE%E9%9F%B3%E6%A5%BD-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%B7%B1%E5%B7%9D-%E6%B4%8B%E4%B8%80/dp/448004230X
 フランスの物理学者ステルンナイメール博士は、量子力学と分子力学の成果をもとに新しい理論を展開、生体と音楽の間に潜む謎を解き明かした。研究の成果である「タンパク質の音楽」の効果を確かめるために、南西フランスの野菜畑でいくつもの実験を積み重ねた。その間、約20年。こうして生まれた「タンパク質の音楽」は、誰も足を踏み入れたことのない領域であり、私たちが世界を見るまったく新しい視点を与えてくれる可能性がある。-ブックレビュー社

 一部以下に抜粋。

 「ジョエル・ステルンナイメールは素粒子の質量分布に関する問題を研究しているとき、いろいろな素粒子の質量がある音階に従って分布していることに気づいた。その音階というのは、主に平均律音階である。これは、素粒子の振動数の中に互いに倍音の関係になっているものが存在することを意味する。

 彼は、量子物理学の理論的研究に長い間没頭した結果、彼の言う《スケーリング波動》の存在を予言し、間接的ながらも実際にそれが存在することを証明した。このスケーリング波動は素粒子から放射されるが、生物の細胞にあっては特にアミノ酸から放射され、その振動数は音としては耳に聞こえないぐらいの大きな値である。彼が計算によって振動数を求めたこうした波動の存在により、分子間のある種の反応や、さまざまな分子の振る舞いが説明できるかもしれない。)

 さて、各惑星の速度は、互いに次のような関係になっている。

 土星の速度=木星の速度の2×5(=10倍)

 木星の速度=火星の速度の5倍

 火星の速度=太陽、水星、金星の速度の2倍

 太陽の速度=月の速度の12倍

 この場合、土星の速度は月の速度より1200倍速く、(霊的な中心点の周りを百年に1度なので)年に12度前進する。

 (上記の天体の速度については、霊能者でないので、はっきりとはわからない。)





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Last updated  2013年08月20日 11時18分37秒
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