シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2013年08月29日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回の続き。

 ☆  ☆  ☆

 鮮烈な(強い)思索行為は―思念であれ感情であれ―如何なるものでも、物質、もしくは疑似物質的な構築をなすだけでなく、それを抱いた人の印影や痕跡を、ある程度帯びることになります。

 そのようなイメージが発端となる、先駆的、もしくは潜在的な形態は沢山存在します。私の話をイメージしやすくするには、幽霊、もしくは幻影のようなものを想像していただければよいでしょう。しかし、これはあくまでも類推を促すためです。

 そうした形態は、例えば、貴方がたの知る物質的現実として完全に出現するのではなく、物質のすぐ「背後」にありながら物質的構築を行なうのに充分な鮮烈さ(強度)を欠くものなのです。もし貴方がたに、それらが見えたなら、完全に実在するものにみえるでしょう。

 貴方がたの一人一人が実際に、おのおのに生き写しの複製イメージを頻繁に外に送り出しています。しかし、その物質化の程度はまちまちで、あるものは他と比べて実体のない、影のように希薄であったりします。

 そうした形態は単なる投影、つまり「平面的」なイメージではなく、周囲の状況に確実に影響を及ぼし得るものです。形態は、かなり説明し難い方法で、自分たちの「占有場所」を確保しますが、ときには物質として、その形態と共存したり、自らを、その形態に強引に重ね合わせてしまうこともあります。

 そうした場合は、確実に相互に影響が出ます。すなわち、物質的知覚の「背後」でのやりとりが起きるのです。

 遠く隔たった、貴方のよく知る、お気に入りの海辺に佇みたいと、突然、しかも強烈に念じたとしましょう。その絶大なる願望は、貴方自身の心からエネルギーの核のようなものを外に向けて放ち、それに貴方の形態が与えられます。



 (オカルトでいう生霊のこと。霊に生死はないのだから、「生霊」というのもおかしい。肉体を伴う霊というべきか。「死霊」は、肉体を伴わない霊となる。)

 平素の状況では、こういう現象は観察されません。しかしながら、願望が相当に鮮烈で、エネルギーの核も強大である場合には、貴方の意識の流れの一部が、その形態に伴うため、貴方は一瞬、自分の部屋にいながらにして潮風の香りを感じるなど、疑似イメージが佇んでいる海辺の環境を、何かしら不意に知覚する場合があるのです。

 (イメージ形成力が強いと、テレポートできる。一種の幽体離脱。)

 そういった知覚の範囲は、この現象においては非常にまちまちです。そもそも、貴方がたの物質的形態(肉体)は、強烈な感情が集約した結果です。精神の途方もなく膨大なエネルギーは、貴方がたを形づくるだけでなく、それを然るべき状態に維持します。

 物質的肉体は、維持されている間は永続不変的に見えるかもしれませんが、不断のない状態で連続して在るわけではないのです。肉体は絶えず「振動」しており、エネルギーとその構造的性質ゆえに、実際は明滅している状態で存続します。

 (スポーツ選手に、イメージトレーニングが有効なことがわかる。)

 さて、これは、甚だしく説明が困難な事実で、振動しながら存在する理由を、貴方がたに理解していただくことは、目下、私たちの目的を遂げるための必須項目ではありません。しかしながら、貴方がたを、物質的に見た場合でも、それを自覚するのと同じくらい頻繁に、貴方がたが「今、ここ(物質界)に在るわけではない」のです。

 (実際は、物質界しか知覚できないと想定しているので、意識が、時間という概念を作り出し、物質界が継続しているようにみせかけている。だから、生死も意識がつくりだしている。

 つまり、意識が、物質が時間に従って動いているように、進化論を基につなげ、見せかけている。だから、卵が先か、鶏が先かの議論が生じる。

 この議論で有名な禅の考案の、旗が揺れるのは、風が旗を揺らせているのでなく、旗が風に揺れているのでもなく、意識が旗を揺らせている、のと同じ。

 同じく、鈴木大拙の考案の、泳げない人が水に溺れなくなるには、泳げないという意識、もしくは溺れる意識をもたないこととも同じ。)



 従って、貴方の空間は、発端になる形態、それも相当鮮明なイメージで満たされていますが、それらは貴方が知覚可能な通常の構築体の「背後」に存在しているのです。

 実際に、そうしたイメージ投射は休みなく送り出されています。貴方がたが現在使っている以上に洗練された科学計測機器があれば、投影された形態の存在だけでなく、エネルギーの強さにおいて、様々な波をもつ振動が、貴方がたが知覚している物質を取り巻く様子をも、はっきりと示すことができるでしょう。

 (ハイゼンベルグの不確定性関係を超えるような計測器があればの話。)

 このことをより明確にするために、貴方の目の前にあるテーブルを、どんなものでも結構ですのでご覧になってください。テーブルは物質で、固体なため、知覚はいたって簡単です。

 さて、では比喩として、そのテーブルの背後に、それと全く同一でありながら、それほど物質的でないテーブルがあると想像してください。



 さて、今度は、最初にご覧になったテーブルの手前にも、それと全く同じテーブルがあると想像してください。その手前のテーブルも、「物質」のテーブルより少しだけ物質性が希薄な「現われ」をしています。

 ……手前の方向にもテーブルが連なり、手前のものほど徐々に物質性が希薄になっていきます。つまり、同じことが、最初のテーブルの両サイド(前後)にも起きています。

 (物質とは、波の重なり合いから成立していることの説明のようである。)

 さて、物質的な「現われ」をもつ全てのものには、貴方がたには知覚できない別の形態も存在します。貴方がたは、それらが特定の「振動数」に達し、縮退(波束として収縮)の末に、物質化したようにみえる、その瞬間の現実だけを知覚するのです。

 しかし、それらの物質性が希薄な波動は、別次元のレベルにおいては、極めて確実な存在性をもっています。

 (プランク長に固定波が現われたときに、物質性を想定した意識が、素粒子と知覚する。実際は、プランク長に固定されない無数の波動が蠢いている。摂動論からわかる現象である。このことは、例えば、海の波面や川の水面と同じで、波としてみえない部分にも波はある。)

 現実のなかには他にも、貴方がたの現実より「存在性の強い」ものがあります。あくまでも比喩であることを前提とした上で比較してみますと、例えば貴方がたのみる物質のテーブルのほうが、逆に、先ほど想像していただいた物質性の希薄なテーブルのように、存在が希薄に見える、ということです。

 (物質は、物質性に限定されて物質界に現われるから、物質面しかみていない。極論すれば、物質性をもつ固定波は、誰にでもわかる存在だから、馬鹿でもわかるので、低次元な存在ということ。

 例えば、幽霊がみれないというのは、古代では馬鹿な奴ということになる。ある意味で、現代の金儲けしか頭にない馬鹿と同じ。そういう意味では、古代人は過去未来を現在に透視してみていた。)

 そうした見地からすると、ある種の「超テーブル」(波長が巨大なテーブル)が存在している、ということになります。従って、貴方がたの(三次元)体系が最も密度の高いエネルギーによって創られた現実体系というわけではありません。

 (三次元では波動が小さくても、別の次元では、波動が大きいから。物質界はただ視野が狭いだけ。)

 貴方がたは、単にその体系の一部に入り込んでいるにすぎず、故にそれを知覚しているということです。

 従って、貴方が意識の上では気づいていない貴方の一部が、超体系(スーパーシステム)とも呼べるような現実に存在しています。超体系では、意識は、密度の高いエネルギーを知覚し、その取り扱いや、貴方がたの体系とは全く性質の異なる「形態」の構築を学んでいます。

 貴方がたにとっての空間とは、何も知覚できない場所を意味しており、その空間の概念は誤り以外の何者でもありません。なぜなら、空間には明らかに、あらゆる種類の不可視の現象で満たされているからです。

 しかし、そうした現象は、貴方がたの知覚に如何なる痕跡も残すことはありません。貴方がたは今でも、時おり様々な方法で、そうした別の現実に同調できます―それは、(物質的感覚からすれば)かなり突発な世界です。

 しかし多くの場合、それらの体験は物質的な登録がなされていない、という理由から、記憶に残らないのです。

 ☆  ☆  ☆

 このようなセスの話から、平和を望めば、平和が得られることがわかる。平和を望むことは愛することである。意識や宇宙は無限なので、有限を占有するための闘いなんて必要ない。

 現代人は、全く馬鹿らしく愚かなことに血眼になっている。現代人は、サル以下の知性の持ち主といえる。金儲けのために戦争をする米国人などはサル以下の恥的存在といえる。

 米国は、アメリカ動物園と名を変えるべきである。キリストの、「一方の頬を打たれれば、他方の頬を差し出せ」も理解できないアホなのである。その動物園の持ち主の英国やバチカンはサル山動物園と名づけるべきだろう。

 次回に続く。





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Last updated  2013年08月29日 15時45分12秒
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