シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2014年05月28日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回の続き。かつての地球は固体の存在ではなかったので、現代の物質科学では説明できないことが前回のSFチックな話からわかる。固体を物体として対象とする物質科学では説明できないので、古代の科学である宗教がSFチックな話となってしまった。その話は現代の神話のなかに残っている。

 物質で捉えられないものを古代では「霊」と呼んだ。霊が発する音を「言葉」と呼んだ。そして、アリストテレスは、4大霊の火(エネルギー)、風(気体)、水(液体)、土(固体)を用いて宇宙や自然を説明した。

 さて、そのような神話の続きを紹介する。

 ★    ★    ★


 昔、アトランティスは霧の中だった(ミストサウナのような状態)。地上の植物は霧の中で生長した。シダ植物はまるで樹木のように大きく、あらゆる生物が巨大だった。空を飛ぶ鳥でさえ今よりずっと大きかった。

 (まだはっきりと固体化されていない液体の状態。)

 当時のアトランティス人は、植物の種子を燃焼させ、種子が放つ生命エネルギーを、浮上する飛行船や工業に利用していた。初期のアトランティスの大気はいまよりも重く濃密で、水は今よりもずっと軽く希薄だった。まだ大気の中に水分が含まれていて、今では考えられないような自然環境だった。

 時が経過した後、水が密度を増して重たくなってきたとき、初めて空に虹が架かった。そして、太陽の光が地上まで届いた。



 消えはしたが、心配には及ばない。精神は種子として残り、新しい肉体やら形態を持って生まれ変わっていったからである。

 そして太陽が地上を照らすようになると、飛行船に取り付けた小さなピラミッドが、飛行船の主エネルギーになった。ピラミッドの先端が太陽エネルギーを取り込んでいた。

 初期のアトランティス人の音声は、特別な力を持っていた。

 言葉には治癒力があり、植物の成長を早め、動物の凶暴性を静めた。また言葉は、自然の力を操作することもできた。雨を降らせたり、火山を静めたりもできた。

 このような力は、間違って使われると破滅を招いた。

 そしてアトランティス人の子孫たちは、次第にそうした力を失っていった。そして初期のアトランティス人の音声の響きを、再現出来る者もいなくなった。

 高位の神官だけが、一子相伝で伝えていたが、誰も正しい音の響きを再現出来なくなっていった。ラの音階の羽音が蚊の雌を呼び寄せるように、自然界には不思議な法則が、今も残っている。

 (空海の真言などは、このことを伝えている。)

 この時代に、自然界の法則を動かす知識に長じていた祭司の階級が存在していた。

 この人たちは、精密にカットされた大きなクリスタル(ダイヤモンド)を使って、人々の心を操ることが出来た。この大クリスタルは、途方もない周波数を帯びた電磁力を発生した。

 この祭司階級の者たちは、大クリスタルにマイナスの思念を封じ込め、人々の集まったところでクリスタルからマイナスの波長を浴びせ続けた。そして、多くの悪が生み出された。しかし、科学技術は今以上に進歩していった。また同様なクリスタルをレーザー・ビームとして使うことによって、医学や外科学の技術も発展した。



 古代には、自然界の鉱物、宝石が今以上に利用され、その特性を役立たせていた。これらのクリスタルによる光線を使って、難病も簡単に治療出来た。

 癌を治すのに、マラカイトやアジュライトが必要だった。マラカイトは孔雀石とも言われるが、この銅を含んだ緑色の宝石は、「地(固体)」と「水(液体)」を調和している。そしてやはり銅を含む純藍色のアジュライトは「カルマの王」である土星に所属し、天の王国をとく鍵が含まれている。そして正しく用いれば、病んだ組織の上に放射性同位元素とよく似た作用をして、放射線により病んだ組織を除去する。

 この二つの鉱物を上手く融合すると、高周波の電磁場や放射線を発生させる。この放射線は人体には無害で、肉体の臓器もこの放射線には耐えられる。

 (以上の話は現代科学からは理解不能である。恐らく原文の誤訳だろう。当時は石といってもいまよりも固くはないはずである。)

 そして正しく用いた場合に、損傷を受けた部分を活性化させ、損傷した組織や、調和音を供給出来た。



 (アルミニウムがアポトーシスという細胞自殺死を誘発することがわかっている。)

 そして将来これら銅鉱の宝石の持つ未知の力が、ある秘められた目的で使用されることになるだろう。

 マラカイトとアジュライトによる薬の療法とは、この2種類の石を粉末にし、融合し、水晶製のプリズムを通した直射日光に当てて、光のエネルギーを充電した後に、アルコールを加えた。これを琥珀色の瓶に移し、暗所に保存して、必要とする期間を経た後に処方された。

 ポセイドンはアトランティス大陸を10人の子に配分し、長男アトラスを他の9人の上に君臨する大王にした。さらに、ポセイドンはアトラスを称えて国をアトランティス、周辺の海をアトランティック(大西洋)と名付けた。

 10人の息子の誕生以前に、ポセイドンは大陸と沿岸の海を同心円をなす陸地帯と水地帯に分割した。まるで旋盤にかけたように完璧だった。そして2つの陸地と3つの海域が中央の島を取り囲み、ポセイドンはその島を、1つは温泉、1つは冷泉の2つの泉によって灌漑を整えた。海岸から島の中央部にかけて平野があり、それは世界中のどの平野よりも美しく、肥えた土地だったので、大地にありとあらゆる作物を豊富に実らせた。この島はポセイディア島と呼ばれた。

 また、この島ではあらゆる硬・軟両質の地下資源が採掘された。当時オレイカルコス(オリハルコン)という金につぐ非常に貴重な金属は、島内のいたるところで採掘が可能だった。

 こうしてこれらの兄弟とその子孫達は、何代にもわたってこの島に住み、エジプトやチュレニア(?)に及ぶ地中海世界の人々をも支配していた。

 アトラスの一族には優れた人物が数多く出た。常に最年長のものが王として君臨し、いつの場合にも最年長の子に王位を譲りながら、何代にもわたって王権を維持していた。

 (シュタイナーによると、このアトランティスの風習が古代中国の皇帝に引き継がれているという。)

 そして、アトラスの子孫たちはアトランティスの支配者として続き、賢明な統治と勤勉によって国を無比の高い位へ上げた。しかし、何代もの長い歳月が過ぎると、神との掟を守ることを軽んずるようになってきた。

 ある日、ジーン・ウール(この話の主人公)は地底人のサトと共に再び地底の国を訪ねることになった。

 この青い皮膚をした地底人は、一体どのような人々なのか?

 実はこの青色地底人には見霊能力があった。この種族すべてに見霊能力があった。人間は血統からいえば、人種、民族、家族の一員として、祖先からの遺伝を血のなかに保持する。

 古代人は自分の内部に前代(親)の意識も持っていたので、自分を親代々と同じ名前で呼んだ(二世、三世という呼び名はこの名残)。先祖から子孫まで、家系を継ぐ者全てがもつ共通の意識を、一つの名前で呼んだ。これは神秘学にとってある重要な歴史的事実によっている。

 歴史を遡っていくと、地上のどの民族の場合にも、正確に指摘出来る、ある決定的な転換点が存在する。それは、古い伝統が生命を失い、家系の血を通して継承されてきた古い叡智が消え、外界に目を向けるようになった転換点である。

 その時、「われわれ(集合自我)」と感じていた意識が、「わたし(個的自我)」と感じられた。

 それ以前の部族達は閉鎖的に生きてきた。同じ血族同士で結婚することが当然だった(見霊能力を引き継ぐため)。この慣習はどの人種、民族のなかにも見られた。人類にとって決定的な転換点とは、この原則が破れ、同じ人種民族でなく同族婚が異族婚に移行した時点なのである。

 (いまだに同族婚を続けている古い連中もいるが、すでに見霊能力が腐敗している。)

 同族婚は家系の血を保持し、代々、部族、民族のなかに流れてきた同じ血を、個々の成員のなかに伝える。しかし異族婚による新しい血の混入は、種族のこれまでの生活原則を崩壊させた。

 この異族婚による混血の始まりこそが、実は理性や知性の誕生を人類にもたらした転換点である。(『血はまったく特製なジュースだ』シュタイナーより)

 太古の時代に太陽系第10番目の惑星に住んでいた人々が、地球人を奴隷状態で支配していたとき、光の子の大聖者(マスター)達が彼らを捕らえ地球の中心部に幽閉した。青色地底人はその幽閉の看守として生きていくために、純粋な血を保つ必要があった。

 そのために青色人種全てが地底で生きることになった。だから、今も青色地底人の血には、祖先達の善への傾向や、人生経験が引き継がれ流れている。

 民族伝統の権力が血に作用出来なくなったとき、つまり、外からの血の混入によって、新しい血が祖先達の権力を受け継ぐことが出来なくなったとき、消えて行くしかなかった。

 これは、最初の王族の子孫たちが先祖の賢明さや勤勉さを失っていった理由でもあった。

 王族の子孫たちの結婚は、神々に縁のある人々のなかから花嫁を選んで婚礼を行うべきだったが、こればかりは思うようにならなかったようで、大多数の王族は、神々の直系を外れてただの人間になっていった。

 (プラトンが説いたプラトニックラブも見霊能力を引き継ぐために実はこの同族婚の純血を保つという意味のことである。)

 ★    ★    ★

 次回に続く。





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Last updated  2014年05月29日 11時02分34秒
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