シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2014年08月28日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回はタイムマシンの話になったが、タイムマシンなどを使わなくても、それなりに古い世界や新しい世界を旅することはできる。古い世界、例えば中世の雰囲気を味わいたければ、イギリスなどに行けばよいだろう。

 以前、イギリスは、金満偽ユダヤの傀儡国であることを紹介したが、なにしろいまだに個人が土地所有を認められていない社会だからである。なんでも、土地は総て強欲婆にしかみえない女王の持ち物らしく、借りて住むしかないらしい。

 イギリス人といえば、実際はイングランド、スコットランド、アイルランド、ウエールズと分かれ、多民族なのだが、イギリス人というと、日本人は、ミスタービーンではなく、ベッカムを思い浮かべてしまうのは、眼鏡に出っ歯の日本人と同じで、かつての植民地のアメリカ人からすれば、古臭い田舎というイメージが定着しているそうである。

 強欲婆が大家で飯も不味く、会話といえばとるにたらない天気と王室で独占され昔から進展性もなく、建物も古臭いものばかりで、伝統といえば聞こえはいいが、過去の栄光を忘れることができずに、ノスタルジーに浸りきってる定年後のジジババというところなのだろう。

 ジョークでは、イギリスの家に住むのが幸福で、日本の家は不幸とされるらしいが、イギリスの家はリースで、日本の家は完全所有なら、そのジョークこそジョークというものだろう。だから、イギリス家屋は石やレンガ、日本家屋は作り変えが容易な木造なのかもしれない。

 では、シュタイナーの話を続ける。

 ★     ★     ★

 前回は、カルマからとらえた病気や事故、災害などは、深層意識が自ら選択したもので、また病気の際の痛みは、前世での「非道徳な過失や錯誤」がアストラル体に刻印されることで、本来なら眠っているはずのアストラル体が異常な覚醒状態になり、更に、痛みを伴わない病気は、アストラル体よりも更に暗い意識のエーテル体が異常な覚醒状態になっていることを述べた。

 今回も続けて、ルツィフェルやアーリマンの影響から、病気や天災などがどうして起こるのか、を考えてみる。



 「痛み」とは、本来なら眠っているはずのアストラル体が「異常な覚醒状態」になってしまうことだが、その「痛み」は、ルツィフェルの力の誘惑に陥っている人を「ルツィフェルの敵対者(神々)」が救うため、人間を教育するものだった。

 人間がルツィフェルの力にとらえられるとき、一方で、この力に対抗する反作用が生じることで、ルツィフェルの影響を追い出せるようにしてくれる。ルツィフェルの力に敵対する力が、ルツィフェルの影響下で生じる病気に痛みを組み込んだ。

 痛みとは-ルツィフェルの力を悪の力と呼ぶなら-善の力により人間に組み込まれたものである。善なる力が、悪の力の魔手に陥らないように逃してくれるもので、もしルツィフェルの力に由来する病気に痛みが生じなければ、「ルツィフェルの手に陥っても、大したことはない」とみなし、悪魔の力から離れる努力をしなくなる。

 痛みとは、間違ってアストラル意識が目覚めてしまったものだが、同時に、ルツィフェルの力に陥りつつある人間を救ってくれるものでもある。だから、ルツィフェルの誘惑に対して、痛みは教育者である。(P135)  

 更に、アーリマンの影響により生じた病気は、「痛み」を伴わず、エーテル体の異常な覚醒により器官が麻痺し、衰弱し、破壊されてしまうが、それも「善なる力」の御蔭である。もし、破壊されなければ、人間はアーリマンの影響により、半永久的に物質(感覚)界に拘束され、深く幻影の中に囚われてしまう。

 アーリマンの影響に帰せられる病気などは、間接的にはルツィフェルに端を発している。更にルツィフェルの強い影響がアーリマンの影響を引き起こしたとき、アーリマンの影響は更に悪性の病気を生じさせる。その病気は深刻でアストラル体だけでなく、エーテル体の欠陥となる。痛みよりももっと深い意識の中に、アーリマンの影響が姿を現す。そして、痛みを伴わずに器官に欠陥を生じさせ、役に立たないものにする。

 前世でアーリマンの影響を強く受けた場合、死の門をくぐり、再び地上の人生を始めるとき、アーリマンの作用を受け、人体のどこかの器官のエーテル体が、正常よりも遙かに深く入り込み、その器官はエーテル体の浸透を特別集中して受けるようになる。すると、その器官のせいで、アーリマンが生じさせる幻影にとらわれてしまう。

 しかし、そうなっても、ルツィフェルの影響に対する反作用が痛みを生じさせたように、アーリマンの影響にも反作用が生じる。物質=感覚界に拘束され、霊界に参入できなくなる危険が生じた瞬間、器官は麻痺し、衰弱し、破壊されてしまう。このような崩壊が実際に生じる。(P144-145)

霊界に参入するためのルツィフェルとアーリマンの「誘惑」への抵抗

 ルツィフェルとアーリマンは常に相互に働きあい、内からはルツィフェルが、外からはアーリマンが働きかけ、全体として均衡を保っている。だから、人間は、この二つの「誘惑」に対抗していく必要がある。霊界に参入するときには、特に、この誘惑に負けてはならない。

 外の物質界の背後の霊界に参入するとき、アーリマンが常に幻影を生じさせる。魂のなかへと沈潜する(内観の)ときには、ルツィフェルの誘惑が特別大きくなる。秘教家として、幸運にも魂のなかに没入できる際、前もって自分の性格の中にある高慢や虚栄心などに対抗する手段を見つけていなければ、魂の内から働きかけるルツィフェルの誘惑に陥ってしまう。



 他方、アーリマンの幻影から身を守り、外界の諸現象の背後の霊に出会うには、忍耐強い性格を内に育てる必要がある。(P138-139)

 霊界との交流は、ホンモノの修行を通して獲得された力で常に統御されていなければならない。ルツィフェルが仰け反る力があるとすれば、道徳の力以外にない。徳の力は恐ろしい火でルツィフェルを焼く。

 そしてアーリマンに対抗できる手段があるとすれば、それは人智学により鍛えられた判断力と認識力以外にない。この地上で獲得された健全な判断力は、アーリマンを怖気させ、逃げ出させる。正しい修行を通して自我が獲得する意識は、何にもまして、アーリマンに嫌悪感を抱かせる。(P141)

 内からはルツィフェルが、外からはアーリマンが働きかけているために、まず、いわゆる「内なる自分」を探求する際、ルツィフェルの働きに対抗するため、利己心を無くし、無私となるのがなによりも重要視される。でないと「内なる自分」を様々なフィルターを通して見ることになり、気づかないうちに様々な欲望に身を焼かれることになる。

 宗教を内面的な形から制度的なものに変えてしまうことや宗教的なカリスマが大きな権力を濫用してしまうことなども、「自分の性格の中にある高慢や虚栄心など」に、ルシファーが働きかけている。宗教に限らず、政治にも、権力を利己的に行使するような場合、このルシファーの働きがある。



 また、外から働きかけるアーリマンに対抗するには、「忍耐強い性格」「健全な判断力」が必要だが、これが充分でないとアーリマンの幻像や幻覚にとらわれてしまう。

 内から働きかけるルツィフェルと外から働きかけるアーリマンの間で、どちらにも傾斜しないような均衡が重要なので、「中庸」「中道」が説かれる。

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 例えば、崇めさせるような神はニセモノである。 人が崇めなくても偉いから神なんである。崇めることを要求することで崇めなくては偉くないという偽りを生んでいる。





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Last updated  2014年08月29日 09時13分22秒
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