シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2014年11月27日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回のシュタイナーの話から、内人間(霊魂)の進化と外人間(肉体)の進化が、いまの学問でいう宗教(哲学)と科学の主題に当てはまることがわかるだろう。

 だから、医療では、内科学が宗教もしくは哲学、外科学が科学に該当することになるが、どちらにも霊魂が抜け落ちてしまっているので、悪魔崇拝教と無神論になっているわけである。

 しかし、霊魂の概念を再び取り戻せば、全てが再び機能し、宗教(哲学)と科学が霊魂を土台に治療学(進化論)として融合することが逆に明らかになる。

 さて、前回までのシュタイナーの話からもわかるが、霊魂の自然治癒力を向上させるには、とにかくこの世の物質界をできるだけ生き続けて経験を積むことが何よりも大切であることがわかる。いずれ、この世での経験は、死で終わりになるが、それで終わりになるのではなく、来世に持ち越されるわけである。

 このことは有名な般若心経の要点でもある。とにかくこの世の物質界で経験を積みなさいというわけである。この世を生き続けることが修行なんである。自分勝手に死んではいけないのである。自分でこれは私の人生ではないとあきらめてはいけないのである。

 この世を生き続けること、ただそれが修行なんである。

 この世を正確に捉えるには十分な経験が何より必要である。

 物質界での修行全てを終えたら、今度はエーテル界での修行となるわけである。

 シュタイナーによるとなんでも物質界での本格的な(それ以前は準備段階)修行がはじまったのが今から約三千年前で、カリユガの時代と呼ばれるそうだ。人間が集合魂から個人的な自我に目覚めるためである。そのため、人間の魂は霊界から離れ、孤立する必要があった。



 シュタイナーによると、復活後のキリストはエーテル界で活動しているので、再び霊視力を手に入れた人にはキリストがみえるという。次第に予知夢をみる人や前世をみれる人が増え、霊能力を再び獲得し、物質界にいながら、霊界に参入できる人が増えてくるという。

 霊界とのつながりを取り戻す方法が、宗教であることが、religion(宗教)の原語の「再び(re)つながる(ligion)」からわかる。この再びつなげるものとは、外界と人間の魂であり、外人間と内人間であり、その外と内を再びつなげるのが、霊魂の自然治癒力であり、ホメオパシーであり、要するに治療なんである。

 だから、人間の進化と治療は結びついているわけで、シュタイナーの治療の話を紹介する。

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個の魂の獲得と病気と死と聖母子像
http://ameblo.jp/kmasaaki0911/theme-10063137565.html

 人類の進化を、アトランティス時代よりも遥かに遡ると、人間がはじめて霊魂の上で今日のような個の意識(自我ではない)をもつ時代に到達することがわかる。その時代はレムリア時代と呼ばれる。

 (この個の意識は、自我ではなく、自分を自分と認識できない意識である。)

 アトランティス大陸は大洪水で没し、アトランティス大陸から、生き残った民族がアフリカ、ヨーロッパ、アジアに向けて広がっていったが、アトランティス時代より前のレムリア大陸は、火山噴火によって崩壊した。

 人間はレムリア時代にはじめて魂の上で個の意識を獲得した。これは人類の進化の上での大きな出来事だった。

 では、実際どのように人間は個の意識を獲得したのか?。



 (いまでいうとクラゲのような存在だった。)

 当時の人間の生殖は、今とは全く異なり、当時の人間は、地球の周囲の大気のなかに生きていた。当時の大気は今日のような澄んだ空気ではなく、蒸気に満ちていた。その蒸気の充満する大気のなかに、人間はクラゲのような形姿で生きていた。・・・

 このレムリア時代にはじめて両性に分かれ、無性生殖から有性生殖に変わった。今から何百年万年以上も遥か昔のことである。

 有性生殖と同時に、個の魂が、今日の自我の原始の萌芽状態で人類に与えられた。それまでは、今では想像もつかない別の形で、自分と同じ姿を生み出していた。当時の外や周囲の影響から、有性生殖と個の魂が生み出された。・・・

 当時の人間は自己を認識できなかった。当時の人間の体験は次のように喩えられる。



 (自己を認識できないので、周囲の大気の奴隷のような状態。)

 当時の人類は地球という生命体の懐のなかで、地球の生命力が流れ込んでは流れ出ていたような状態で生きていた。なので当時は、まだ病気がなく、今日のような死もなかった。有性生殖と同時に個の意識が与えられたときから、病気と死が次第に人類のなかに入ってきた。

 このことを霊視するなら、「当時の人間は、同じ人間の受精から生まれたのではなく、今日の呼吸のように、周囲から空気を吸い込むように受精されて生まれた」ことがわかる。当時の大気が人類の生殖力を含んでいた。大気の生殖力のなかに光(神々)が進入することで人間を受精させ、大気のクラゲのような形姿の人間を誕生させた。

 当時の大気のなかに含まれていた光(神々)による生殖力が、人間のなかの健康になる力(治癒力)となった。大気が産み出した、大気と同じ形姿の人間のなかにも、生殖力が引き継がれていった。

 古代エジプトの祭司はこの当時の人類の生殖を知り、「人間の生殖力を、過去の状態に戻すほど、治癒力となり、無病の条件をもたらす」と考えた。だから、古代アトランティスの神々(光)の姿を霊視することは、人間を健康にすると考えたのである。

 だから、古代エジプトの祭司は神殿で眠ることで病気を癒した。というのは人間は眠ると霊魂が霊界に行くので、その霊魂を両性による(有性)生殖がまだ行われていない、大気による原始の無性生殖の状態にして、その当時の生殖に必要な光である神々の姿をみれば、治癒力が発揮され、健康になるものと考えたからである。

 この叡智から、神殿で眠る病人に、有性生殖ではなく、無性生殖の姿が霊魂に現れると、それは子供を産み出す婦人、つまり子どもを抱いた処女(原始の生殖)のイメージとなった。

 それはレムリア時代に人類とともに生きていた女神で、その後、人類の視界から消え去った女神である。この女神を、古代エジプトでは「イシス」と名づけた。・・・

 イシスが人類の仲間でなくなり、神々の円卓のなかに戻っても、イシスは霊界から人間の健康にまだ関与している、と祭司は考えた。日常生活とは異なり、神殿で眠ることで、人間の魂が、太古の形姿に戻り、神聖なイシスのイメージを霊視できるようになれば、この女神は人間の病気を癒し、健康にする働きがあると考えた。

 イシスは、人間に死が襲いかかる前の原始の人間の象徴だからである。

 (このイシスのイメージが、処女マリアになり、子を抱くマリア像の由来になっている。)

 (有性生殖以降の)死を与えられた人間は、イシスのベールを取り去ることができず、顔をみることができない。イシスは人間にまだ死がなかったときの象徴だからである。イシスは永遠のなかに生きる女神であり、偉大な治療神である。人類が、新しい叡智、つまり再び霊視力を獲得すると、この治療神に出会うだろう。

 子どもを抱いた処女なる母、聖母子像の素晴らしい象徴のなかにイシスのイメージが残った。人智学の探求から「聖母子像のなかに原始の生殖力からくる治癒力が保たれてきた」ことがわかる。

 聖母子像は一種の治療薬である。眠ったときに聖母子像の夢を見ると、人間の魂に原始の生殖力であった治癒力が現れ、聖母子像は今日でも治癒力を発揮する。

 「シュタイナー古代秘儀講義」p99

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 現代医療のほとんどが古代エジプト文化に由来するとシュタイナーは述べている。

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 聖母子像はレムリア時代の地球の大気と人類を象徴するイメージであるという。寝室に聖母子像を飾れば治癒力を高めることができるようである。





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Last updated  2014年11月29日 10時08分25秒
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