シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2014年12月04日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 またまた挑発的なコメントを折角いただいたので、それを生かそうと思う。というのも、マーフィーもシュタイナーも同じことを説いていることがわかったからである。

 挑発にはできる限り乗らずに、それを学びにすることは大切である。というのは間違いにより正しい道がわかるからである。だから昨日述べたことと今日述べたことが表面的に変わるのは成長である。

 さて、マーフィーの信者とも思える挑発コメントのある部分をそっくりそのまま抜粋紹介する。

 ★         ★         ★

 産能大学出版部刊
 ジョセフ・マーフィー:著
 加藤明:訳
 マーフィーの超感覚で成功する

 私たちは、私たち自身の内にある、ありとあらゆる生命の宝を活用すべく招かれた神の客であって、転生という時空の助けを借りて造り変えられなければならないようなものではないのです。



 (略)

 すべての無価値な概念は、霊的無知という地獄の辺土に消え去らなければなりません。なかでも、この転生という考えこそいちはやく消え去るべきものなのです。

 この自縛的な考えのために、長い間人類の進歩が妨げられてきたからです。

 ★         ★         ★

 以上の文脈から、マーフィーが否定していた転生論が、霊界を前提にしたものでなく、物質界の生まれ変わりを想定していた、つまり輪廻転生論のニセモノであることがわかる。

 それは「 転生という時空の助けを借りて 造り変えられなければならないようなものではないのです。」という文脈と、「もしあなたが転生という、 無限に続く肉体の生まれ変わり を信じるならば、あなたは安全な係留地から迷い出すことになり、束縛の多い奴隷の身分に転落することになります。なぜなら、信じる通りにあなたになされるからです。」という文脈から、物質界を前提にした転生論であることがわかる。

 つまり簡単にいうと、「転生論によって、いつでもやり直しができるから、いま不真面目に生きても問題ない。」というような現世を否定するニセモノの転生論であることがわかる。

 このマーフィーの文脈で特に重要なのは、「信じる通りにあなたになされるからです。」と「霊的無知という地獄の辺土」の2つである。

 つまり間違った転生論を信じるとその通りになるわけで、物質界での転生を信じると物質界だけにとどまることになるわけである。だから、霊的無知を克服する必要があると、マーフィーは結句しているわけである。



 このような信念が、上のマーフィーのはじめの文脈の「私たちは、私たち自身の内にある、ありとあらゆる生命の宝を活用すべく招かれた神の客であって」として書かれている。

 つまり、生命の宝とは霊魂のことに他ならない。

 だから、マーフィーが説く内容と、シュタイナーの人智学から説く内容は見事に一致しているわけである。

 このような学びの機会を与えてくれた挑発的なコメントに感謝する次第である。





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Last updated  2014年12月04日 13時03分34秒
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