シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2014年12月15日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 人類は常に進化しなければならないというのは宇宙の法則だが、それには不正をできるだけ行わないことに尽きるが、どうしても自己の欲望のために不正を行う脱落者が出てしまう。

 脱落者を生まないために各個人には良心があるが、今回の選挙をみていて痛感したのは良心を自ら手放すアホバカが多いということである。ほとんどの政治家は残念ながら、自ら良心を手放し、自ら進んで人間失格の烙印を押そうとしているから真事に滑稽この上ない。

 アホバカな人物は悪魔崇拝の国には相応しいのかもしれないが、天国からはどんどん遠ざかっていくことは確かであろう。選挙で落選する方が、人類の進化に落選するよりも遥かにマシである。

 アホノミクスで政治家は皆アホバカになってしまったようである。

 このようなアホバカは最後に必ず死ぬということすらわかっていない。死がどういうことなのかわかっていない。人類の進化から逸れたものに行き場はないから、死は終焉なんである。

 自分だけわざわざ滅亡の道へと進んでいくからアホバカである。ノアの箱舟を自分から拒否している。

 他の人にばれなくても、許してもらっても良心からすれば不正は不正である。

 不正をして良心を失った連中が笑っているのをTVでみるのは滑稽で不浄を感じるので、選挙関連番組など一切ボイコットした。 

 不正とは最も永遠の生命を手に入れることから遠いものである。



 というわけで、悪い奴らが笑ってられるのもいまのうちだ。人類の進化の階段を踏み外した現実を知るのはこれからである。滅亡への方向へと自分で舵を切ってしまってはもはや救いようがない。悪い奴は悪いことを滅亡とともに曝すしかない。

 そういうアホバカ連中は残念ながら自ら奈落の底に堕ちていっているので、救われない。

 自分で自分を救わない限り救えないから、良心を自ら放棄してしまっては御終いで、他人の振りみて我が身を救うしかないから、シュタイナーの話の紹介を続ける。

 ★         ★         ★

秘儀の第四段階「高次の神々と低次の神々との遭遇」

 人間が自分のエーテル体や物質体を、星や太陽のように感じとれるようになれば、もはや星や太陽は単なる物質ではなく、星や太陽の背後霊や霊界などを知るようになる。つまり、宇宙の体験は神霊界の体験であることを理解すべきである。

 秘儀参入者は高次の霊界のなかに自己を感じ、下方に感覚(物質)界をみる。死の扉を通過した霊たちと遭遇し、その霊たちがどのように感覚(物質)界に力を送っているのかをみる。感覚(物質)界の自然での事象を生起させるために、超感覚(霊)界から、いかに力が地上に送られているかをみる。

 秘儀参入者は、高次の世界から感覚界に注がれる力の流れをみれる。物質体とエーテル体から離れて高次の世界に滞在し、自分の物質体とエーテル体を見下ろし、人間の物質体とエーテル体に働きかける宇宙霊の力をみる。そして、自分が参入した霊界の共同体を通して、いかに物質界で物質体とエーテル体が形成されるかを理解する。

 以上のことを参入者は正確に認識する。例えば、太陽の霊(高次の神々)がどのように地上に働きかけ、人間の物質体とエーテル体を形成する仕事に関与しているかなどを認識する。また、月の霊(低次の神々)が人間の物質体とエーテル体を形成するために宇宙から協力していることも知る。

 そして、同時に大きな憧れが生じる。どのようにアストラル体と自我が宇宙から生まれたのかを知りたい、というような憧れである。どのように物質体とエーテル体が宇宙の様々な力から形成されたのかが詳細にみれる一方で、どのようにアストラル体と自我が成立したのかについては隠され続ける。人間のアストラル体と自我については、全て深い闇と秘密に覆われている。

 「私の最内にある本質、本当の私(アストラル体と自我)は今、私の目からは隠されている。反対に、物質界に生きるときに私の外被となるもの(エーテル体と物質体)は顕わになる」と、参入者は感じる。



 太陽から発せられる力がゾロアスターの物質体のなかに入り、太陽から到来する力が人間の頭脳を形成する様子をみた。驚くべき脳の構造が地上の力だけでつくられたと信じるのは馬鹿げている。複雑な脳の構造には太陽の力の働きかけが必須である。

 太陽の多様な力が、様々な形で脳の複雑な構造を形成してきた。脳の構造に働きかけるのは一柱の神ではなく、一群の神々の霊たちである。その存在を、ゾロアスターはアムシャ・スプンタと名づけた。アムシャ・スプンタは宇宙の多様な力を刺激することで人間の脳、そして脊髄上部の神経を発生させた。

 またゾロアスターは、月の霊から他の流れが発せられていることも示した。二八柱のヤザタから発せられる流れが脊髄下部の二八の神経をつくった。このように、物質体とエーテル体は宇宙の神々から発せられる力の流れから構築されている。

 (神経「神を経た」という言葉を意味する。)

 ゾロアスターのような秘儀参入者たちは非常に大きな叡智を受け取った。



 古代エジプトで、例えばヘルメスの秘儀に参入した者は、高次の霊界でまた別の体験をした。古代エジプト時代にヘルメスの秘儀によって高次の霊界に参入した魂も、秘儀参入で常に生じるような、自分が物質体とエーテル体の外にいて、霊に取り巻かれ、霊界のなかにいることを感じた。

 魂は霊界を眺め回し、様々な存在・事象が魂の前に現れる。足で歩き回るのではなく、全宇宙をぐるりと眺めまわすのである。

 そして、終わり、を感じるときがくる。周囲を海に囲まれた陸地を巡回し、やがて岸に辿りつくような体験である。自分が到達できる最も外側の地点に着いたことを参入者は知る。

 そして、「宇宙の遥か彼方の大宇宙領域を巡ってきた間に、私は物質体とエーテル体に働きかける霊たちを知った。いま私は最も神聖な領域に参入する。いま参入する領域で、受肉から受肉へと移りゆく私(自我)と私のアストラル体に働きかける霊と合一するのを感じる」という言葉で表現できるような体験をエジプトの秘儀参入者はもった。

 これは重要な体験である。この地点でこのような体験をすることで、全てが違ったものになる。

 (仏教でいうところの彼岸の体験であろう)

 例えば、第一に、この宇宙の果ての岸では、かつて自分がもっていた判断力(分別知)が使えなくなる。物質的・地上的な判断力全てを放棄し、自分を導いてきたものへの執着を断てなければ、宇宙の果ての岸でのこのような体験ができず、人間の霊魂が再受肉に近づき、新たな外被を纏うために家族・民族・両親を探すのに共に働く霊たちとの合一を感じることができない。

 どのように霊魂の外被の物質体・エーテル体が宇宙から発生し、形成されるのかを明らかにしてくれた霊たちは、いまは、私(自我)のなかに働く力や、アストラル体を構築する力を明らかにはしない。

 ヘルメスの秘儀に参入したエジプト人の魂は自分の外被を抜け出て、「宇宙の彼方」に達した後、ある存在と結び付くのを感じた。魂はこの存在の本性を感じることができる。魂はこの存在の外ではなく、この本性の内に自らを感じる。この存在は実際にここにいる、と魂は知ることができる。同時に、参入者はこの存在の内にいる。

 この内なる存在のなかに、自分に最も深く結び付いているものがある、と参入者は感じる。自分が何者であるのかを知りたい、という意識が生じるが、この存在は黙ったままである。

 しばらくのあいだ、この沈黙する無言の存在に面して立ち、宇宙の謎を新たな形で解きたい、というような深い憧れを感じるようになる。

 宇宙の謎を解きたい、という憧れの力が、この神霊のなかに流入することでしばらくして、この存在は別の存在を生み出す。それは地上で考えるような誕生や出産のようなものでないことが一目で分かる。

 (霊による単性生殖のことである。この生殖力が自我の自然治癒力となった。)

 地上での誕生は、時間のなかで生じる。この神霊の創造行為をみた参入者は、「この神霊の創造行為は原初から休みなく繰り返されている。この創造は原初から現在まで続いている」ことを知る。

 この創造行為を、参入者は今までみていなかっただけで、常に創造されているのだが、参入者が、宇宙の謎を解き明かしたいという憧れを通して、それをみるための準備ができたときに初めて、この創造行為を霊界で知覚できる。

 それゆえ、霊界参入者は、「いま、生まれた」とは言わず、「いま私という自我と一体となっている霊から、原初以来、常に私という自我が(脱皮のように)生まれ続けている。この創造行為から生まれた自我を、いま私自身で知覚できるようになった」と感じる。

 以上の体験が古代エジプトのイシスの秘儀参入である。

 イシスの秘儀に参入した者は、宇宙の彼岸にいたり、物質体とエーテル体を構築する霊をみて、人間の魂の最奥の自我に熱と光を注ぎかける無口な女神に向き合ったとき、「イシスだ!」と呟いた。

 イシスは、死すべき目(唯物論)でみる者には自らの顔を顕わにしない、無言の沈黙する女神である。死すべき目からはベールによってイシスの姿は隠される。

 (唯物論に囚われた魂否定論者には、キリストの復活は空想に思え、永遠の生命はみえないし、想定できない。)

 以上のようにイシスに出会い、上述の感情を持つ秘儀参入者の魂のなかにイシスがみえると、この出会いを「誕生」として知覚する。では、この「誕生」とは何なのか?

 この誕生は「天球の音楽」として知覚される。この天球の音楽は、魂が物質体とエーテル体のなかに浸透するように、空間を貫いて進み、死と転生の間の自我が必要とするエネルギーを注ぎ込む創造の宇宙語と結び付く。熱と光の力に貫かれた宇宙語が、神の力と神霊から生まれる自我のなかに魂を吹き込む。

 参入者は、死から転生の期間を生きる人間の魂の真の故郷である天球の音楽の世界、宇宙語の世界をみる。死から転生の間に、光と熱の反照のなかで生きる魂をもちながら、地上の物質界で生きる人間のなかでは深く隠されている天球の音楽と宇宙語の世界がイシスから誕生するのを、ヘルメスの秘儀の参入者は体験した。

 イシスはイシスとして参入者の前に立つ一方で、他方では宇宙音楽・宇宙語の創造者として立っている。

 いまや参入者はイシスと、イシスから生まれる宇宙語との共同関係を感じる。この宇宙語は最初、オシリスの姿をしている。「オシリスとともにあるイシス」として、この光景は現れる。

 太古のエジプトの秘儀参入者には、オシリスはイシスの子であり夫である、という話が広く知られていた。参入者は、オシリスはイシスの子であり夫である、と感じた。古代エジプトの秘儀参入者の本質は、死から転生の期間を通過するときも人間と結びつく自我の秘密を体験することだった。

 人間はオシリスとの結び付きを通して自分の土台となる自我の認識が可能となった。

 「シュタイナー古代秘儀講義」p125

 ★         ★         ★

 不正は魂の成長を蝕む。不正をして良心を失う者は魂を論じれないし、肉体と共に滅ぶ。物質文明とともに滅ぶときがきた。





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Last updated  2014年12月15日 12時16分48秒
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