シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2015年04月22日
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カテゴリ: 神秘体験空間
 前回は、愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」について紹介した。オキシトシンは、俗に現代の精神医学で、発達障害、自閉症の患者に有効というデータがわずかながら出ているようである。

 前回参照のリンク先として紹介した「オキシトシンと発達障害 - 金沢大学子どものこころの発達研究センター」によると

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 オキシトシンは末梢器官においては子宮収縮や乳汁分泌を促す。

 中枢では扁桃体をはじめとする「社会脳」領域を介して社会性行動、特に「信頼を基礎とするあらゆる人間相互間活動」にも影響を与えることがわかってきた。オキシトシンは人で愛情や信頼の形成に関与している。

 オキシトシン遺伝子、オキシトシン受容体やオキシトシンの脳内分泌を制御するCD38(細胞の表面マーカーの分類の1つで白血球のB細胞の形質細胞に強く発現。)などがそれらの機能に関係する。

それらの遺伝子や分子の欠損や異常が、広汎性発達障害や自閉症の良い対人関係を構築できない社会性障害の原因ではないかと考えられるようになってきた 。オキシトシンの投与により一部の症状に改善が見られる事が報告されだしてきた。

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 さて話題をオカルトの話にかえる。オキシトシンを分泌しているとされる下垂体と、松果体については、このブログでも何度も紹介した。例えば、以下である。

四次元思考の獲得のために その32
http://plaza.rakuten.co.jp/5dolphin/diary/201309300001/

 そこで再度確認のために紹介する。

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魂と肉体との相互作用
http://www.bekkoame.ne.jp/~topos/steiner/note/S-note71-/S-note103.html
---------------------------------------------------------------2004.12.29

 思考などから生じる内部の知覚と、外界から生じる知覚との間には、一体、どのような相互作用が生じるのか?

 この問いの答えをはっきりと理解すべきである。というのも、外界を写しとり記録した体内の血液を、自我の道具となり得るほど、希釈し、分解しようとも、結局は、物質のままにとどまる点で、肉体の一部にすぎないからである。

 だから、体内の血液と、魂の営みによる知覚との間には非常に大きな隔たりが存在することは否定できない。



 この二つの現実を対比させるとき、別の事柄に気づく。一方には血液のように高度に希釈された物質があり、他方には物質とは全然関係のない、感情、思考などの魂の営みがある。そして実際に、この二種類の相互の関係については様々な唯物的世界観が異なる解釈を加えている。

 今、魂の営みを、非物質的な経過として、また人体によって高度に生命化された血液を、物質的な経過として、この二つを対比させ、魂の活動と肉体の活動とがどのように相互に働き合っているか、を考えるなら、上述の唯物的世界観による知的な考え方は何一つ満足に教えてはくれない。

 唯物的世界観からくる知性を通して見つけられるのは身勝手な結論か、もしくは無解決に終わるしかない。

 【シュタイナー『オカルト生理学』ちくま学芸文庫/P93-95】






 「我々の知覚は、一体、どのように身体(肉体)に影響を及ぼすのか?」

 を誰もが考えるだろう。

 知覚は、そのままでは物質的な経過にはならないはずで、もし知覚が、身体に影響を与えるのなら、どのような経過で影響するのか、明らかにする必要がある。

 知覚が身体に影響するには、まさに事実を必要とするので、その事実を明確に説明できなければならないが、おそらく「現代科学」では説明できないだろう。

 しかし、「現代科学」はその経過を問わずに、明確にしていない「事実」から出発するが、そうした態度はかなり不誠実と思われる。「現代科学」というのは、そういう意味でも、様々な「不誠実」をもとに成立していることが多い。

 そうした態度を意識するだけでも、人智学への大きな一歩になるのではないかと思う。

 では、シュタイナーは、どのように説明しているのだろうか。とても興味深いので、その話を辿ってみることにする。




 人間ははじめ外界に向かう。そして、自我の中に外界からの印象を取り込み、アストラル体(魂)の中で消化する。けれどもアストラル体の中で消化するだけなら、すぐに全てを忘れてしまうだろう。

 印象を確保し、しばらく経った後で・・・記憶としてそれを再び思い出せるようになるには、自我により獲得され、アストラル体によって消化された印象を、エーテル体(第2の人体で、幽体と呼ばれる)の中に記録する必要がある。

外界との接触を通じて、魂が経験した事柄を、自我はエーテル体の中に記録する必要がある 。

 それでは、肉体に隣接した(物質の)感覚を超える、このエーテル体に、一体どのようにして印象を記録するのか?

 それは非常に不思議な方法で為される。まず、エーテル体内での血液を、概略的に観察してみる。心臓を通じて流れる血液は、自我の物質的な表現なのだが、自我が外界に応じて印象を受け取り、それを記憶にまで濃縮する際、血液は下方に物質的に働くだけでなく、特に上方の高次元の場(電磁場)に向かって、いたるところでエーテル体を刺激している。

 だから高次元の場(電磁場)にあるエーテル体はいたるところで流れを生んでいるが、その流れは心臓から出て頭の方へと流れる血液と結びついて流れている(大動脈の流れ)。そしてそのエーテル体の流れは頭の中に集まり、まるで電流のように、一方の先端と他の先端とに分かれ、陰極と陽極のように対峙する。

 (陰極が松果体、陽極が下垂体のようである。)

 これら陰極と陽極に分かれた二つのエーテルの流れが、一方は下の低次元から、他方は上の高次元から、最大限の緊張を伴って、二つの電流のように対峙している。そしてこの二つの流れがショートを起こすとき、印象がイメージとして記憶され、それがエーテル体に記録され組み込まれる。

 人体内の感覚を超えて存在するエーテルの流れは、霊的な記憶器官をつくり出している。中脳のなかに記憶を生じさせる器官があり、それに対してまた別の器官も脳のなかにあり、この二つが脳の中で、エーテル体の二つの流れを肉体として表現している。

 この二つの流れが生体に働きかけ、この二つの器官を生じさせた。実際、霊能者は、この二つの器官のうちの一つからもう一つへと明るいエーテルの光が流れ、人間のエーテル体の中へと注ぎ込まれているようなイメージを持つ。

 この二つの器官とは松果腺と脳下垂体のことである。この二つは、魂と肉体とが相互に働き合っていることの可視的な表現なのである。

 (同上/P97-102)

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 現代医学では記憶を司る器官は海馬とされているが、松果体との関係を調べると、以下のような話に出くわす。

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君もシャーマンになれるシリーズ22~松果体がシャーマン能力を開花させる「鍵」か?~
http://www.seibutsushi.net/blog/2013/05/1383.html

 なお、以前に調査した「海馬」はセロトニンが抑制された状態(眠りの状態)でシータ波を受けることで神経細胞を生成し、記憶機能を高めていましたので、海馬の記憶にも松果体が深く関係しているといえます。

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 以上、シュタイナーの話を裏付けている。また松果体は、以前にも述べたが、チャクラで、仏像の眉間白毫のことを意味する。では話を続ける。 

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 人間は魂の働きにより、外界からの知覚を、印象として、まるで食べ物のように吸収している。それをアストラル体が「消化」し、エーテル体に記録する。そして松果腺と脳下垂体という二つの器官の対峙によって、魂と肉体の相互作用が可能になっている。

 日々知覚し様々な印象を持てるのは、まさに外界からの知覚が「魂の食べ物」となっていて、それが身体の養分にもなっている、という発想はとても重要な示唆なのではないだろうか。 

 (人はパンのみに生きるにあらず。神の言葉=魂の食べ物により生きる。)

 魂の糧として「透明な食べ物」を豊かにするのがどれほど大事なことか、現代の唯物論化した世界観では説明できない。その世界観は豊かさを益々貧しいものにしているといえないだろうか。

 (神の言葉を解さない悪魔のような連中が偽ユダヤの戦争屋である)

 芸術さえもがそんななかでは、豊かな食べ物にならなくなるのではないか。そのためにも、知覚がなぜ身体に働きかけることはできるか、というような極めて素朴な問いを持つことが大切なのではないかと思う。

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 以上の話から、松果体が霊界への扉を開くメラトニンを分泌し、電磁場を介しての下垂体との光のやり取りで、アストラル体で受けた体験をエーテル体に記憶として記録することでシータ波を海馬に送り、記憶の神経細胞を生成していることが予想される。 

 松果体のメラトニンが恐らく下垂体ではオキシトシンに相当するものなのだろう。つまり、メラトニンが霊界の扉を開き、オキシトシンが霊界から愛の働きを地にもたらす教師のような役割をしているのではないだろうか?

 とすると、聖母マリアの涙とはオキシトシンのことなのではないか。





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Last updated  2015年04月23日 11時58分39秒
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