シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2015年04月23日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
 前回、松果体との関係で紹介したサイトにはコペルニクス的転回ともいえる仮説が載っていた。

 それはガン細胞は人類の進化にとって必須のもので、ガン細胞の増殖性を利用して、人体は浄化能力(解毒作用、無害化)を高め、進化するというものである。 

 つまり、 人体は危機的な環境状態に陥ったときに、生存能、つまり浄化能力を高めるために、わざとガン細胞をつくり出す 、というのである。

 キリストが裏切者ユダを受け入れたように、人体はガン細胞を受け入れるわけである。

 考えてみれば、ノーベル生理学賞をとった利根川博士の「抗体を作り出す遺伝子が組みかえられて使い回しされている」という予想がマウスの生体により実証されたように、抗体だけでなく、細胞自体も、外界の環境に適応するために、「遺伝子が組み替えられて使いまわしされている」のではないかと思われるわけである。

 その使いまわしの過程で、ガン細胞がつくり出されるというわけである。つまり可能なあらゆる遺伝子の組み換えが行われた後で、環境に適合できる細胞が主体となって、人体組織を再構築するということなんである。

 だから、その途中のガン細胞を人為的に除いてしまうと、人体の目論見は途上で終わってしまうので、失ったガン細胞を新たにつくり出そうとするために、除けば除くほど、除いたガン細胞を増殖させ、転移させてしまうことになる。除けば除くほど増やしてしまう。

 この構図は、除菌に抗生物質を投与したせいで、かえって耐性菌を繁殖させてしまうのと同じである。



近藤誠氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E8%97%A4%E8%AA%A0

 だから、安易なガン除去はかえって悪質性の転移性のガンを誘発することになる。また近藤氏の警鐘の「がんもどきは放置して経過観察すべき」という主張と一致する。

 つまり、人体(免疫システム)が元々想定した危機的な環境に対して遺伝子組み換えをしてつくり出したガン細胞を人為的に除いてしまうと、今度はこのガン細胞が除かれた更に危機的な環境を想定してしまうことになり、新たにパワーアップしたガン細胞をつくりだしてしまうので、当初想定していた危機的状況を上回る過剰な遺伝子組み換えが起こり、新しいガン細胞が繁殖することになる。

 また、この仮説が本当なら、酸性という過渡的状況で、細胞が初期化するSTAP仮説もあながちウソではなく、山中教授のiPS細胞も、再構築が実験室で行われたにすぎないことになる。

 人間の感覚は、外界のものをそのまま採り入れるのでなく、人体内で一度分解し、同じものを再構築することで認識できるようになる。つまり外と同じものを内につくってはじめて認識できるわけで、だから、未知のモノに出会うと、内につくることが困難なので、認識不能に陥る。

 だから、外の危機的状況を内では遺伝子組み換えなどでガン細胞などによって置き換えていると考えられるが、それを除いてしまうと、認識不能に陥ってしまうことになる。つまり、外界と人体内との対応が不能に陥る。すると、人体内がシステム的な破綻に陥るわけである。

 以上のような話から、近藤仮説が、分子医学的に補完されることになる。

 さて、この仮説の元となる話を以下に紹介する。

 ★          ★           ★

免疫系の司令塔が“がん細胞を守る”のはなぜか?
http://www.seibutsushi.net/blog/2015/02/3352.html#more

seigyosei-tsaibou2.png

 “細胞のがん化”が何を意味するのかを考える上で注目したいのが、「制御性T細胞」の働きです。

 制御性T細胞とは、免疫システムの司令塔の1つで、免疫の過剰反応(アレルギー症状)や自己攻撃を抑制する役割を担っています。

近年の研究によって、がん細胞の周囲には「制御性T細胞」が集まり、免疫細胞によるがん細胞への攻撃をさせないようにしていることが分かってきました 。

 この現象を踏まえ、制御性T細胞の働きを抑制し、免疫細胞によるがん細胞攻撃を促進する研究が進められています。



 細胞のがん化に伴い制御性T細胞が増殖し、免疫機構による攻撃を抑制しているのは確かですが、なぜそのような働きをするのか、そもそもこの現象が制御性T細胞の暴走なのかは分かっていません。

逆に制御性T細胞は、生命原理に則った働きをしている可能性も考えられるのではないでしょうか 。

 前回記事(がん細胞)で紹介したように、 がん細胞は周囲環境の汚染により低下したオートファジー機構(細胞内に生じた不要物を分解・再利用する仕組み)の改善や、蓄積された毒物の排出・浄化機能を担っています 。

がん細胞
http://www.stnv.net/med/cancer_cells.htm

こうした機能強化が汚染環境下で生き延びるためには優先されるからこそ、制御性T細胞は、免疫細胞にがん細胞を攻撃させないようにしているのではないでしょうか 。

○がん細胞 <stnv基礎医学研究室>より

 「がん」発生時、私たちの免疫細胞はがん細胞の味方をする

 レギュラトリーTリンパ球(制御性T細胞)はがんを取り囲んで守る

 ・細胞ががん化して生き長らえることが必要になった時、各免疫細胞はがん細胞を守り、「がん」が成長しやすいように振る舞う。

 ・リンパ球の一種であるレギュラトリーTリンパ球(レギュラトリーT細胞;制御性T細胞;Treg)はがん細胞の周りを取り囲み、たとえNK細胞(ナチュラルキラー細胞)が近寄ってきても攻撃させないようにし、また攻撃しないように指令を出す。

 ・一般的にはがん患者の末梢血中のNK細胞の割合はかなり減少している。これは「がん」を増殖させるための生体の正常な反応である。

 ・もし、免疫細胞が「がん」を撃退しようとしているのならば、免疫力を上げるために体温は上がる、すなわち熱が出るはずであるが、「がん」が発生しても一般的には熱は出ない。

 ・微細な「がん」の検出とそれに続く「がん」の告知は過大なストレッサーとなり、リンパ球の数を更に減らすことになり、免疫力は更に低下する。

 ・「がん」を発生させたくないのならば、細胞内外環境を適正化することである。

 実際、制御性T細胞は、永遠にがん細胞への攻撃を抑制し続けるわけではありません。

 がん細胞による体内の緊急浄化措置が終われば抑制は解除されます。その後、免疫細胞によってがん細胞は消滅させられるのです。

○がん細胞 <stnv基礎医学研究室>より

 NK細胞や細胞傷害性Tリンパ球の存在意義は?

 細胞内外環境が適正化すれば、「がん」を抑えて個体全体を生存させる

 ・体に「がん」が発生するとき、免疫系の細胞はがん細胞の育成に協力することは上述の通りである。

 ・しかし、がん細胞を増殖させると、個体全体としての生存が危うくなることを体は知っている。したがって、全身の個々の細胞が健全に生きられる細胞内外環境が整いさえすれば、がん細胞はNK細胞や細胞傷害性Tリンパ球(細胞傷害性T細胞;cyto-toxic T lymphocyte; TcまたはCTL)からグランザイムを注入され、自らアポトーシス(細胞の自滅)してゆく。

 正常ながん細胞の自滅装置は壊れていない

 だからこそ、必要でなくなれば自滅(アポトーシス)できる

 ・がん細胞は、自滅装置の遺伝子が変異したために無限増殖能を手に入れ、すなわちがん化したのだといった説明をする人もいるが、変異したのであればNK細胞もCTLも手が出せない。

 ・『正常ながん細胞』であれば、上述のようにNK細胞やCTLの協力を得て自滅装置の起動によって自滅可能である。

 ・「がん」が自然退縮してゆく現象が見られるのは、この理由からである。

 ・細胞内外環境が整えば、がん細胞は静かに身をひいてゆく。

 改めて、 あらゆる生命体は、外圧に適応すべく存在しているという生命原理に立ち返って考えると、“細胞のがん化”は常態ではないものの、適応するための非常措置であり、制御性T細胞の働きも適応可能性に向かう一要素であることがわかります 。

 細分化して緻密に分析することは大事でもありますが、時に全体を見えなくしてしまうこともあります。

 生命原理から大きな視点で捉えることが、本当の可能性を見いだすためには不可欠だと思います。

 ★          ★           ★ 

 善というのは悪を排除するのではなく、悪を取り込んでいくから善なんである。だから、悪を排除しようというアロパシーの観点は間違いで、悪を善に同化させるホメオパシーの観点こそが宇宙の進化の方向にあり正しいものと思われる。 

 現代医学のアロパシーを超えてホメオパシーのガン細胞を利用した生存能獲得のガン治療を考えるべきときにきている。





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Last updated  2015年04月23日 15時26分10秒
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