シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2018年12月31日
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カテゴリ: 軟弱日本を斬る!
ほとんど放置のブログだが、気づけばアホ政権のせいで、平成も終わりに近づいたので、久しぶりに書きたい。

 学校で教えられる日本史は出鱈目だらけであるのは、それが権力者の宣伝広報活動でもあるという面から考えれば明らかなので、だからこそ、この国が米国の植民地であることがわからないように、戦後の昭和時代の歴史が省かれている。

 アメリカの先住民や黒人への差別的な仕打ちをみれば、この国への対応がよく理解できる。つまり、奴隷植民国としているのである。だから原爆を落とせるのである。

 歴史に限らず、教科書は書き換えられないと進歩がないが、書き換えられた過去の知識はその時代の認識でもあるので、どうしてそのように考えられたのか、という観点からも記録しておくべきである。

 例えば、天動説は誤りで、地動説が正しい、と現代では考えられているが、どうして天動説が正しいと考えられていたのか、との観点が全く無視されてしまっている。

 オカルトではそのような観点をむしろ掘り下げて取り扱っているので、現代の知識からは、バカげたもの、とるに足らないものと考えられているが、そういう過去をバカにする考え方こそ現代の特徴ともいえる。

 天動説とは、物質界だけをみない、霊界を想定した観点なのである。そのことはオカルトを学べば自然にわかる。ちなみに地球、つまり地上は、地獄の境界となる。

 さて、最近非常に面白い本を読んだので、以下に紹介する。

ゲラーさん、ニッポンに物申す ロバートゲラー著



 人類の最大のテーマとは、差別をなくすことだが、歴史では表立ってそのことに触れない。

 この本を読んで面白いのが、アメリカの大学が、多額の寄付金により成り立っていることや、リンカーンの奴隷解放が欺瞞に満ちたものだったことや、トーマスジェファーソンが奴隷の所有者だったことといった、表向きの歴史ではわからないことがわかることである。

 何より学問の醍醐味とは、わからなかったことがわかることにある。

 そして、正直に生きるためには学問が必要で、不正や嘘を見抜くことにある。

 しかし、残念ながら、いまの学問はカネや権力で歪められ、不正や嘘の道具と成り下がっている。

 そのことがよくわかるのは、日本史である。よく日本史の解説をするのに、肩書きが利用されるが、これこそが最たる不正や嘘である。真実は権力やカネとは最も遠いところにある。というのも最も努力を必要とするからである。

 真実を語るには、まずなんの見返りを求めてはならないし、厳しい立場に置かれることを覚悟しなければならない。だから学問をするには自分を厳しい立場に置かねばならない。

 学問をしても、現世にはほとんど役に立たないが、正直に生きることだけはできる。

 それが天国に行く道でもある。

 前置きが長くなってしまったが、年末によくやられている赤穂浪士について、つい先日、犬HKで、新説としてやられていた番組をみて、どこまで八切史観に近いか期待してみたが、ガッカリしたので、改めて、以下に八切史観の赤穂浪士をかいつまんで再紹介する。

 犬HKの番組では、大石内蔵助が、当時重んじられていた「忠義」を貫くために、吉良上野介邸に討ち入りしたことや、吉良上野介が殿中沙汰を穏便に済まそうとしていたことにしか触れていなかった。しかも幕府が討ち入りを暗黙糧に承認していたことが、当時の警備状況の不備からもわかるが、そのことについてはほとんど触れていない。



 当時、吉良がなぜ刀を抜いて抵抗しなかったのか、が疑問とされたのである。大石の討ち入りも、吉良が抵抗しなかったのに、浅野内匠頭が吉良を討ちとれなかったことを恥とし、大石自ら赤穂の家臣たちが追撃を加えたのを正当化しているのである。

 つまり、当時の忠義とは、武士が一旦、刀を抜いたら、敵を討ち取らない、と不義とされたのである。

 浅野がなぜ無抵抗の吉良を討ち取れなかったのか、が問題とされたのである。

 犬HKの番組ではそれ以上は言及できなかったから、はっきりいってがっかりだった。八切史観の足元にも及ばない。

 八切史観では、浅野が、吉良の反撃を期待して刀を抜いたが、吉良がその挑発に乗ってこなかったので、黒幕の柳沢の当てが外れたことにまで言及している。



 黒幕の柳沢が吉良を殺す動機は、両者が金貨の水増しに関わって利益を上げていた事にある。いまでいう日銀の国債買い取りと同じ庶民生活とはほとんど関係のないインチキ経済政策である。

 両者の金貨水増しインチキ政策のせいで、江戸幕府は利益を上げたので、幕府は潤い、柳沢は出世したが、いつ吉良が暴露するかわからないので、柳沢は吉良を恐れたわけである。

 そこで、浅野に吉良の暗殺を持ち掛け、殿中での吉良殺害決行になったが、吉良の無抵抗で未遂に終わり、即座の口封じの浅野切腹で、なんとか露見せずに済んだが、吉良が生き続ける限りは、柳沢も安心して眠れないわけで、ついには世論を焚き付けて、大石らに嫌々の討ち入りを果たさせるのである。恐らく大石は、柳沢の意を汲んだのだろう。

 ちなみに、大石は赤穂藩で家老といっても、専門は軍事ではなく、経理担当だったというから、軍事には素人同然だったという。浅野藩の軍事担当に攻めさせると戦になるので、素人に攻めさせたのは幕府の配慮というべきだろう。

 結局、柳沢の駒に利用されて、大石も口封じのために殺されてしまうので、あまりに可哀想ということで、せめてもの慰めのために、赤穂浪士という歌舞伎の演目になったという。八切説によると、赤穂浪士の大石のモデルも、大石内蔵助本人ではなく、忘れてしまったが歌舞伎を支援する違う人物だったらしい。

 表向きは大石にして、実際は違う知る人ぞ知る人物というのは昔からよくやられている。表立って幕府や将軍を批判できないので、代わりに前政権の秀吉や豊臣を批判することなどがよく江戸時代には行われたようである。

 つまり赤穂浪士という演目は幕府や幕政批判なのである。

 昔から政治家は嘘つきで嫌われモノというわけである。だから年末に政権批判でもして憂さを晴らすのが恒例だったわけで、ガス抜き行事だったわけである。

 いつの時代も悪政が蔓延り、悪政を正して、来年こそは善政を敷いてほしいという希望があったわけである。

 また八切氏は、切腹は斬首が美化されたものと述べている。貴族が切腹しない、のがその証拠である。

 なんでも美化して伝えるのが、この国の文化といえば、わかりやすいかもしれない。それは死後に、祟れられないためである。この国の文化では、死後も死者はあの世で生き続けることを想定しているからである。死者に対しては悪く言わないというのは、いまでも慣習として残っている。





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Last updated  2019年01月02日 15時52分34秒
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