シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2024年01月25日
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カテゴリ: 神秘体験空間
前回は、古代叡智から、エジプトのピラミッドについての神秘学を解き明かし紹介したが、簡単にいえば、生命体は、神になるための叡智を獲得するために、生きている。叡智を獲得するにつれて、進化し、一段上のサイクルに進み、そこでもまた、そのサイクルで叡智を獲得するために、生きるわけである。

だから、古代叡智によれば、生命体に、本来の、死はなく、ただ進化するか、退化するかの、変化しかない。この変化を、唯物論では、例えば、固体から液体、液体から気体、そして気体から熱への相転移のように、変化し、不可視の存在となるので、「死」と感覚的に捉えるしかできないから、「死」があると洗脳されているだけなんである。

だから、唯物論で、ピラミッドを考えると、古代エジプトのファラオたちが、魂の不死を説いていながらも、その墓場という、矛盾に陥って、黄金財宝が眠る古代遺跡として、都市伝説化してしまうわけなんである。魂の永遠性、不死性を説いていたファラオが死ぬというのは、古代エジプトの全否定になるのがわからないわけなんである。

ではなんのために、古代エジプト人は、ミイラをつくったのだろうか?

来世に蘇るため、といわれているわけで、魂の不死性から、輪廻転生を説いていたわけである。唯物論を捨てられない限りは、人間の死や、ピラミッドについても無知なままであるのに気づいていない。古代エジプト人は、現代人よりも遥かに賢いので、愚かな現代人が、墓場と思うように、わざわざ二重の意味で、目隠したといえるかもしれない。

だから、現代人が唯物論を捨てられない限りは、地球は滅亡へと突き進んでいくだろう。現に国に分かれて、土地の奪い合いをして、核兵器などで互いに恫喝し合っているわけで、馬鹿につける薬はないとは、まさしく現代人のことである。それだけ、火星から転生してきた無知な人類が多いといえるかもしれない。

現代人が、唯物論による物質科学を捨てられないのは、金持ちが、おカネを捨てられないのと同じで、どちらも、死後に地獄に堕ちていくだろう。キリストが、金持ちは天国にはいけないと断言しているのは、カネという唯物論に洗脳されているからである。そして、天国は、物質では表現できない世界だからである。

現代人のほとんどが、カネを必要としているが、それはカネに依存した物質的な生活をしているからで、カネにより、本来、自分でやるべきこと、物質をつくりかえる仕事を他者にやってもらい、省略しているからである。カネを使って、自分のやるべきことを代わりにやってもらっているにすぎない。それが続くと、自分のやるべきことを段々とやらなくなっていくので、退化してしまうわけなんである。

人間には自由が与えられているのに、その自由を有効に使わずに、カネを与えて、他の誰かを束縛し、代わりにやってもらっているわけで、だから金持ちになるにつれ、何もできなくなっていくわけである。ついには、おカネをあげるから、代わりに小便してくれとか、言い出すようになってしまい、脳が自分であるべき行為を自分で判断できなくなって、周りに流されるようになり、統合失調症などになっていくだろう。



確かに、カネは物質界の血液となっているが、それはカネに対して、信用が成立しているからで、この信用がなくなると、貸したカネが返らなくなるなどの、破綻が起こるわけである。だから、カネよりも、信用が重要で、信用を突き詰めていけば、心のつながりであるのに気づくはずである。

カネといっても、結局は、心のつながりに帰するわけで、安心してカネが使えるのは、心のつながりを基盤とする秩序がつくられているからである。心のつながりによる秩序とは、モラルなのである。

アダムスミスが国富論で説いた、神の見えざる手とは、本当は、この心のつながりによる秩序形成のことで、モラルのことなんである。端的にいえば、信用第一ということなんである。

見えざる手 - Wikipedia


神を信じる者は、モラルに沿った秩序を自らでつくれるので、信用が与えられ、救われるのである。信用が増すほど、秩序がつくられていくが、逆に信用を失うほど、何をやっても無秩序になるだけである。巷のいまの政治家をみればわかるだろう。

古代エジプト人は、現代人よりも遥かに賢く、宇宙の事をよく知っていたが、それに負けず劣らずに、古代ギリシア人も、現代人よりも遥かに賢かったのは、健全な精神には、健全な肉体が宿るのがわかっていたことでわかる。

古代ギリシアが、病気に罹ったとしたら、それは貴方の考えがよくないからだと言うだろう。現代人は、唯物論に洗脳されているから、病人に対して、その病気は貴方の考えがよくないからだといえば、コンプラ違反といわれかねないかもしれない。唯物論的にいうなら、貴方の生活態度がよくないというべきかもしれない。

人智学的栄養学からもわかるが、例えば、アルコールや煙草が、人体に有害な作用を及ぼすのが、現代科学でもある程度わかっているが、それらが一時の快楽をもたらすので、自分には大丈夫だと自分勝手に特別視し、判断しているわけで、この判断が、その人の考えから生まれているわけで、その考えの誤りに気づいていないか、無視しているわけである。

では、なぜアルコールや煙草が人体に有害なのか、といえば、これまでも何遍も人智学的栄養学から紹介しているが、人体には余分なものだからである。人体に余分なものを摂取すれば、自分が本来やるべきことをやらずに、手抜きできるから、それだけ楽になるわけで、つまり、カネで代わりに誰かにやってもらうのと同じなんである。

余分ができた分を、他の働きに使えばいいが、楽した分を苦しみたくないわけで、それが習慣になってしまえば、段々と働かなくなってしまうわけで、そのうち、その働きに関わる筋肉や神経が衰えていくわけなんである。この堕落腐敗の原理は、巷の堕落腐敗の政治家の裏金問題と全く似ているといえるだろう。

その証拠に、昭和と比べて、令和の政治が遥かに低レベルになっているのがわかるわけなんである。同じような汚職問題を何度も起こしているわけで、正に馬鹿につける薬はないわけで、このままいけば、政治家は皆落第で地獄に堕ちていくだろう。

人間にはカネなんかよりも、宇宙から、自由が与えられているのである。この自由は、モラルに沿って、無秩序から、秩序をつくりあげる神に勝るとも劣らない創造力である。心のつながりから、信用や信頼を、秩序により構築していくのが、天国に昇天する叡智なんである。



自分が為すべきことを為さないと、不安に襲われるだけである。その証拠に、おカネを貯めるほど、不安が増してくるわけで、それは信用のないカネを貯めているだけにすぎない。カネを貯めるほど、不安に襲われ、次第に病気がちになっていくだろう。

健全な精神をつくるために、シュタイナーの人智学的宇宙進化学を紹介する。

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 人智学徒が呼ぶ、「土星」での熱(火)の要素とは、トローネによる供儀で生じる煙であり、時間である。「土星」は熱(火)の状態だった、と述べ、この表現で、土星の存在を記述してきた。というのも、現在、周囲にある全要素の中で、古い「土星」にも存在していた要素の、熱(火)だけが認められるからである。

 熱(火)は「意志の霊」がケルビム(調和の霊)に捧げた犠牲から生じた。この出来事から、火をどのように考えるべきかを示す。この、土星の火を見たり、熱を感じたりする場合、当然だが、現代人の日常の習慣から、火や熱を、物質的に考えるべきではない。



 著書「神秘学概論」では、読者の反感を刺激しないように、古土星の外的な状態だけを述べたが、それでも、反感をかってしまった。現代の科学的文脈の中でしか考えられない現代人には、全くのナンセンスと見なすだろう。もし、実際に、次の事が、何を意味するのか、考えてみるべきである。

・古土星は、隠れた最奥の、根底に、「意志の霊」(トローネ)がいて、自身を、ケルビム(調和の霊)に捧げた。

・「意志の霊」トローネのケルビム(調和の霊)への供儀により生じた煙から、時間が生まれた。

・時間が誕生し、アルカイ(アルヒャイ)の「時間の霊」がもたらされた。

・人間が感じる熱は「意志の霊」による供儀の外見(物質)的な表現で、その反映である。

・したがって、外見(物質)的な熱は幻想(マーヤ)である。もし、真実を語るなら、熱が顕現する裏には、実際、ケルビム=調和の霊に捧げられるトローネの供儀がある、と言う必要がある。

 イマジネーションの霊視力を獲得する修行は、薔薇十字的秘儀参入の第2段階に当たる(この事は「いかにして超感覚的な認識を獲得するか」やその他の著書でも触れている)。人智学徒は、宇宙についての秩序だったイメージから、イマジネーション(霊視)を獲得しなければならない。そのようにして、思考を霊的なイメージに染められたイマジネーション(霊視)へと変容できる。

 この出来事は物語風に書き換えられる。トローネ「意志の霊」は完全な献身でケルビム(調和の霊)の前に跪くが、卑しい感情からではなく、尊敬の念から犠牲の意識が生じる。

 強さと勇気に基づき、喜んで供儀を捧げようとするトローネたちはケルビム(調和の霊)の前に跪き、その捧げものを差し出す。トローネたちは、その供儀を泡立つ熱、燃え上がる熱として送り出したため、供儀の炎から立ち上る煙は、翼をもったケルビム(調和の霊)に向けて燃え上がる! 

 人智学徒は、このような物語で、現実を描写できる。そして、この供儀から生じるのが時間で、それはまるで、人間が、空気中に発した言葉のように、時間が「存在」し、この一連の供犠全体から、「時の霊」アルカイ(アルヒャイ)が現れる。





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Last updated  2024年01月25日 16時24分34秒
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