シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2024年07月19日
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カテゴリ: 神秘体験空間
寝たきり介護の父親がいよいよこの世界を旅立っていく日がきたので、喪主として巷の簡素な葬式をすることになったので、その巷の煩わしい手続きのために、あの世へのパスポートの発行というか、色々な雑事のために、ブログの更新が滞りがちになるのでお許しくだされ。葬式一つをとっても、日本の文化は非常に遅れているようにみえるのは、私だけかもしれない。

幸福の国ブータンでは、もはや墓など存在しないというし、だからこそ、霊能者でもない如何わしい生臭坊主に、大金を吹っ掛けられ、時代遅れの訳のわからない念仏を唱えるのに、大金を払ったりして、詐欺メールまがいの地獄堕ちの連中の罠にハマることなどは、幸福の国では、ないのかもしれない。

ツァツァ お墓のない国ブータン  tsatsa-a mini stupa | ヤクランド (yakland.jp)

人智学からもわかるように、葬式というのは、当人の霊魂に、亡くなった事を教える、一種のカウンセルである。死の概念は、生前の生き方や、信仰した宗教に依存し、いわば洗脳されているので、例えば、祖先の供養などで、死の儀式を執り行った記憶、墓参りから連想して、今度は自分がその番になったのだな、とわからせるために、行うわけなんである。だから、生前に信仰していた宗教が、死をわからせる一種のコミュニケーションツールになるわけなんである。

霊能者が執り行うのが適格だが、霊能者には限りがあるし、また当の霊魂の死の概念に対する執着心が高い場合は、死を、死と捉えないために、何をいおうが無駄な場合もあり、自らで死を悟らない限りは、成仏はできないわけなんである。いずれにしろ、当の霊魂に、あなたは死んだのだよと、自覚させるために、浮遊霊や地縛霊にならないために、必要なものといえるだろう。

確かに葬式は不可欠なのだが、金銭をかければ成仏できるというものではないのは、自らで死を悟るかどうかは、当の霊魂の生前の死の概念によるからである。しかし、この国では、葬式に金銭をかけすぎているのは、それだけ生臭坊主が多い、ということがわかるかもしれない。

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上の記事でも、「日本の葬儀費用は世界一高い 葬儀費用の全国平均は、208万円(2020年)で、これは世界一高いと言われている。韓国は37万円、アメリカは44万円、イギリスは12万円というから、日本とはケタがちがう。葬儀のために貯金をしている人もいるだろう。」とあるが、これもまた、現世の唯物的価値観から判断している記事なので、霊魂に死を自覚させることを忘れて、論点が外れている。

カネをかけて葬式をした挙句に、死を悟れずに、地獄に堕ちては元も子もないわけなんである。というよりもはじめは皆が欲界という地獄に堕ちるから、本当は、地獄から抜け出すために、本人への自覚を促すために、この世からの見送り作業といえるかもしれない。

重要なのは、生前に葬式を行い、先祖を供養した経験があるかどうかにある。勿論、金額の問題ではないのはいうまでもない。死者を送った経験があれば、送った死者があの世からやってきて、見送ってくれてありがとう、と今度は自分が送られる番だったのか、と悟る機会が得られるからである。だから喪主になるほど、死を悟る機会が得られるといえるかもしれない。坊主がお経を唱えるのも、その経験が多いだけにすぎないし、外科医の術数と同じようなもんである。

さて、墓についてだが、地獄の沙汰も金次第という諺があるが、この諺も現代では曲解されているが、ある坊さんが、生前金持ちだった霊魂が金銭の施しが足りなかったので、このままでは地獄に堕ちてしまうので、慌てて、遺産をみんなのためにばら蒔いたという逸話から生まれたものである。つまり、金銭は墓場までもっていけない、という意味なんである。



霊魂は天国に還り、肉体は地球の自然に還るのが、なにより死者に死を自覚させるもの、といえるだろう。キリストは、金銭のコインをみて、カエサルのモノはカエサルに返せ、と言ったように、金銭は、この世のものなので、この世に返せといったわけで、肉体や物質的なものはすべて、あの世にはもっていけないので、それを持ち込もうとすると地獄に堕ちるので、皆の為に、集会場となる、お墓でも立てて、霊魂の裸一貫になりなさい、という意味に、神秘学から解き明かされる。

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多種多様な生き方があるように、多種多様な死に方があるわけである。しかしそれはあくまで、この世での個人としての死にすぎない。人間は皆、霊魂として、永遠に生き続ける。





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Last updated  2024年07月19日 20時57分25秒
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