シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

2025年02月13日
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カテゴリ: 神秘体験空間
人工知能AIには半導体が必須で、電気の電子が流れる電気エネルギーが必要で、つまり、発電しないと、現代社会が成り立たないように、人体には、生命エネルギーが必要で、現代医学でも、生命エネルギーが、細胞内での、ミトコンドリアの共生にあるのがわかってきた。

ミトは、糸の意味で、コンドリアは、粒子の意味をもつらしいから、糸を、波の振動の弦の波動とするなら、ミトコンドリアは、量子力学の調和振動子に、似たものと解釈できる。現代医学では、生命エネルギーを担うミトコンドリアをいかに操作するかが次のテーマとなってきているが、神智学による古代ヨガでは既に、ミトコンドリアが、宇宙を流れるエーテルの波動のプラーナの受信装置なのを、解き明かしている。

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プラーナ - Wikipedia


古代ヨガは、このプラーナをいかに操作するか、飼い馴らすかが、奥義で、プラーナヤーマと呼んでいる。日本語でいう調気法、呼吸法で、この呼吸法を知らずに、ヨガを語るのは無意味で、電気のないAIや、ミトコンドリアの無い細胞と同じなのである。というのも、生命体は、宇宙を流れるエーテルのプラーナにより生きているからである。

プラーナーヤーマ - Wikipedia


現代社会でも光通信で、情報や知識を送信しているが、宇宙を流れるエーテルは、光であり、生命体に叡智を送信する生命エネルギーなのである。シュタイナーは、エーテルを四つに大別している。熱、光、化学、生命である。これらは、アリストテレスの四大霊にも譬えられる。火、風、水、土である。これら4つのエネルギーをいかに受信できるか、音楽的にいえば、その調律法、呼吸でいえば、調気法、呼吸法、演劇でいえば、会話のリズムや間が肝要なのである。だから、密教では、ヨガをマントラムとも呼ぶ。

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例えば、クラシック音楽と、ジャズ音楽の違いは、リズムを指揮者が誘導するか、ドラムやシンバルなどのリズム隊が誘導するか、の違いがあるが、呼吸法は、リズムにより、エネルギーを効率的に取り入れるかどうかで、音楽なら、メロディーとハーモニーに関わってくるわけなんである。

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とどのつまり、ヨガは呼吸法を抜きにして語れないもので、呼吸法を自律的に編み出せないと、絵に描いた餅なんである。呼吸法は、各自の肉体が異なっているように、それにあわせて、リズムも異なるわけで、他人のマネをしても意味がないわけで、特に西洋人は筋骨隆々の肉体をもち、東洋人は華奢だが繊細な肉体をもつので、肉体によって呼吸法も異なるので、同じアサーナ行法をしても、無意味なんである。東洋人が西洋人のマネをしてもダメで、その逆もダメなんである。

しかるに、現代のヨガでは、違う肉体なのに、同じポーズをするわけだから、単なる肉体だけの柔軟体操でしかないわけなんである。とても、古代ヨガの奥義どころではなく、現代の筋肉馬鹿にならざるを得ないわけなんである。だから、心身共に清浄が求められる古代ヨガとは似ても似つかないニセモノになるわけなんである。

さて、ヨガの話に限らず、巷ではコスパが良いとか悪いとか、何かと金銭の経済絡みの話が多いが、自給自足ができない人間は、社会的信用の代替ツールの、金銭の経済依存生活、つまり物質界から逃れられない宿命にある、といえるかもしれない。いかにコスパの良い生活をみつけるかが、現代社会の幸福かもしれない。

しかし、それでは、いつまで経っても、物質界への輪廻転生の束縛の鎖の輪につながれて、ノックアウトヒューマンを続けるしかなく、前回紹介したレインボーマンなどの日本の禅に隠されたヨガの奥義に達することは不可能だろう。

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食欲と性欲を戒めるのが最も難儀なわけだから、特に若いときは、経験も未熟で、血気盛んなので、病気に罹ったり、事故に遭遇したりして初めて気づくわけで、物質界はそのための修行といえるかもしれない。とにかく節度を心掛けたバランスの良い生活が、健康にもよく、幸福に生きる秘訣なのである。自分にあった適度なバランスの良い生活をみつけ、整えることが、ヨガの基本姿勢なのである。

これらの物質界での修行は、端的にいえば、「自分にしてもらいたくない事は他人にするな」ということで、自他の分け隔てなく、思いやりをもって行動することである。以前、地獄に堕ちる人の特徴を、スウェーデンボルグから紹介したが、それは次のようなものだった。

他人を支配するのが好き
他人の嘆きを見て喜ぶ
自分が喜べればよい
他人を欺き自分の欲望を遂げる

これらをまとめるなら、詐欺師のような性格といえるだろう。このような詐欺的な性格が少しでもあると、自分のなかの闇となって、神の光を失うので、この物質界で、それを洗い流すために、生まれてくるわけなんである。人間の自我は神から与えられたもので、本来は無限大の自由をもつのだから、物質界はそれを確認する手段なのである。とにかく、神様は、自分のなかの自我を通して、主として見守っていることが、ヨガの神髄なのである。

さて、巷に溢れるヨガのほとんどは、古代ヨガでいうところの、アサナ行法を現代風にアレンジしたもので、ほとんどがニセモノであるのは、何らかの利潤追求行為をしている点からも明らかである。何度も紹介してきたが、神秘学では、利己心、承認欲、虚栄心や名誉欲というのを戒めている。物質界の中で右往左往しているうちは、行法の堂々巡りをするだけで、コスパが良い生活を探すのと同じである。

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我々地上人は、自給自足できなければ、コスパの良い生活を求めて、社会的信用の代替となる貨幣を、食料などの、肉体の欲求に見合うように、社会に奉仕して、稼がないと物質界では生きていけないわけだが、この貨幣と食料の交換を単純化すれば、経済的な呼吸といえるかもしれない。

つまり、肉体維持の生存欲に見合う社会奉仕をしなければならず、それは、必要な酸素を吸い、人体の炭素を熱で加工し、不必要な二酸化炭素を吐き出す、呼吸の、物質経済での、呼吸といえ、吸気が、貨幣、もしくは投資で、正しい行動をして、社会のコスパを良くする呼気が、社会奉仕といえるかもしれない。

だから、現代社会を、古代ヨガで読み解くならば、貨幣や投資と社会奉仕の、コスパの良い生活を考える、物質経済の呼吸法から、アダムスミスの神のみえざる手の市場原理を、アサーナ行法として、持つ者と持たざる者とを分離しつつある格差社会の垣根を取り払い、所有から共有へと、一つに収束させるために、物質社会を、バランス良く解釈しないといけない。

見えざる手 - Wikipedia




つまり、呼吸とは、エネルギーを取り込んで、一体となる行法なのである。古代ヨガが目指したのは、神我一体の境地である。だから、宇宙を流れる神の息吹であるエーテルのプラーナを、いかに呼吸によって取り入れるかにある。面白いのは、日本の漫画やアニメなどに、その影響がみられる。

以前も紹介したが、ドラゴンボールの、7つの球は、人体の7つのチャクラを意味している。7つのドラゴンボールを集めると、願いが叶う、というのは、古代ヨガの神我一体のクンダリーニの奥義を意味している。




ドラゴンボール ( 架空の道具 ) - Wikipedia

クンダリニー - Wikipedia




このクンダリーニの絵から、以前紹介した、以下の二匹の蛇使いの絵の意味が読み解けるだろう。蛇使いは、脊柱尾骶骨下に眠っている三行半の、クンダリーニの蛇を目覚めさせるために、マントラムを笛で吹いているのである。左右二匹の蛇は、月光の陰の蛇と、太陽光の陽の蛇である。2匹の蛇を巧みに誘導し、中央の1匹の蛇にする、この笛吹き法が、呼吸法を模したものなのがわかるだろう。



7つのチャクラは、7つの音でもある。神智学が解き明かしたヨガの奥義によれば、1から8までの数字を何度も発音することで、各自で異なる人体の鼓動のリズムを知る方法なのである。各自で異なる鼓動のリズム、つまり心音に合わせて、リラックスしながら、呼吸を調律するのが、クンダリーニを目覚めさせる奥義なのである。クンダリーニのクンダという言葉が、螺旋の意味をもち、渦からきているのがわかるだろう。日本の地名には、ヨガにちなんだ名称がある。ヨガは用賀だし、カンダは神田となっている。イダは、飯田で、ピンガラは、ぴんから兄弟なんて歌手もいたな。ピンからキリまで、このようなヨガの渦の話から、天体の軌道や、DNAの右巻き螺旋などが連想できるだろう。

「ピンからキリまで」の「ピン」と「キリ」って何?【知って得する日本語ウンチク塾】 | HugKum(はぐくむ)

さて、興味深いことに、少し前に巷に流行ったアニメの鬼滅の刃では、水の呼吸という技があった。水の呼吸を、古代ヨガの奥義で読み解くと、陰の月光の、水の呼吸なのがわかる。水なので、右かと思いきや、人体では、頭部と下半身の腹部では逆になるので、左の呼吸となり、ヨガではイダの呼吸と呼ばれる。

鬼滅の刃 - Wikipedia



片鼻呼吸法 | ChIsato

スシュムナにエネルギーが流れた時に本当の人生が始まる! ( インドヨガ呼吸留学 3 回目を終えて ) | インドサンタナ





このヨガの呼吸法からの、五行は、陰陽五行説として、現代でも陰陽師によって、暦となっているのは、日本ではお馴染みである。つまり、クンダリーニとは、上に紹介した陰陽太極図のように、月光の水の呼吸と、ピンガラと呼ばれる太陽光の火の呼吸とを、合わせて、スシュムナと呼ばれる、プラーナエネルギーの渦のクンダリーニを、人体内にバランスよくつくることなのである。

神智学が解き明かした、古代ヨガによれば、人体は、酸素を必要とするだけでなく、生命エネルギーのプラーナを必要とするので、酸素だけ取り入れても、肉体だけを活性化させるだけにすぎないので、片手落ちなのである。とどのつまり、酸素だけを取り入れているのではなく、酸素は、プラーナの副産物でしかないわけなんである。

だから、通常の呼吸法だけでは、肉体を若返らせることはできずに、プラーナをいかに効率よく人体の隅々までに行き渡らせるか、のヨガの呼吸法というのが編み出されたわけで、このヨガの呼吸法により、神我一体の境地にまで達すれば、生きながらにして仏になれるわけで、不死鳥と呼んで、二度とこの世に転生しなくてもよいマスターになれるわけなんである。それにはまず、以前にも紹介した、二重呼吸法をマスターしないといけないわけで、この呼吸法を簡単にいえば、左右の鼻の孔を開いて同時に呼吸することなのである。

この二重呼吸法の習得がなかなか困難で、というのも、人間には肉体の操作性から、利き腕というのがあり、左右のバランスが偏っているからである。現に心臓は左寄りになっているわけで、物質的に安定させるには、左に重心を置いた方が、バランスがとれるからである。逆に動作を起こすなら、右に重心を移した方がバランスをとりやすいので、右利きが多い。安定をとるなら左で、運動をとるなら右というわけなんである。

一般的に知られている呼吸は、上位呼吸、中位呼吸、下位呼吸の3つにわけられ、上位呼吸は、横隔膜を拡げない肺上部だけの呼吸、中位呼吸は、横隔膜を拡げ、肺下部にも至る呼吸、そして、下位呼吸は、日本では腹式呼吸とか、丹田呼吸法とか、呼ばれているが、最も空気を取り込む呼吸といえる。これらの呼吸の盲点は、自我の個性を考慮に入れていないところにあり、なによりも、大気中のプラーナの流れを全く無視しているところにある。

丹田呼吸法


異なる場所で同じ呼吸をしても、また同じ場所で時間が異なれば、同じ呼吸をしても、人体への作用が違うのは、論理的にもわかるはずである。丹田呼吸がいいからといって、単純な例をだせば、近くで煙草を吸っている人がいれば、ニコチンや一酸化炭素を血中に撒き散らして、受動喫煙してしまうわけなんである。また水中では鰓でもない限りは、丹田呼吸法など不可能だろう。

だから、ヨガの呼吸法といっても、それは多種多様の状況や環境に合わせて行わないと、丹田呼吸法で、受動喫煙をしてしまうように、かえって有害になるだけなんである。逆にいえば、ウイルスに感染しにくいようにマスクをするのは、上位呼吸を上手く活用する例ともいえる。だから、ヨガの呼吸法をするには、心身共に清浄な環境が求められるわけなんである。低俗な考えをもっていると、それに毒されてしまい、朱に交われば赤くなる、わけなんである。だから、ヨガの呼吸で、自分だけ得をしようとする浅ましい考えでは、クンダリーニの目覚めどころか、クンダリーニ症候群に陥ってしまうわけなんである。

クンダリーニ症候群とは?症状・原因・治し方を解説します。 | ここからリンク

多種多様なアサーナ行法があるように、人間の自我は、個人的な自由意志をもち、各輪廻転生が異なるので、人生の課題も多種多様で、心臓や、その鼓動も個人に特有なので、まず、自分の肉体を知ることが肝要なのである。自分が、鼓動に合わせて、1分間にどれぐらい呼吸するのか、現代人は、呼吸が浅いので、大体18回といわれているが、鼓動が安定してくると、呼吸も少なくなっていくらしい。ヨガの達人になると、一時間に、一回すればいいくらい、ゆっくりと深い呼吸が可能になるともいわれている。

とにかく、呼吸には、左右のバランスが重要で、火の呼吸と、水の呼吸のバランスが重要で、そのバランスが心身共に清浄で、安定的であると、蛇のクンダリーニの呼吸が、スシュムナの中央の脊柱管から、松果体を通じて、7つのチャクラを開眼させて、頭頂部において、神我一体の、不死鳥の昇天へと至るといわれている。東洋では、この状態を仏像で表し、第三の目をもつ、髪の毛のない頭頂部が眩い天使の輪の冠を被ったような光り輝く存在とみなされている。下の仏像は物質的だが、エーテル的に、光輝く存在で、とらえるべきである。まぶしすぎて、常人には、UFOのような、火の玉か、プラズマの光の存在としてしかみえないだろうが。





いずれにしても呼吸法を語らずしてヨガを語るなかれ





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Last updated  2025年02月13日 19時09分16秒
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