後藤英彦の作文教室

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ごっちゃん815

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May 26, 2005
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77.恋の味は? 結婚の味は?――偉人のレトリックに学ぼう



「恋は盲目」と言います。「盲目」というたった二文字のレトリックをもって、恋の本質をズバリ言い当てています。シェークスピアの先輩であるチョーサーの、シンプルにして的を射た技の冴えです。

盲目ならば何もみえません。万一みえるものがあったとしても、恋する相手の長所以外はその視野に入ってこないでしょう。「ドン・キホーテ」を書いたセルバンテスのレトリックはこうです。

恋は不思議なめがねをかけている。銅を黄金に、貧しさを豊かさにかえて見せるようなめがねをかけている。

曇りめがねのまま、結婚へ向かって突入するのかしないのか。「エセー」のモンテーニュは「結婚は鳥籠のようなものだ。外にいる鳥たちは中に入ろうとし、中にいる鳥たちは出ようともがく」と観察しています。

この項の話題と直接関係はないのですが、レトリック嫌いを自称したモンテーニュは一行で一冊の本に値するようなレトリックをものしています。それはこうです。

法王ボニファキオ八世は狐のようにその地位につき、獅子のようにその職務を行い、犬のように死んだという(佐藤信夫著「レトリック感覚」)。

まるでハリウッド映画の活劇をみるような迫力です。結婚の話題に戻りましょう。皮肉屋のバーナード・ショウはこう言います。

できるだけ早く結婚することは女のビジネスであり、できるだけ結婚しないでいるのは男のビジネスである。



こちらはギリシア哲学の祖、ソクラテスの言葉です。二つのことを提示しておいてその両方を否定するというレトリックです。

妻クサンチッペとの間に三人のこどもがいたようです。稼業は石工。終日街頭へ出て青年たちと哲学を語り合うことに熱中していました。家庭も妻もほったらかし、むろんやりくりはすべて妻任せ。

亡父が残した財産のあるうちはそれでもよかったのですが、蓄えが底をつくと妻との間で何かといさかいが生じます。彼女にとって、ソクラテスは能なし亭主以外の何者でもなかったでしょう。後世、悪妻の代名詞のように言われるクサンチッペですが、公平にみてちょっと気の毒な気がします。

人々は大てい無我夢中に急いで結婚するので、その結果、一生涯悔いを残す(モリエール)。ソクラテスもおそらくこの口で、理屈で人を打ち負かすことはできても自分を自分で打ち負かすことができなかったのでしょう。

「金銭のために結婚する人よりも悪いものはなく、恋愛のために結婚する人よりも愚かなものはない」。風刺詩と鋭い批評で知られるサミュエル・ジョンソンのレトリックです。ならばどうするのか。作家のチェホフは「あなたがもし孤独を恐れるならば、結婚すべきではない」と微妙なレトリックをつぶやきます。

人間は霊長類のトップの座を誇っていますが、サルからホモサピエンスへ進化してもやることは同じです。恋愛は発情の婉曲語法であり、結婚は異性の独占にほかなりません。偉そうなことを言えば、こういうことになりませんか?つまり――。

あなたがそこそこの俗物ならば結婚してもいいが、ソクラテスの徒の仲間なら結婚はきっと「失望の住みか」となりましょう。しかし構わず結婚してしまえば仕方がない、聖職者、トーマス・フラーのレトリックをバイブルとして仰ぐしかないでしょう。

結婚まえには両眼を大きく開いてみよ。結婚してからは片眼を閉じよ。

これで駄目ならあなたの片眼のつぶり方に問題があると思うべきです。等身大の鏡におのれを映してみれば、寛容を欠く自分というものを認識できるでしょう。しっかり、きちんと、片眼をつぶってください。





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Last updated  June 1, 2005 10:53:28 PM
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??????@ ?????? 何?何?何?何?
哀歌@ すご~い なんてスバラし~んでしょうll
どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…

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