田中 芳樹
さんの YA文庫
です。 ヴィクトリア朝怪奇冒険譚シリーズ
の 第一弾
で、 「髑髏城の花嫁」「水晶宮の死神」
と続きます。
1907年 、 81歳 になった エドモント・ニーダム は、 67歳 になる 姪 の メープル に勧められて、 50年前に遭遇した不思議な事件 について筆をとる。 そうあれは、 1857年6月の事・・・
スコットランド地方 の沖、 月蝕島 の近くで 氷山 に 閉じ込められた 帆船 が現れた事から始まる。 その前年、 クリミア戦争 から帰ってきた 私 は姪の メープル と共に ミューザー良書倶楽部 の社員として職を得る。 ある日、 大物作家 ディケンズ と アンデルセン の 世話 を頼まれる。担当が怪我をしたためだが、 おもり役 として メープルも一緒 だった・・・ おもりの相手はディケンズの10人ほどいる 子どもではなくて 、 アンデルセン先生だと着いてすぐに気づくが。
大物作家 は 7月1日 にはスコットランドの アバディーン にいて、 フォックス号 の出航を見送りたいと言うので、 早速 旅の手配をするが、着いた先で 財布を落とした アンデルセン が 切り紙細工の大道芸人 に変貌したり、 ケブラー内親王事件のメアリー・ベイカー に出会ったりと 色々 大変 。 おまけに 月蝕島 の 領主 ゴードン大佐 と揉め事まで起こして・・・ そうこうするうちに、「 北方通信 」の マクミラン記者 に そそのかされる ような形で 月蝕島へと向かう事となったが・・・
面白かったですー! おまけに、相変わらずとても 詳しく 調べておられて、この時代のちょっとした 歴史本 です!!一気に1850年ごろの イギリス通 になれます。 関係年表や、周辺地図も載っており、もちろん参考資料の量も半端じゃぁありません! アンデルセン 先生がよかったですねぇ。 ニーダム 君もさすがクリミア戦争の生き残りだけあってやるときゃやるし、その姪の メープル ちゃんもさすが!! 次巻が楽しみ!!
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